209 / 385
第六章
第209話 食卓を囲んで報告会
しおりを挟む
パトレアのオムライスはケチャップを使わなくてもオレンジ色に染まっているのではないかと思えるほどすり下ろしたニンジンが入っていたが、これがなかなか美味しかった。
長いテーブルにそれらを並べ、席についたオルバート、シェミリザ、パトレア、セトラス、ヘルベールは食事をしながら各々の報告をする。
ほのぼのとした光景に反して飛び交う話題は物騒だった。
「ヨルシャミが目覚めたが逃げられたのか。北の施設の警備は最近手を抜いていたからね、致し方ないだろう。職員は罪に問わなくてもいいよ」
「あー……すみません、処罰済みです。似たケースがあれば参考にしましょう」
久しぶりの食事という行為で徐々に頭がはっきりしてきたセトラスが言う。
オルバートは気分を害した様子もなく「そうか、なら仕方ないね」と頷いた。
「それで、聖女だったか。呼び名は違うけれど、要するに時折現れる救世主でいいのかな?」
「はい、今回は母子での転生を試みたようで、その影響で息子のほうが少し特殊な個体ですね。意図したものかはわかりませんが」
神の考えなど元々わからないが、とでも言いたそうな顔でセトラスは資料をオルバートに渡した。
ヘルベールが解析して纏めたものだ。
それにサッと目を通したオルバートはスプーンを止める。
「ああ、神の遺伝子の割合が多いのか。たしかに今まで例がないね、転生者同士が番ってもこうはならなさそうだな……」
「オルバがさっきまでしてた研究に使えない?」
「転生者での人体実験かい? ……ちょっと勿体ないな、即決はしかねる。それにヨルシャミが起きたなら世界の神との接触にもう一度チャレンジしてみたいね、やはりあちら方面が僕の目的に近い気がするんだ」
席についた者の大半はオルバートの『目的』なるものを明確には知らない。
だが長い間そうだったこともあり、目的の内容を気にする者はいなかった。
「あら残念。それじゃセトラスが書いた数値はそっちで確認できるから、わたしが見たものは口頭で報告しようかしら」
きっと有能な博士が後で書き起こしてくれるし、とシェミリザはセトラスとヘルベールを見て笑みを浮かべる。
そしてスプーンを口元に当てて言った。
「聖女の息子、バイクの召喚主……あの子、魂に酷い傷跡があるわね」
「魂に傷跡?」
「一見してわからないほどに治ってはいるわ。そうね……ヨルシャミでもなかなか気づけないんじゃないかしら」
暗に自分のほうが目が良いことを示しながらシェミリザはオルバートを見る。
「すぐに活かせるわけじゃないけれど、後でなにかに使えない?」
「――そうだね……興味深いし情報として覚えておこうか」
そう頷くオルバートの隣でヘルベールが資料を覗き込んだ。
大きな手のため、他の面子が手に取った時より一回り小さく見える資料には伊織の情報が連なっている。
「この途中で魔力操作と召喚獣への譲渡を会得したらしい、というのはなんだ?」
「見ての通りですよ。その瞬間までてんで駄目だったんです、凄まじいのは魔力の量だけ。それが突然玄人の魔導師のように扱えるようになった。演技してたなら話は別ですけど、あの状況で演技する理由がない」
セトラスは緩慢な動きで水を口に運ぶ。
そろそろ食べるのに疲れてきた、といった様子だった。
「ヨルシャミが外部から操った、という線は?」
「そういう方法もあるけれど、大抵は他人の魔力を内側から引っ張り上げて存在を認識させる……っていう初歩的な訓練にしか使えないわ。あそこまで操れるなら洗脳や乗っ取りに近いけれど、ヨルシャミはその系統の魔法を覚えていなかったはずよ」
実力的には覚えられるだろうが、本人の気質に合わないのだろう。
もしそうなら旅の最中に会得したという線も無さそうね、とシェミリザは綺麗に食べ終えた皿にスプーンを置く。
