魔物好きゲイテイマーの異世界転生記

第2章 成長

鍛練の成果

鐘の音で目を覚ます。外はまだ薄暗く、これから日が上るところだ。

ゴブリンに犯されたあの日から1週間が過ぎた。俺はあれから昼間の仕事と夜の訓練を続けた結果をステータスを開いて確かめる。


名前 :タカシ(Lv5)
職業 :テイマー(Lv3)
HP :1800/1800
MP :700/700
STR :80
VIT :90
DEX :45
INT :60
MEN :40
AGL :35
スキル :
体力増加(Lv5)  精力増加(Lv5)  超回復(Lv5)  超再生(Lv5)  適応(Lv5)  痛覚変換(快)(Lv5)  射精量増加(Lv5)  鑑定(Lv5)  空間魔法(Lv2)  魔物魅了(雄・無)(Lv5)  精液吸収変換(Lv5)  妊娠(Lv5)  剣術(Lv2)  魔力操作(Lv1)  MP回復量上昇(Lv1)  MP上昇(Lv1)
職業スキル :
テイム  感覚共有
感覚共有
魔物の感覚を借りる、自分の感覚を魔物に送ることができる
Lvが上がると1度に共有できる感覚が増える。
現在共有可能な感覚:視覚、嗅覚、味覚(同時共有可能感覚数:2)

制約 :女神との契約

体力増加の効果効果でHPの上がり具合がいい。また、1週間の間に今まで調べてなかった、各スキルの詳細も鑑定で調べておいたところ衝撃の事実が判明した。

体力増加(Lv5)  :
あらゆる面で疲れにくなる。
また、レベルアップ時のHP、VIT上昇値にプラス補正がかかる。

精力増加(Lv5)  :
精力が増加し、性的興奮しやすくなる。
また、性行為後の回復が早くなる。

超回復(Lv5)  :
怪我の治りが早くなる。

超再生(Lv5)  :
欠損等回復不可能な怪我を再生する。

適応(Lv5)  :
身体的、精神的負荷に適応して負荷を0にする。
但し、身体的に構造上不可能な適応はできない。

痛覚変換(快)(Lv5)  :
あらゆる痛み、苦痛を快感に変える。

射精量増加(Lv5)  :
射精時の精液量を増加させる。
増加量はスキルレベル単位で変更可能(現在:Lv1相等)

鑑定(Lv5)  :
詳細を調べることができる。
Lv5ではあらゆるモノを対象に鑑定できる。

空間魔法(Lv2)  :
空間魔法使用時の負担が軽くなり、魔法の効果が上昇する。
使用可能な魔法が明確になる。
使用可能魔法:異空間収納、テレポート(目視できる範囲の短距離転移)

魔物魅了(雄・無)(Lv5)  :
魔物に分類される生物の内、雄及び性別の無い魔物を魅了して、自身に性的興奮を抱かせる。

精液吸収変換(Lv5)  :
消化器官内の精液を吸収して自身のステータスに補正をかける。
補正値と効果時間は精液の持ち主のステータス、及び量に依存する。

妊娠(Lv5)  :
体内の魔物の遺伝子と自身の遺伝子を掛け合わせて妊娠する。
胎児は体内にスキルで作られた擬似空間で成長し、出産時には直腸と繋がり、肛門から出産される。
体内に複数の遺伝子がある場合はそれらを掛け合わせた個体が生まれる神をも恐れぬスキル。

剣術(Lv2)  :
剣の使用時の肉体操作に補正がかかる。

魔力操作(Lv1)  :
魔力操作に補正がかかり、魔法使用時の消費魔力が減少する。

MP回復量上昇(Lv1)  :
MPの自然回復量に補正がかかる。

MP上昇(Lv1):
最大MPに補正がかかる。


ヤバいのは射精量増加と妊娠だ。射精量増加の増加量はいじっていない。つまりLv1相等で2分にもおよぶ量が出るのだ。恐ろしくて最大に設定なんかできない。妊娠に至っては鑑定に神をも恐れぬスキルとか出ている。たたでさえ俺とのハーフが生まれるスキルがさらに他の魔物の要素を加えることができるのだ。

俺は滅多な事ではこのスキルを使用しない事を決めて、一緒のベッドで休んでいるバラムを見て鑑定をかける。バラムも1週間で強くなった。


名前 :バラム
種族 :サキュバススライム(Lv8)
HP :1800
MP :500
STR :90
VIT :180
DEX :130
INT :90
MEN :60
AGL :50
スキル :
酸弾(Lv3)  吸精(Lv3)  産卵(Lv1)  消化(Lv3)  潜り込み(Lv3)  媚薬生成(Lv3)  形状変化(Lv3)  性感帯検知(Lv2)  硬化(Lv1)  物理攻撃耐性(Lv2)  吸引(Lv2)
備考 :タカシの従魔 


スライムとはいえ上位種だからかレベルアップ時のステータスの伸びがよく、VITが250になった。先日、狩りの時に俺がコボルトに棍棒で殴られそうになったのを体を伸ばして庇ってくれた。焦ったがバラムはピンピンしていて、鑑定してみるとHPか1しか減っていなかった。
DEXも高く、形状変化のLvも上がったことで複雑な形状をとれるようになり、今では左手に取り付く時は水色の半透明なままだが手甲にしか見えないほどだ

形状変化は戦闘だけでなく毎晩、バラムのご飯の時にも活躍している。具体的な事はまた今度。

昼間の依頼で稼いだ金で日用品も充実した。着替えに財布、アイテムボックスはあるが、あると便利だと思い、小ぶりなカバンとずだ袋を数枚用意した。

今日からは狩り場も変更する。遂に昨日、ランクがひとつ上がってEランクになったのだ。それに伴ってこの宿に泊まるのも今日で終わりだ。今晩からはもっとましな宿に移るつもりだ。

俺はステータスの確認を終えると部屋の私物をすべてアイテムボックスに入れるとバラムを連れて部屋を出た。