ヲタクと腐女子の二人旅

水無月 神楽

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一章(番外編)

紅音の想像

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 私は、世銀 紅音(せぎ あかね)中学3年生になっての登校。
 いつも読んでいる、BL小説を片手に歩いていた。
 内容は、異世界系の話で、王と騎士が、イケナイ関係を持つ話。
 異世界転生が実在するなら、行ってみたい。
 そして、どんなBLがあるのか見てみたい。
 登校中によだれを垂らしながら、妄想を膨らましていく。周りの視線は、とうの昔になれた。 
 母の遺伝子を継いだんだなと、しみじみ思う。母は、腐女子ではなく、40代なので、汚超腐人というらしい。そして、私から、また腐女子の子が、生まれ、その子からも生まれて、続いていくと、腐ェニックスとなるらしい。
 クラスでは、ヲタク女子で、貫いている。
 そんなこと考えながら、桜が咲き誇る通学路。鮮やかな桜色は、幻想的な景色だ。
 ふと、足がつり、その場で転んだ。その時だ。ものすごいスピードで、車が走ってきた。足が思うように動かない。
 どん…………。そのまま私は、深く眠りについた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 目が覚めた。
 周りから湯気がたくさん出ていた。
 はっきり見えるようになって、辺りを見回した。
 私が目覚めたのは、旅館とかにある露天風呂の湯の中だった。
 そこには、銀髪の女性と、同じクラスの羅宗がいた。
 幸い羅宗は、タオルを腰に巻いていた。
 …………って、羅宗なんでいるの。

「目が覚めたけど、大丈夫、無理しないでね。」

 銀髪の女性が話しかけてきた。
 そして、異世界に行くか聞かれた。
 頭の回路は、「行く」に直結した。

「行く。」

 そう答えると、スキルとかいう説明をされた。
 そして、羅宗と一緒に異世界に行けと言われた。
 内心いやだったが、嫌だと言ったら連れて行ってもらえそうにない。だから、「一緒に行く」といった。
 目が覚めると緑の深い森の中にいた。





あとがき
 読んで頂きありがとうございます。番外編は、短編となりますので、ご了承ください。
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