ヒーローは爆発だ2020

礼二えもん

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まんが道から岡本太郎・ゴッホへ

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20年前に観ていた大河ドラマの元禄繚乱の映像を観たので放送当時の99年に心だけでももどろうと思って当時の本を集めてみた。平賀源内解国新書、桜通信、ガンバフライハイ…当時でも平賀源内に興味を持った歴史もありえるかと思って、一昨年に入手した源内の研究本も手にとった。実際には作家になることに焦る若い僕は、まんが道を読みこんでいた。藤子不二雄のような成功を何としても手にしたかったのだ。だがそんなにうまくはいかなかった。結局僕は大学からも家からも飛び出すことができず基本的にはそれまでと同じように現実世界では周りに流されるまま、自分にできる抵抗として自分の世界にとじこもるということを行い続けた。大学へ行けば父の支配から脱出できると考えたのにそれができない絶望感もあっただろう。当時の僕に必要なものは岡本太郎の本だった。今は種田山頭火も必要だが当時はまだ山頭火のような状況に決定的には追いつめられていない。だが、まんが道のようにうまくいかない現実を知りそれを打開する方法がわからないままだった。岡本太郎の当時、出ていた本「自分の中に毒を持て」「今日の芸術」「眼 美しく怒れ」「岡本太郎の眼」の中にはその答えがあった。当時の僕に読ませたいところだ。
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