16 / 16
潮道進向編
自己中な男
しおりを挟む
(異次元ライフ4日め)
部屋の窓から注がれる光で高生は目覚めた。時計を見ると、朝の6時を回っていた。おお、10時間以上寝ていたのか。でも、もうこの地獄から開放されるのか。正直戦いで死ぬと思っていたから、一度絶えれただけ良かったのかもしれない。
「おはよ……高生……」
義志斗は、右手を上げたままだった。昨日の体制のまま寝てしまっていたようだ。
「ふ、今日で終わりか……。ここから、帰れる……。」
「スズコさんが来るまで暇だし、それまでラジオでも聞いとくか」
高生はラジオをつけ、ダイヤルを回したが、どこにも繋がらない。まだ、どこの放送局も活動していないのか、ラジオ局が、アームによって破壊されたのか……信実は闇の中である。
「なーんだ、なんにも繋がらないじゃないか」
高生はラジオのアンテナを畳んで地面に寝転んだ。すると、外からゴンゴンゴンととこの部屋のドアを叩く音が聞こえた。
「入るわよー!!!」
「どうぞー!」
すると、部屋の中にミーラが、入ってきた。そして、その手には、畳まれた防弾チョッキがあった。ミーラの顔は、先程までの元気な顔とは異なり、心なしか残念そうな顔をしている。
「みんな、三次元に帰っちゃうの?」
三人は、ドキッとした。なぜ、ミーラが高生たちが三次元から来たことを知っているのだろうか?
「な、なぜ、そのことを知っているんですか?」
「スズコさんから聞いたの。もう嫌だから帰るっていうこと。君たちが帰ったら二次元のみんなは君たちのことを完全に忘れてしまうから、最後に君たちが三次元から来ていることを教えてあげるって言われて」
「スズコさん……」
このまま何もなく帰ろうかと思っていたのだが、まさかスズコさんが、バラしてしまうなんて。
「でも、一応!念のため!念のためにね、君たちが二次元に残りたいって思った時に着てほしい服を持ってきたの。これ、防弾チョッキ。後4時間後の10時になったら、私達はコミュの外に進軍するの。だから、もし、残るんだったらこの服を着て下に集まってね」
「あ、ありがとうございます。もう帰るって言っちゃったのに、こんなに気を遣っていただいて」
「うんうん、気にしないで!アームとの戦闘、本当に君たちが加勢してくれて嬉しかった。君たちのお陰で三人の命がまもられたのだから」
「三人は、無事だったんですか?」
「うん。今はもうバッチリ回復してる感じかな」
良かった……。俺たちが二次元に来たのにはこんな意味があったんだ。きっと、公輔さんと、のりかちゃん、そして、アリスちゃん。この三人を助けることに意味があったんだ。俺たちは自分の仕事を全うしたんだ!高生はそう思うと、この3日間がとても充実していたんだと実感した。
「本当にありがとう!みんなと会えてよかった。またね!」
ミーラはそう言うと、深くお辞儀をして下の階に降りていった。
はは、なんだ、、なんか、寂しくなってしまうじゃないか。
三人は、お盆に乗ったお菓子を食べ、スズコが来るのを待った。そして、9時になる5分ほど前に部屋の戸がコンコンコンとなった。
「おまたせいたしました!もってきましたよ!婚姻届」
そうして、スズコは、高生たちの部屋に入ると三枚の婚姻届を机の上に並べた。
「これにサインをしてくだされば、結婚が成立して、みなさんは三次元に帰れます。お相手は私が手配しておきました!」
そして、三人は一枚ずつ自分の前に婚姻届を並べた。そうか、これに書けば、俺たちは帰れるんだ……。
「それでは、このペンを使ってサインをお願いします!私もこれが最後のお仕事ですね!」
そして、スズコが三本のペンを差し出し、一本一本丁寧に三人に渡していった。
そして、一筆一筆名前を書いていく。津、田、高、そして、生きるという字を書こうとした瞬間、9時になり、先程高生がいじっていたラジオからなにやら、ズー、ズーと音がなっている。