その後はオルバートの研究結果をシェアし、実験に使用した転生者から得たデータと今回の聖女関連のデータを各々で検証することになった。
肝心の聖女自身のデータはまだ満足に観測できていないため、そのうち再び出向くことになるだろう。
オルバートの熱中していたものが一段落ついた今、ナレッジメカニクスの舵は聖女周辺に向けて切られることになる、と口に出さずとも全員がわかっていた。
これがオルバートの目的に必要な情報なのかはわからない。
しかしヨルシャミの持つ情報は必要だということは明確であり、それを得ようとすれば聖女一行が邪魔をすることも確定しているため、邪魔者の情報を得ておくという方針に反対する者はいなかった。
セトラスはオムライスを半分ほど残した状態でスプーンを置く。
経口摂取で栄養を摂るより、魔石を摂取して延命装置に直接エネルギーを送りたい、と思ってしまうのは長い間そういう『食生活』を中心にしていたからだろう。
長くいる幹部のメンバーはどれもこれも似たような状態だろうとセトラスは思っていたが、見ればヘルベールは完食していた。
元から食の細いセトラスは特に顕著なのだろう。
最後にもう一度水を一口だけ飲んで、セトラスはオルバートを見る。
「あとの細々としたことは映像記録も合わせて改めて転送しておきます」
確認しておくよ、とオルバートはセトラスに答えた。
熱中期が明けた後は様々な報告が舞い込むが、今回は毛色が違う。
確認作業も楽しみながらできるといいな、とそんなことを思いながらオルバートはオムライスを口に運ぶ。
「他になにか気づいたことは?」
なんとなくシェミリザにそう訊ねると、彼女はゆったりとした動きで目を閉じて言った。
「大丈夫、他にはなにもないわ」
***
伊織はようやく冷静になった。
そのおかげ――もしくはそのせいで大真面目に考える。
(……なんで僕、全裸でヨルシャミと同じ毛布に包まって座ってるんだ……!?)
敵から至極重たい話をされた後に起こるシチュエーションではない気がする、と何度も思ったが起こったものは起こったのだ。
あまりにも突然だったため断ることもできなかった。
――そもそも、最初から冷静だったとしても断りはしなかったが。
伊織だって好きな相手から誘われれば嬉しくなるくらいの欲はある。
それに、そう、これは邪な目的から行なっているわけではないのだ。
ふたりでひっついてストーブに当たっていると、ひとりの時よりもよく温まっている気がした。気を抜くとウトウトしてしまいそうだったが、さすがにそれは危ないため気合いで目を開く。
「……ヨルシャミ、ええと……寝ないように 気をつけてな」
「そっちこそ。さっき船を漕いでいたぞ」
「え!? 記憶にないんだけど……!?」
これは思っていたよりも危険かもしれない。
そう感じた伊織は吹雪の中と同じようにヨルシャミと会話をして意識を保つことにした。
「――そういえば良い機会だし聞いておきたいなと思うんだけど……」
「む?」
「僕、ヨルシャミの過去についてはふんわりとしか知らないんだ。ニルヴァーレさんと兄弟弟子って雰囲気だったけど、どの辺に住んでたんだ? この国……ベレリヤの国内?」
ヨルシャミは毛布に顔を埋めながら荷物のほうを見る。
幸いにも伊織とヨルシャミの荷物は壁際に並べられており、声を潜めれば魔石越しにニルヴァーレに聞かれることもなさそうだった。
「……そんなに面白い話にはならんと思うのだが」
「面白いから聞きたいわけじゃないし……あっ! もちろんもしヨルシャミが嫌なら無理強いは――」
いい、話そう、とヨルシャミは頭だけを伊織に向ける。
「その代わりお前の過去の話も聞かせろ、すでに知っていることでもいい」
「すでに知ってるのに?」
きょとんとする伊織にヨルシャミは肩を揺らして笑った。
「私もまた、面白いから聞きたいわけではないということだ」
長いテーブルにそれらを並べ、席についたオルバート、シェミリザ、パトレア、セトラス、ヘルベールは食事をしながら各々の報告をする。
ほのぼのとした光景に反して飛び交う話題は物騒だった。
「ヨルシャミが目覚めたが逃げられたのか。北の施設の警備は最近手を抜いていたからね、致し方ないだろう。職員は罪に問わなくてもいいよ」
「あー……すみません、処罰済みです。似たケースがあれば参考にしましょう」
久しぶりの食事という行為で徐々に頭がはっきりしてきたセトラスが言う。
オルバートは気分を害した様子もなく「そうか、なら仕方ないね」と頷いた。
「それで、聖女だったか。呼び名は違うけれど、要するに時折現れる救世主でいいのかな?」
「はい、今回は母子での転生を試みたようで、その影響で息子のほうが少し特殊な個体ですね。意図したものかはわかりませんが」
神の考えなど元々わからないが、とでも言いたそうな顔でセトラスは資料をオルバートに渡した。
ヘルベールが解析して纏めたものだ。
それにサッと目を通したオルバートはスプーンを止める。
「ああ、神の遺伝子の割合が多いのか。たしかに今まで例がないね、転生者同士が番ってもこうはならなさそうだな……」
「オルバがさっきまでしてた研究に使えない?」
「転生者での人体実験かい? ……ちょっと勿体ないな、即決はしかねる。それにヨルシャミが起きたなら世界の神との接触にもう一度チャレンジしてみたいね、やはりあちら方面が僕の目的に近い気がするんだ」
席についた者の大半はオルバートの『目的』なるものを明確には知らない。
だが長い間そうだったこともあり、目的の内容を気にする者はいなかった。
「あら残念。それじゃセトラスが書いた数値はそっちで確認できるから、わたしが見たものは口頭で報告しようかしら」
きっと有能な博士が後で書き起こしてくれるし、とシェミリザはセトラスとヘルベールを見て笑みを浮かべる。
そしてスプーンを口元に当てて言った。
「聖女の息子、バイクの召喚主……あの子、魂に酷い傷跡があるわね」
「魂に傷跡?」
「一見してわからないほどに治ってはいるわ。そうね……ヨルシャミでもなかなか気づけないんじゃないかしら」
暗に自分のほうが目が良いことを示しながらシェミリザはオルバートを見る。
「すぐに活かせるわけじゃないけれど、後でなにかに使えない?」
「――そうだね……興味深いし情報として覚えておこうか」
そう頷くオルバートの隣でヘルベールが資料を覗き込んだ。
大きな手のため、他の面子が手に取った時より一回り小さく見える資料には伊織の情報が連なっている。
「この途中で魔力操作と召喚獣への譲渡を会得したらしい、というのはなんだ?」
「見ての通りですよ。その瞬間までてんで駄目だったんです、凄まじいのは魔力の量だけ。それが突然玄人の魔導師のように扱えるようになった。演技してたなら話は別ですけど、あの状況で演技する理由がない」
セトラスは緩慢な動きで水を口に運ぶ。
そろそろ食べるのに疲れてきた、といった様子だった。
「ヨルシャミが外部から操った、という線は?」
「そういう方法もあるけれど、大抵は他人の魔力を内側から引っ張り上げて存在を認識させる……っていう初歩的な訓練にしか使えないわ。あそこまで操れるなら洗脳や乗っ取りに近いけれど、ヨルシャミはその系統の魔法を覚えていなかったはずよ」
実力的には覚えられるだろうが、本人の気質に合わないのだろう。
もしそうなら旅の最中に会得したという線も無さそうね、とシェミリザは綺麗に食べ終えた皿にスプーンを置く。
その後はオルバートの研究結果をシェアし、実験に使用した転生者から得たデータと今回の聖女関連のデータを各々で検証することになった。
肝心の聖女自身のデータはまだ満足に観測できていないため、そのうち再び出向くことになるだろう。
オルバートの熱中していたものが一段落ついた今、ナレッジメカニクスの舵は聖女周辺に向けて切られることになる、と口に出さずとも全員がわかっていた。
これがオルバートの目的に必要な情報なのかはわからない。
しかしヨルシャミの持つ情報は必要だということは明確であり、それを得ようとすれば聖女一行が邪魔をすることも確定しているため、邪魔者の情報を得ておくという方針に反対する者はいなかった。
セトラスはオムライスを半分ほど残した状態でスプーンを置く。
経口摂取で栄養を摂るより、魔石を摂取して延命装置に直接エネルギーを送りたい、と思ってしまうのは長い間そういう『食生活』を中心にしていたからだろう。
長くいる幹部のメンバーはどれもこれも似たような状態だろうとセトラスは思っていたが、見ればヘルベールは完食していた。
元から食の細いセトラスは特に顕著なのだろう。
最後にもう一度水を一口だけ飲んで、セトラスはオルバートを見る。
「あとの細々としたことは映像記録も合わせて改めて転送しておきます」
確認しておくよ、とオルバートはセトラスに答えた。
熱中期が明けた後は様々な報告が舞い込むが、今回は毛色が違う。
確認作業も楽しみながらできるといいな、とそんなことを思いながらオルバートはオムライスを口に運ぶ。
「他になにか気づいたことは?」
なんとなくシェミリザにそう訊ねると、彼女はゆったりとした動きで目を閉じて言った。
「大丈夫、他にはなにもないわ」
***
伊織はようやく冷静になった。
そのおかげ――もしくはそのせいで大真面目に考える。
(……なんで僕、全裸でヨルシャミと同じ毛布に包まって座ってるんだ……!?)
敵から至極重たい話をされた後に起こるシチュエーションではない気がする、と何度も思ったが起こったものは起こったのだ。
あまりにも突然だったため断ることもできなかった。
――そもそも、最初から冷静だったとしても断りはしなかったが。
伊織だって好きな相手から誘われれば嬉しくなるくらいの欲はある。
それに、そう、これは邪な目的から行なっているわけではないのだ。
ふたりでひっついてストーブに当たっていると、ひとりの時よりもよく温まっている気がした。気を抜くとウトウトしてしまいそうだったが、さすがにそれは危ないため気合いで目を開く。
「……ヨルシャミ、ええと……寝ないように 気をつけてな」
「そっちこそ。さっき船を漕いでいたぞ」
「え!? 記憶にないんだけど……!?」
これは思っていたよりも危険かもしれない。
そう感じた伊織は吹雪の中と同じようにヨルシャミと会話をして意識を保つことにした。
「――そういえば良い機会だし聞いておきたいなと思うんだけど……」
「む?」
「僕、ヨルシャミの過去についてはふんわりとしか知らないんだ。ニルヴァーレさんと兄弟弟子って雰囲気だったけど、どの辺に住んでたんだ? この国……ベレリヤの国内?」
ヨルシャミは毛布に顔を埋めながら荷物のほうを見る。
幸いにも伊織とヨルシャミの荷物は壁際に並べられており、声を潜めれば魔石越しにニルヴァーレに聞かれることもなさそうだった。
「……そんなに面白い話にはならんと思うのだが」
「面白いから聞きたいわけじゃないし……あっ! もちろんもしヨルシャミが嫌なら無理強いは――」
いい、話そう、とヨルシャミは頭だけを伊織に向ける。
「その代わりお前の過去の話も聞かせろ、すでに知っていることでもいい」
「すでに知ってるのに?」
きょとんとする伊織にヨルシャミは肩を揺らして笑った。
「私もまた、面白いから聞きたいわけではないということだ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる