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ほっとする、じかん

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忙しい毎日を過ごしていると、ほっとするじかんを、取ることを、忘れてしまう。

仕事、学校、家事、育児など。

日々、忙しさに追われていると、じぶんのペースを崩してしまう。

じぶんのペースを崩してしまうと、いつか、体とハートに限界が来る。



ぼくは、じぶんのペースを崩して、体を壊した。



日々、5分でも、いいから、じぶんにとっての、ほっとするじかんをつくってみる。

たとえば、コーヒーを淹れる時。

コーヒーを飲む時。

お茶を飲む時。



そんな、ちょっとのじかんでも、ほっとするじかんを、つくってみる。

ほっとする時、肩の力が、ぬける。

肩の力が、ぬけると、体もハートも、リセットされる。



そのリセットされた時、はじめて、じぶんと向き合うことができる。

ほっとするじかん、あなたには、あるだろうか。

無い、と思っている方は、あえて、ほっとするじかんを、つくってみては、どうだろうか。



朝、すこしだけ、早く起きる。

会社の休憩中に、目を閉じてみる。

お子さんが寝ている時に、あたたかい飲み物を飲んでみる。



ほっとするじかんがあれば、人生の軌道修正や、じぶんの体調の変化に気づくことができる。

じぶんのハートの声が聞こえてくる。



ハートの声は、ちいさな声。

忙しいと、聞き逃してしまう。

だからこそ、ほっとするじかんをつかって、ハートの声を聴いてみては、どうだろうか。



疲れていないか。

焦っていないか。

不安ではないか。

寂しくは無いか。



ハートの声は、頭の声と違って、正直に、あなたに答えを言ってくる。

その答えを、疑わないで、そっと、受け入れて欲しい。



受け入れたら、すこしずつ、状況を改善して欲しい。

体が疲れていたら、休んでみる。

ひとりじゃなくて、育児を手伝ってもらう。

いまの働き方を、見直してみる。



そういったことは、ほっとするじかんがないと、向き合うことができない。

それだけ、忙しさは、あなたにとって、負担になってしまう。

あなたを、追い込んでしまう。



本当は、我慢しなくていい。

本当は、無理を、しなくていい。



あなたは、あなたのペースで、歩いていいのだ。



いちにちのうち、5分でもいいから、ほっとするじかんをつくってみること。

できることから、はじめてみては、どうだろうか。



ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。



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