とあるクラスの勇者30人

倉箸🥢

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買われた喧嘩にどう勝負する

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「では、そろそろ本気で10人ぐらい消しましょうか」

坂木先生は不敵な笑みで笑うと
光よりも速いであろう速度で
将太を殴り飛ばした。
防御に遅れた将太は呆気もなく飛ばされ、地面に強く体を打ちつける。

「…っ、俺かよっ!!」

すぐ様体勢を戻し次に坂木先生の手から飛んだ攻撃を逃げながら将太はかわす。いつの間にかにHPはあと5しか残って無い状態。とりあえずは身の危険を守るしかなかった。

「将太!来い!」

友樹が翔太に向けて叫ぶ
近くに来た翔太の手を友樹は引っ張ると、来愛目掛けて押し飛ばした。上手いこと将太を先生の攻撃から逃れさせ、友樹は自分の杖で代わりに攻撃を防御する。杖が折れそうなぐらいの力の強さがひしひしと伝わってくる

「おいおいおい、人を気にしてる暇無いですよ?」

「学級委員長馬鹿にすんじゃねぇ!」

来愛は翔太に手をかざして
回復魔法をかける

「はい!回復!!!」

来愛は早口に叫ぶと将太のHPは200まで回復した。
将太はそのまま友樹を助けようと走り出す。

「2対1ですかぁ…いいじゃないですか、その根性買ってあげますよ」

「「毎度ありです先生!!」」

無意識に同じ言葉を出した2人は、こんな状況だがつい笑ってしまう。あぁ、俺達超仲良いじゃん。なんて急に心強くなった2人は一斉に攻撃をしかける。だがひたすら手を休めず攻撃していても先生には叶わない、
ねじ伏せられていく希望に逆らうように友樹は叫ぶ

「…でも、こんな連続攻撃すら
先生には見透かされてるってことか!」

必死に体術で2人は挑むも軽々しく攻撃はかわされていく。どんどん息も上がり、疲れが目に見え始めた時、
坂木先生の周りに大きい、暗闇のような化け物のような霧が2人を取り込んだ。

「…え、あ、なにこれ…!」

「くるし、まっ…意味わかんね…、」

2人はいつの間にか闇に取り込まれてパンッ!と子気味の良い音と共に消える。
嫌な予感が渦をまく生徒。

友樹と将太は消滅した!!

そんな生徒の目に大きく、
テロップが映される。
31人が29人になってしまった
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