ヒーローは爆発だ2020

礼二えもん

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ヒーローの書

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エスパー魔美のパパが人気画家の絵に対して「僕は決して自分の絵が彼より劣ってるとは思わないが世間の評価では圧倒的にあっちのほうが上だね」と言うシーンがある。これは創作者として燃えていた2008年から2011年にかけて読みながら、僕もパパのようにあろうと思ったセリフだ。だが正直言って当時は自分でも自分が書くものがいいとは思えてなかった。なのでパパの境地に行けたとは思えないものの作家になりたいという夢だけで突っ走っていた。パパの境地にたどりつけたと思ったのは今から4年近く前の2016年春だ。それは岡本太郎の本を読み彼のようであろうと思い、そして彼を目指してヒーロー文を書いた瞬間だ。ヒーロー文が書かれたヒーローの書全体としては前半はまあまあぐらいなのだが、岡本太郎・種田山頭火への想いが書かれた後半は完全にヒーローを爆発させることができた。それに続いて同年の初夏あたりにかけて書かれたブログも個人的なしょうもない文もあるが、太郎・山頭火への想いが書かれた時、ヒーローが拓けている。ヒーローへの想いが書かれた時、僕は司馬遼太郎、早乙女貢、本田透、一坂太郎、大槻ケンヂ、火坂雅志など遠く及ばないと思っていた作家を超え、岡本太郎、種田山頭火、藤本箕山、平賀源内、尾崎放哉、ギデオン・マンテルなどのヒーローたちに匹敵する文が書けるようになったのだ。そして恋へのロマンについて書いたエッセイで人生初の公式コンテスト入賞を果たした。ヒーローへの夢は僕の心において目指すべきところへ到達させ、恋への憧れにおいて認められ始めた。だが時すでに遅し。2011年以前の状態が続けば、人から認められにくいヒーローの書より恋へのロマンを書くことで遅くとも10年あれば作家になれただろう。父が早死にして祖母と2人暮らしなら祖母もまだ存命で作家への夢に専念できていた。今は金に追われて創作活動に専念できない。こういう状態では認められること狙いの恋の文を書くよりヒーローの文を書くことを望む。
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