【本編完結】変わりモノ乙女ゲームの中で塩対応したのに、超難易度キャラに執着されました

楓乃めーぷる

文字の大きさ
41 / 119
第六章 バグる距離感

第五章までの登場人物紹介&幕間 ※登場人物はネタバレを含みます。初見の方はご注意ください。

しおりを挟む
 ※こちらは簡単な登場人物紹介になります。ネタバレが気になる方は飛ばしてください。
 主に名前と愛称、更に下級精霊を付け加えました。
 ひとこと自己紹介です。

 登場人物紹介のあとにちょっとした幕間を挟みますので、おまけ的な感覚でお読みください。







 +++

 
 <精霊使いの卵>

 桧山ひやま はる(愛称:ハル)
 ゲーム世界ではライバルポジション。地味系黒髪男子なこの物語の主人公(受け)
 適度な距離感を模索中。

 リュカティオ(愛称:カティ)
 ゲーム世界では主人公ポジション。妹がキャラメイクを考えた妹の理想の受けちゃん。炎の精霊と仲良し。

 【精霊&下級精霊】

 <土>
 グラウディ(愛称:ラウディ)
 土の精霊。心を閉ざしており、会話をするのは下級精霊のみ。この物語の攻め。
 最近少し変化が? 好感度変化アリ?
 
 土の下級精霊 モグ
 モグラの下級精霊。独特なしゃべり方をする愛らしいモグラ。お世話好き。
 いつもグラウディの肩に乗っている。グラウディの言いたいことを代弁する役。


 <水>
 リバイアリス(愛称:イアリス)
 水の精霊。優しい性格。風の精霊ウィンドライとは兄弟で兄。
 ハルには愛称呼びを許す。内部好感度上昇中?

 水の下級精霊 ユニコ
 ユニコーンの子どもの下級精霊。可愛らしいが礼儀正しいユニコーン。
 角で器用に水やりをするのが得意。

 
 <風>
 ウィンドライ(愛称:ウィン)
 風の精霊。マイペース。水の精霊リバイアリスとは兄弟で弟。
 誰に対してもフラットなタイプ。

 風の下級精霊 バード
 青い可愛らしい鳥。精霊使いの卵へ運ぶ料理担当。心配性でおっとりとした優しい性格。ウルフと仲が良い。


 <光>
 アウレリオル(愛称:レリオル)
 光の精霊。厳格な性格。ハルを警戒しており、何か勘ぐっている?
 カティとの内部好感度はそこそこ?

 光の下級精霊 フェアリー
 三色のフェアリーで、名前はそれぞれイエロ、ピンク、グリン。明るい性格。
 一人の姿に変化することができ、背中に透けた羽の生えた黄色と緑とピンクが混ざったロングの髪の青年の姿になる。青年の姿の時の名前はフェアラ。


 <闇>
 オブディシアン(愛称:シアン)
 闇の精霊。好戦的な性格。
 ハルのことは気に入っているらしい。

 闇の下級精霊 カラス
 普段は鍛冶場で武器を作っている寡黙な職人。長い黒髪を一つに結わい、背中に黒い羽を生やした青年。
 下級精霊の中でも力が強く、オブディシアンと共に戦うことができる下級精霊。

 <炎>
 ヴォルカング(愛称:ルカン)
 炎の精霊。猪突猛進タイプ。ハルのことは敵視している。カティとの内部好感度が高い。
 
 炎の下級精霊 ウルフ
 炎で燃える毛を持つ炎の狼。ヴォルカングとは性格が違い、気遣いのできる兄貴肌。
 ハルのことを気に入っている。炎の毛は全く熱さを感じないが、逆に程よく温めることも可能。


 +++


 <幕間 その二 妹SIDE>

 ハルの妹である哩夢りむは、イベントを存分に楽しんだあとまたスマホをチェックする。
 しかし、兄からの既読はいつまで経ってもつかない。

「いつまでシカトする訳? そんなにゲームに熱中してるとかある?」
「単純に気づいてないだけでしょ。じゃあ、またね」
「うん! 帰ったらまたメール送る!」

 友人と別れて帰宅する哩夢。
 部屋の電気はついておらず、怒り気味に電気をつけながら部屋にいるであろう兄に文句を言ってやろうとズカズカと部屋へ向かう。

「お兄ちゃん、ちょっといつまでシカトしてるつも……」

 部屋のドアを乱暴に開く。相変わらずカギはかかっておらず、兄はテーブルに突っ伏していた。
 傍らに哩夢のゲーム機があることから見て、どうやらゲームをしながら寝落ちしてしまったらしい。

「寝てるの? もう、ちゃんと攻略してって言ったのに……ちょっと! お兄ちゃん?」

 哩夢はゆさゆさと思い切って兄を揺さぶる。が、兄は目を瞑ったままピクリとも動かない。
 何度も声をかけ続け、バンバンと背中を叩いてみるが変化はない。

 兄は机に伏せた状態で、両目を瞑ったままだ。

「え……? なんで……お兄ちゃん、まさか?」

 青ざめた妹は慌てて兄の口元に手をあててみる。手には柔らかな空気があたり、兄の身体は暖かいことを改めて確認する。
 どうやら、最悪の事態ではなさそうだ。

「でも……こんなに起きないことってある? ねえ、お兄ちゃん! 起きてってば!」

 力いっぱい身体を揺すり、暫く声をかけ続けるが体勢は全く変わらず兄は起きる気配がない。

「なんでなんで? 意味わかんない! ちょっと、お兄ちゃん? どうしよう、どうしよう……」

 哩夢はまだ高校生だ。両親は二人とも海外に出張していて、連絡の取れない場所に行くと言われていたのだ。
 最初は親もいないしやりたい放題だと喜んでいたのに、頼りにしていたはずの兄は眠ったまま動かない。

 哩夢にできることは、友人に助けを求めるくらいだ。
 先ほど別れたばかりの友人へ震える手で電話をして、助けを求めるのだった――

 おしまい。
しおりを挟む
感想 49

あなたにおすすめの小説

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

言い逃げしたら5年後捕まった件について。

なるせ
BL
 「ずっと、好きだよ。」 …長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。 もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。 ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。  そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…  なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!? ーーーーー 美形×平凡っていいですよね、、、、

貧乏Ωが御曹司αの将来のために逃げた話。

ミカン
BL
オメガバース

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。

ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?

灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。 オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。 ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー 獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。 そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。 だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。 話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。 そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。 みたいな、大学篇と、その後の社会人編。 BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!! ※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました! ※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました! 旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」

俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き

toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった! ※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。 pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。 もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿ 感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_ Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109 素敵な表紙お借りしました! https://www.pixiv.net/artworks/100148872

魔王を倒した勇者の凱旋に、親友の俺だけが行かなかった理由

スノウマン(ユッキー)
BL
スラム育ちの少年二人は、15歳になり神の祝福でスキルを得た事で道をたがえる。彼らはやがて青年となり、片方は魔王討伐に旅立つ勇者として華々しい活躍をし、もう片方はただ彼の帰還を待つ相変わらずスラム暮らしの存在となる。 これは何も持たない青年がただ勇者の帰りを待つ日常を描いた作品です。 無自覚両片想いの勇者×親友。 読了後、もう一度だけ読み直して頂けると何か見える世界が変わるかもしれません。

処理中です...