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3-2.カッコ悪いこと言わされてる感がすごい(北澤侑弥/ソムリエ)
洗い場けっこう。むしろ英断だわ。だってそこなら、俺の駄目さが客席にバレることは絶対ない。他のスタッフに迷惑をかける率もかなり下がる。そこなら、俺にできる最大のミスは皿を落として割ることくらいだ。余計な口を利いて誰かをうんざりさせることもない。
しかも、斉藤くんとの距離が絶対的に近い。
キッチンと洗い場は一応、スイングドアがついた胸の高さくらいの壁で仕切られていて、要するに洗い物をしている人間の手元がお客さんから見えないようにしてある。ただ、スタッフ同士の顔は見えるし声も聞こえる。
だから、斉藤くんとの距離が圧倒的に近い。
けど実際に洗い場に入ってみると斉藤くんは森川と広瀬につきっきりで、俺のほうを見もしない。特に森川にべったり。しかも明らかに、さっきまでより格段に顔色がいい。しかも普通に笑ってる。斉藤くんが普通に笑うと劇的に可愛い。だからせめて、それを自覚して笑って欲しい。そんな笑顔で、すぐ隣で、森川を見上げるのはやめて欲しい。
調理に使った器具とか鍋とかを洗いながらずっともやもやしていたら、いきなりすぐ近くから斉藤くんの声がした。
「あの、北澤さん、これ良かったら」
うわびっくりした、と振り返ると、斉藤くんがバレンタインチョコを渡す女子みたいな感じで俺に、ゴム手袋を差し出していた。
困るんだよこういうの。
ありがとう、と言って受け取る瞬間、これが唯一のチャンスだろうから大目に見てくれと思って、俺は斉藤くんの指先を握るとその白い手の甲に唇を触れた。
反射的に手を引こうとするような、ビクッとした動きを一瞬、指先に感じた。でも斉藤くんはそうはせず、俺が唇を離すと俺の指をぎゅっと握り返して、ありがとうございます、と呟いた。
今なんに対して礼を言われた、と疑問を抱いた時、斉藤くんは既に調理台に戻っていた。
俺の指と唇に、斉藤くんの手のひんやりした感触が残った。
洗い場の仕事を軽く見ていたわけではない。ただ、その単調さだけは軽く見ていた。ひたすら鍋、鍋、鍋、ひたすら皿、皿、皿。グラスとシルバーは洗浄機。当然、しばらくやると飽きる。忙しいのに単調、単調なのに忙しい、というのは俺の性格にいちばん合わない仕事だった。
そのうち嫌になりすぎて、頭の中で鏑木を的にダーツを投げながらやることにした。けど鏑木は頭の中でも大人しく的になっていなくて、ちょろちょろ逃げたり文句言ったりしてきて、俺のダーツは一本も刺さらない。
そんな態度で俺はいたから、だから波多野さんが呼びに来たときはテンションが上がった。デキャンタージュ、喜んで行くよ。だってあれは場の視線を独り占めできるショータイムだ。蝋燭という効果的な小道具もある。お客さんの反応が良ければ好きなだけ芝居気を盛れる。それでテーブルが盛り上がれば良し、万一盛り上がらなったらその時は、このテーブルの客はよほどスレてるかよほど不感症かのどっちかだと、自分の中で折り合いをつけるだけのこと。
今回は盛り上がった。拍手まで来た。
デキャンタージュを終えて蝋燭の炎を消すときはいつも少し寂しい。その辺の店の閉店間際に流れるやつが頭の中で流れたりする。サービステーブルを片付け終わるまで、その音楽は流れ続ける。
けど今の俺の立ち位置はソムリエとしてのそこじゃなく、斉藤くんの近くだ。
だから速やかにキッチンに戻った。
斉藤くんは生き生き働いてた。下げられて来た皿を取りにカウンターへ行ったら次に出す皿を斉藤くんがデコレーションしていた。それを取りに来た鏑木に、お願いします、と言って、例のあの小さい笑みを口許に浮かべた。
驚くべきことに鏑木までが、釣り込まれるように斉藤くんの顔を見つめていた。
結局、デキャンタージュから戻ってすぐ洗い場は無茶苦茶に忙しくなって、妄想ダーツを投げる余裕すらなくなった(的を森川に変えようと思ってたのに)。普段これを斉藤くん一人でやってるのか、と思うと、あの白くて細い腕で、とうっかり泣きそうになった。
そこからまたぞろ森川に腹が立ってきた。いい奴なんだよ。でもいい奴だから妬けるんだよ。俺を洗い場に釘付けにして、俺の視界に入るとこで、斉藤くんのすぐ傍で、あの笑顔と視線と声とその他諸々を独り占めしやがって。
広瀬も一緒にいるけど俺は広瀬にはあまり腹が立たない。何故か森川だけ。
森川、殺す。
「でもその森川シェフとまだ付き合ってるんですよね?」
またいきなり近くから斉藤くんの声がして、広瀬さんに聞きました、と言われた。
何で?
あまりにも不意打ちで俺は凍りついた。
何で広瀬が、よりによって斉藤くんに、俺と森川のことを喋る? しかも斉藤くんはそのことでショックを受けてる風に見えない。全然、見えない。むしろ面白がってるようにさえ見える。いや俺は、森川とはっきり別れなきゃっていうのを今日かなりの時間、考えてたよ。まだ話できてないのは事実だけど、俺と森川は実質、もう終わってるから。
「今はもう、そういうんじゃないよ。前に付き合ってたってだけで」
何とかそれだけ返事した。
そしたら、斉藤くんの顔が心持ち、暗くなった。
だから何で?
とりあえず洗い場代わります、北澤さん休憩行ってください、と言われた。やっぱり沈んだ感じの声だった。
もしかして斉藤くんはポリアモリーで、俺のこともそうだと期待してたとか?
いや、今の俺は完璧もう斉藤くんしか見えてないし、斉藤くんがそうだとしたら嫉妬しない自信は皆無だ。それは、申し訳ないけど、俺には無理だ。
「ちょっとだけ、ここにいて話してもいい?」
俺は訊いた。斉藤くんはやっぱり暗めの表情で、それでも黙って頷いた。
「確かに俺と森川は付き合ってたよ。でも、誓って言うけど真剣な感じには一回もなってない。もともと俺も森川も、都合が良くて楽だったから一緒にいただけで。今日はずっと、森川とちゃんと話をつけなきゃなって、考えてたとこなんだ」
何で今日なんですか、と、斉藤くんは俯いたままさらに温度の下がった声で訊いてきた。
もうこの感触だと、俺から言うしかない。広瀬のせいなのか俺のせいなのか、斉藤くんは今この時点で、俺と正面きって恋愛をする気はまったく無いっぽい。
「昨日、斉藤くんとのことがあったから」
カッコ悪いこと言わされてる感がすごい。でも言わなきゃ俺は確実に、斉藤くんを捕まえ損ねる。
「俺は昨日、斉藤くんが好きだと思ったから。あと、今日になってもやっぱり好きだから」
「北澤さんて、意外とそういうこと言う人なんですね」
え? 俺なんか間違ったか? 今なんか地雷を踏んだか?
「さっき洗い場で手にキスしてくれたの、すごく嬉しかったです」
俯いたまま斉藤くんは先を続けた。「シェフが今は広瀬さんを好きだってことは解ってるんですけど、北澤さんとまだちゃんと別れてないっていうのと、あと、北澤さんって一度寝たからってその相手と付き合うわけじゃないっていう話、聞いちゃって。なんか自分だけ勝手に夢中になって、このまま放置されたらどうしようかって、すごい不安になってたから」
そうなのか。
え。本当にそうなのか?
いやいや、明らかに俺のほうがのめり込んで無様な感じになってただろ。
信じられない思いで、俺は目の前の斉藤くんを見つめた。
「今日、五分か十分でいいんで、店終わったあと、二人だけで話せますか?」
ここで直球の上目遣い。
気がついたら俺は自分のだだ漏れの恋心にロープを掛けられて、ゆっくりと縛り上げられてる。
もしかして、俺はかなり性質悪めの小悪魔に引っ掛かったのか?
俺の心臓が急に不安を訴え始めた。
しかも、斉藤くんとの距離が絶対的に近い。
キッチンと洗い場は一応、スイングドアがついた胸の高さくらいの壁で仕切られていて、要するに洗い物をしている人間の手元がお客さんから見えないようにしてある。ただ、スタッフ同士の顔は見えるし声も聞こえる。
だから、斉藤くんとの距離が圧倒的に近い。
けど実際に洗い場に入ってみると斉藤くんは森川と広瀬につきっきりで、俺のほうを見もしない。特に森川にべったり。しかも明らかに、さっきまでより格段に顔色がいい。しかも普通に笑ってる。斉藤くんが普通に笑うと劇的に可愛い。だからせめて、それを自覚して笑って欲しい。そんな笑顔で、すぐ隣で、森川を見上げるのはやめて欲しい。
調理に使った器具とか鍋とかを洗いながらずっともやもやしていたら、いきなりすぐ近くから斉藤くんの声がした。
「あの、北澤さん、これ良かったら」
うわびっくりした、と振り返ると、斉藤くんがバレンタインチョコを渡す女子みたいな感じで俺に、ゴム手袋を差し出していた。
困るんだよこういうの。
ありがとう、と言って受け取る瞬間、これが唯一のチャンスだろうから大目に見てくれと思って、俺は斉藤くんの指先を握るとその白い手の甲に唇を触れた。
反射的に手を引こうとするような、ビクッとした動きを一瞬、指先に感じた。でも斉藤くんはそうはせず、俺が唇を離すと俺の指をぎゅっと握り返して、ありがとうございます、と呟いた。
今なんに対して礼を言われた、と疑問を抱いた時、斉藤くんは既に調理台に戻っていた。
俺の指と唇に、斉藤くんの手のひんやりした感触が残った。
洗い場の仕事を軽く見ていたわけではない。ただ、その単調さだけは軽く見ていた。ひたすら鍋、鍋、鍋、ひたすら皿、皿、皿。グラスとシルバーは洗浄機。当然、しばらくやると飽きる。忙しいのに単調、単調なのに忙しい、というのは俺の性格にいちばん合わない仕事だった。
そのうち嫌になりすぎて、頭の中で鏑木を的にダーツを投げながらやることにした。けど鏑木は頭の中でも大人しく的になっていなくて、ちょろちょろ逃げたり文句言ったりしてきて、俺のダーツは一本も刺さらない。
そんな態度で俺はいたから、だから波多野さんが呼びに来たときはテンションが上がった。デキャンタージュ、喜んで行くよ。だってあれは場の視線を独り占めできるショータイムだ。蝋燭という効果的な小道具もある。お客さんの反応が良ければ好きなだけ芝居気を盛れる。それでテーブルが盛り上がれば良し、万一盛り上がらなったらその時は、このテーブルの客はよほどスレてるかよほど不感症かのどっちかだと、自分の中で折り合いをつけるだけのこと。
今回は盛り上がった。拍手まで来た。
デキャンタージュを終えて蝋燭の炎を消すときはいつも少し寂しい。その辺の店の閉店間際に流れるやつが頭の中で流れたりする。サービステーブルを片付け終わるまで、その音楽は流れ続ける。
けど今の俺の立ち位置はソムリエとしてのそこじゃなく、斉藤くんの近くだ。
だから速やかにキッチンに戻った。
斉藤くんは生き生き働いてた。下げられて来た皿を取りにカウンターへ行ったら次に出す皿を斉藤くんがデコレーションしていた。それを取りに来た鏑木に、お願いします、と言って、例のあの小さい笑みを口許に浮かべた。
驚くべきことに鏑木までが、釣り込まれるように斉藤くんの顔を見つめていた。
結局、デキャンタージュから戻ってすぐ洗い場は無茶苦茶に忙しくなって、妄想ダーツを投げる余裕すらなくなった(的を森川に変えようと思ってたのに)。普段これを斉藤くん一人でやってるのか、と思うと、あの白くて細い腕で、とうっかり泣きそうになった。
そこからまたぞろ森川に腹が立ってきた。いい奴なんだよ。でもいい奴だから妬けるんだよ。俺を洗い場に釘付けにして、俺の視界に入るとこで、斉藤くんのすぐ傍で、あの笑顔と視線と声とその他諸々を独り占めしやがって。
広瀬も一緒にいるけど俺は広瀬にはあまり腹が立たない。何故か森川だけ。
森川、殺す。
「でもその森川シェフとまだ付き合ってるんですよね?」
またいきなり近くから斉藤くんの声がして、広瀬さんに聞きました、と言われた。
何で?
あまりにも不意打ちで俺は凍りついた。
何で広瀬が、よりによって斉藤くんに、俺と森川のことを喋る? しかも斉藤くんはそのことでショックを受けてる風に見えない。全然、見えない。むしろ面白がってるようにさえ見える。いや俺は、森川とはっきり別れなきゃっていうのを今日かなりの時間、考えてたよ。まだ話できてないのは事実だけど、俺と森川は実質、もう終わってるから。
「今はもう、そういうんじゃないよ。前に付き合ってたってだけで」
何とかそれだけ返事した。
そしたら、斉藤くんの顔が心持ち、暗くなった。
だから何で?
とりあえず洗い場代わります、北澤さん休憩行ってください、と言われた。やっぱり沈んだ感じの声だった。
もしかして斉藤くんはポリアモリーで、俺のこともそうだと期待してたとか?
いや、今の俺は完璧もう斉藤くんしか見えてないし、斉藤くんがそうだとしたら嫉妬しない自信は皆無だ。それは、申し訳ないけど、俺には無理だ。
「ちょっとだけ、ここにいて話してもいい?」
俺は訊いた。斉藤くんはやっぱり暗めの表情で、それでも黙って頷いた。
「確かに俺と森川は付き合ってたよ。でも、誓って言うけど真剣な感じには一回もなってない。もともと俺も森川も、都合が良くて楽だったから一緒にいただけで。今日はずっと、森川とちゃんと話をつけなきゃなって、考えてたとこなんだ」
何で今日なんですか、と、斉藤くんは俯いたままさらに温度の下がった声で訊いてきた。
もうこの感触だと、俺から言うしかない。広瀬のせいなのか俺のせいなのか、斉藤くんは今この時点で、俺と正面きって恋愛をする気はまったく無いっぽい。
「昨日、斉藤くんとのことがあったから」
カッコ悪いこと言わされてる感がすごい。でも言わなきゃ俺は確実に、斉藤くんを捕まえ損ねる。
「俺は昨日、斉藤くんが好きだと思ったから。あと、今日になってもやっぱり好きだから」
「北澤さんて、意外とそういうこと言う人なんですね」
え? 俺なんか間違ったか? 今なんか地雷を踏んだか?
「さっき洗い場で手にキスしてくれたの、すごく嬉しかったです」
俯いたまま斉藤くんは先を続けた。「シェフが今は広瀬さんを好きだってことは解ってるんですけど、北澤さんとまだちゃんと別れてないっていうのと、あと、北澤さんって一度寝たからってその相手と付き合うわけじゃないっていう話、聞いちゃって。なんか自分だけ勝手に夢中になって、このまま放置されたらどうしようかって、すごい不安になってたから」
そうなのか。
え。本当にそうなのか?
いやいや、明らかに俺のほうがのめり込んで無様な感じになってただろ。
信じられない思いで、俺は目の前の斉藤くんを見つめた。
「今日、五分か十分でいいんで、店終わったあと、二人だけで話せますか?」
ここで直球の上目遣い。
気がついたら俺は自分のだだ漏れの恋心にロープを掛けられて、ゆっくりと縛り上げられてる。
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表紙:Photo by Markus Spiske on Unsplash / powered by かんたん表紙メーカー様