「なんだ、なんだ?」
「なにか受信したようですね……」
高生は立ち上がってラジオの音量を大きくすると、聞き覚えのある男の声がした。
「あーあーあー。聞こえてるかなー?これ?まあいっか。どうせ聞いている可能性の方が低いんだから。おーい、高生くーん、進向くーん、義志斗くーん!俺だ!信だよー!」
一瞬四人の空間に動揺が走る。まさか、俺たちだけ抜け駆けしようとしたことが、バレたのか???いや、信にも事情を後からスズコさんに伝えてもらって、帰ってきてもらおっかなーって思ってたんだよー。
「まあいっか、ラジオをたまたまつけるくらいしか俺の声は届かないんだから、相当確率が低いよな。でも、もし、お前たちがたまたま今の俺の声を聞いているんだったら、頼みがある。俺のことを助けに来てほしい。実は言うと、俺はあの後に一人でゲーセンに籠もった。誰もいないゲーセンなんて気味が悪かったさ、正直。でも、ここなら襲われないと思っていたんだが、残念だった。俺はアームに捕まってコミュの外へ連れて行かれてしまった。高生と義志斗。お前たちが正しかった。お前たちを信じてついていけばよかったのにな。俺は馬鹿だ。許してほしい。ここで、本題だ。俺を連れ戻してくれないか。なんでもする。なんでもするから、もう一度お前たちと会いたい。今、俺含めコミュの住民たちは、囚われの身となり、労働など過酷な要求をされている。しかし、食事や睡眠などは、かなりある。一応、健康で文化的な最低限度の生活は送れている感じだ。まだ、流石に死ぬことはないだろうが、これから俺たちはどうなるか分からない。明日を予想できない生活を送っているんだ。怖い。怖いよ。我儘を言っているという自覚はあるが、助けに来てくほしい…下さい…お願いします。本当に……。……ツーツーツーツー」
間違いなく信の声だった。これは、正真正銘信であった。
「ご結婚、どうされますか?」
スズコは変わらぬ口調で話し続ける。
「やれやれ、自己中な男だべね。自分で勝手な行動をしてこんな風になってしまった。俺たちじゃなかったら、助けないだべよ絶対」
義志斗は、そう言って、親指を立てて高生の方を見た。高生もそれに返して親指を立てた。
「どーしてもっていうなら、仕方ないですね。この二次元に来たのも、元は彼が始まりでしたね。いいでしょう。信を最後のピースとして、取り返しましょう」
進向は、目の前にある防弾チョッキを着だした。流石だ!
「しゃーねぇーなー!助けに行くか!」
高生は、親指を立てたまま空に掲げた。一階でブォーンと戦闘機が立てている音が三人には鮮明に聞こえた。
部屋の窓から注がれる光で高生は目覚めた。時計を見ると、朝の6時を回っていた。おお、10時間以上寝ていたのか。でも、もうこの地獄から開放されるのか。正直戦いで死ぬと思っていたから、一度絶えれただけ良かったのかもしれない。
「おはよ……高生……」
義志斗は、右手を上げたままだった。昨日の体制のまま寝てしまっていたようだ。
「ふ、今日で終わりか……。ここから、帰れる……。」
「スズコさんが来るまで暇だし、それまでラジオでも聞いとくか」
高生はラジオをつけ、ダイヤルを回したが、どこにも繋がらない。まだ、どこの放送局も活動していないのか、ラジオ局が、アームによって破壊されたのか……信実は闇の中である。
「なーんだ、なんにも繋がらないじゃないか」
高生はラジオのアンテナを畳んで地面に寝転んだ。すると、外からゴンゴンゴンととこの部屋のドアを叩く音が聞こえた。
「入るわよー!!!」
「どうぞー!」
すると、部屋の中にミーラが、入ってきた。そして、その手には、畳まれた防弾チョッキがあった。ミーラの顔は、先程までの元気な顔とは異なり、心なしか残念そうな顔をしている。
「みんな、三次元に帰っちゃうの?」
三人は、ドキッとした。なぜ、ミーラが高生たちが三次元から来たことを知っているのだろうか?
