いつ死んでも

闇之一夜

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いつ死んでも

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いつ死んでもいいお前
風のようにいないお前に
風前のお前 ふっと終わりお前

言いたいことは分かる

どうあがいても
お前は病気だ死ね
あきらめて寝てろ
何週間も無駄にして

言いたいことは分かる

何度死んでもすぐに
くたばっくれるお前
でも、この酷さには
さすがに本気になるだろう
その気になってしまうだろう

運命 人生 システム この世
この残酷きわまる強食世界を行くには
限りなく優しくて、あたたかい
神様におすがりするしかない

全てをむしり取られ
かろうじて立てるための
たった一本の骨すら奪われたとき
人は頭で神をでっちあげる
本気で信じろ 生きるためだ
言われなくてもやってるさ
今もこうして生きてるんだから

お前は弱い だからダメだ死ね
言いたいことは分かるよ運命
言いたいことは分かるさこの世

親のせいだと憎んでも
世界というシステムは俺にだけ冷たい
助けてくれるのは神様だけ

これを妄想とか言うなら
頭おかしいのが人類の過半数だぞ
神いらずなんて、たった一握り
普通育ちの日本人くらいさ

いつ死んでもいいお前
風のようにいないお前に
風前のお前 ふっと終わりお前

言いたいことは分かる

どうあがいても
お前は病気だ死ね
あきらめて寝てろ
何週間も無駄にして

言いたいことは分かるけど
ただ分かるだけ

そうさ
なにも出来なくても
なにも出来ないことを
残すことは出来るのさ
それがこれ

いつ死んでもな
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