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思い込みを外す

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ぼくってこうだよね。

わたしって~だから。



ひとは、良く、思い込みをしてしまう。

ぼくも、そのうちのひとり。



大切なひとからの言葉で、ぼくも、思い込みがあることが、わかった。



それは、じぶんが、スローペースなこと。



ぼくは、ずっと、じぶんは、スローペースで、とてもじゃないけれど、早いスピードですすむことは、できないと思っていた。

スローペースだから、ほかのひとよりも、成長がおそい。

だからこそ、まいにち、コツコツやることが、大切だ、と思っていた。



それが、わるい、ということではない。

けれど、じぶんで、スローペースだと自覚していたことが、本当は、思い込みであると、わかった。



ぼくは、知らず知らず、じぶんのことを、スローペースだと、決めつけていた。

だから、おそいのは当たり前。

早くなんて、すすめない。

そう、思い込んでいた。



だれしも。

この思い込みにおちいることがある。



じぶんのことを決めつけて、あきらめて、そのままにする。

本当は、ただの思い込みなのに、変えられないと思ってしまう。



けれど、思い込みだと気づいたなら、変えていける。

変化することができる。



だから、まずは、じぶんのことを、決めつけることから、やめること。

じぶんには、まだ、見えていない部分がある。

じぶんには、まだ、出逢っていないじぶんがいる。



じぶんと向き合って、あたらしいじぶんを探すじかんを、つくったほうがいい。



ぼくで言えば、スローペースではなく、もっと早い、ローペースかもしれない。

もっと言えば、ハイペースですすんでもいいのだ。



つねに、ハイペースはつかれるけれど、たまになら、生活のリズムに緩急がつく。

ずっと、スローペースを演じなくてもいい。



思い込みを外すこと。

それには、思い込みかもしれないと、じぶんに問いかけることからはじめる。

もちろん、ほかのかたに言ってもらって、気づくこともある。

どちらにしろ、気づくことが、大切なのだ。



気づいたら、受け入れて、認めること。

認めないことには、先にすすまない。



認めたら、どうやって改善するかを考えること。

考える前に、行動してもいい。



そして、あたらしいじぶんに出逢ったら。

ぼくの場合は、スローペースじゃないじぶん。



そのあたらしいじぶんを、じぶんになじませていくこと。

なじんでいけば、自然体なじぶんになっていく。



もちろん。

じぶんは、じぶんのペースであるいていく。

おそくあるいたり。

はやくあるいたり。

あるいは、はしったり。



思い込んでいたじぶんと、さよならして、あたらしいぼくで、まいにちを、たのしんでいこう。



ここまで、あなたの貴重なじかんを、つかって読んでくれて、ありがとうございます。

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