「な、なぜ、そのことを知っているんですか?」
「スズコさんから聞いたの。もう嫌だから帰るっていうこと。君たちが帰ったら二次元のみんなは君たちのことを完全に忘れてしまうから、最後に君たちが三次元から来ていることを教えてあげるって言われて」
「スズコさん……」
このまま何もなく帰ろうかと思っていたのだが、まさかスズコさんが、バラしてしまうなんて。
「でも、一応!念のため!念のためにね、君たちが二次元に残りたいって思った時に着てほしい服を持ってきたの。これ、防弾チョッキ。後4時間後の10時になったら、私達はコミュの外に進軍するの。だから、もし、残るんだったらこの服を着て下に集まってね」
「あ、ありがとうございます。もう帰るって言っちゃったのに、こんなに気を遣っていただいて」
「うんうん、気にしないで!アームとの戦闘、本当に君たちが加勢してくれて嬉しかった。君たちのお陰で三人の命がまもられたのだから」
「三人は、無事だったんですか?」
「うん。今はもうバッチリ回復してる感じかな」
良かった……。俺たちが二次元に来たのにはこんな意味があったんだ。きっと、公輔さんと、のりかちゃん、そして、アリスちゃん。この三人を助けることに意味があったんだ。俺たちは自分の仕事を全うしたんだ!高生はそう思うと、この3日間がとても充実していたんだと実感した。
「本当にありがとう!みんなと会えてよかった。またね!」
ミーラはそう言うと、深くお辞儀をして下の階に降りていった。
はは、なんだ、、なんか、寂しくなってしまうじゃないか。
三人は、お盆に乗ったお菓子を食べ、スズコが来るのを待った。そして、9時になる5分ほど前に部屋の戸がコンコンコンとなった。
「おまたせいたしました!もってきましたよ!婚姻届」
そうして、スズコは、高生たちの部屋に入ると三枚の婚姻届を机の上に並べた。
「これにサインをしてくだされば、結婚が成立して、みなさんは三次元に帰れます。お相手は私が手配しておきました!」
そして、三人は一枚ずつ自分の前に婚姻届を並べた。そうか、これに書けば、俺たちは帰れるんだ……。
「それでは、このペンを使ってサインをお願いします!私もこれが最後のお仕事ですね!」
そして、スズコが三本のペンを差し出し、一本一本丁寧に三人に渡していった。
そして、一筆一筆名前を書いていく。津、田、高、そして、生きるという字を書こうとした瞬間、9時になり、先程高生がいじっていたラジオからなにやら、ズー、ズーと音がなっている。
「なんだ、なんだ?」
「なにか受信したようですね……」
高生は立ち上がってラジオの音量を大きくすると、聞き覚えのある男の声がした。
「あーあーあー。聞こえてるかなー?これ?まあいっか。どうせ聞いている可能性の方が低いんだから。おーい、高生くーん、進向くーん、義志斗くーん!俺だ!信だよー!」
一瞬四人の空間に動揺が走る。まさか、俺たちだけ抜け駆けしようとしたことが、バレたのか???いや、信にも事情を後からスズコさんに伝えてもらって、帰ってきてもらおっかなーって思ってたんだよー。
「まあいっか、ラジオをたまたまつけるくらいしか俺の声は届かないんだから、相当確率が低いよな。でも、もし、お前たちがたまたま今の俺の声を聞いているんだったら、頼みがある。俺のことを助けに来てほしい。実は言うと、俺はあの後に一人でゲーセンに籠もった。誰もいないゲーセンなんて気味が悪かったさ、正直。でも、ここなら襲われないと思っていたんだが、残念だった。俺はアームに捕まってコミュの外へ連れて行かれてしまった。高生と義志斗。お前たちが正しかった。お前たちを信じてついていけばよかったのにな。俺は馬鹿だ。許してほしい。ここで、本題だ。俺を連れ戻してくれないか。なんでもする。なんでもするから、もう一度お前たちと会いたい。今、俺含めコミュの住民たちは、囚われの身となり、労働など過酷な要求をされている。しかし、食事や睡眠などは、かなりある。一応、健康で文化的な最低限度の生活は送れている感じだ。まだ、流石に死ぬことはないだろうが、これから俺たちはどうなるか分からない。明日を予想できない生活を送っているんだ。怖い。怖いよ。我儘を言っているという自覚はあるが、助けに来てくほしい…下さい…お願いします。本当に……。……ツーツーツーツー」
間違いなく信の声だった。これは、正真正銘信であった。
「ご結婚、どうされますか?」
スズコは変わらぬ口調で話し続ける。
「やれやれ、自己中な男だべね。自分で勝手な行動をしてこんな風になってしまった。俺たちじゃなかったら、助けないだべよ絶対」
義志斗は、そう言って、親指を立てて高生の方を見た。高生もそれに返して親指を立てた。
「どーしてもっていうなら、仕方ないですね。この二次元に来たのも、元は彼が始まりでしたね。いいでしょう。信を最後のピースとして、取り返しましょう」
進向は、目の前にある防弾チョッキを着だした。流石だ!
「しゃーねぇーなー!助けに行くか!」
高生は、親指を立てたまま空に掲げた。一階でブォーンと戦闘機が立てている音が三人には鮮明に聞こえた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
勇者パーティを追放されてしまったおっさん冒険者37歳……実はパーティメンバーにヤバいほど慕われていた
秋月静流
ファンタジー
勇者パーティを追放されたおっさん冒険者ガリウス・ノーザン37歳。
しかし彼を追放した筈のメンバーは実はヤバいほど彼を慕っていて……
テンプレ的な展開を逆手に取ったコメディーファンタジーの連載版です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる