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3-5.いややっぱ、やめられない気もするけど(相原颯太/パティシエ)
シェフが珍しく、え、俺から、って慌ててるから、こういう場はあんまり得意じゃないし早く終わらせて帰りたいから、あの、先に僕いいすか、と言って挙手してみた。
「お、助かる」
シェフはすぐに反応した。
やっぱ倉田さんが、神でした、と僕は言った。「僕、人の見てる前でなんかやるとか、すごい苦手で。デセールのサービス、ほんとは僕が行くようにって指示、あったんすけど。それでパニクってたら倉田さん、自分が行くって言ってくれたんす。あれ、ほんと感動したし、ほんと助かりました。あの、以上、です」
すごい早口で徐々に声が小さくなって最後のほうは酸素足りなくなったけど、いちおう最後まで言えた。
皆から拍手と、おおー、とか倉田さんほんと神、とかいう声が上がる。
「相原くんも、今日は頑張った」
隣からそっと広瀬さんが囁いてくれる。
広瀬さんのおかげす、と答えると、ケーキ、今渡しちゃえば、と言われた。
「じゃあ、ここで相原くんから倉田さんに、結婚記念日のアニバーサリーケーキ贈呈です」
何気に広瀬さんも神。
僕が倉田さんに、おめでとうございます、と言ってケーキ入りの箱を渡すと、大きな拍手が起こった。いい感じで手渡せて、何よりちゃんとつくり直せて、めちゃ嬉しかった。倉田さんもめちゃ嬉しそうに受け取ってくれて、今年は妻のリクエストで抹茶をテーマにつくってもらいました、相原くんありがとう、楽しみです、と皆の前で言ってくれた。
本当は倉田さんだけじゃなく広瀬さんと森川シェフのアドバイスのことも言いたかったけど、それを言ってしまうとケーキを慌ててつくり直したことが倉田さんにバレるから、やっぱり言わないことにした。
正直に言うべき、っていう広瀬さんの考え方も、もちろん正しい。でもレストランのキッチンで起きた失敗のことをお客さんが知る必要はないし(そういう意味でもキッチンはオープンよりクローズドの方が絶対いいと思う)、今日の倉田さんは僕にとってはお客さんだから、何事もなかった風にケーキを渡せたことを、僕は誇りに思っていいと思う。
次にMDPの人が手を挙げて、じゃあ次、俺、と言った。
「自分の駄目さがすごすぎて今日の営業ぜったい無理だわと思ったけど、シェフはじめ皆さんのご協力と配慮のおかげで何とか、被害が最小限で済んで助かりました。えー、そういう中でも今日は、森川シェフの的確な判断力がいちばん印象に残りました。テキーラのショットと波多野さんのリリーフ、そして洗い場がなかったら、絶対もっと悲惨なことになってました。なので、俺の乾杯は森川シェフに」
MDPが気障っぽくグラスをシェフのほうに掲げると、いちおう温かい拍手と、シェフさすがー、みたいな声が上がった。広瀬さんだけがすごい勢いで北澤さんを睨んでる。これはまあ、さっき休憩室で見たああいう感じの、あれなのかな。っていうか僕これからあの人のことずっと心の中でMDPって呼んでいいですか。いやそれはないか。別に普段のあの人、仕事できないわけじゃないし。もう面倒だから普通に、北澤さん、でいいか。
だって、同じことだって気づいたから。
今日の北澤さんの駄目さに対して、皆ちょっとは怒ったりうんざりしたりしてたけど、心底怒ってるわけじゃない感じがはっきりあったし、誰も本人を責めたりはしなかった。まあそういう感じならしょうがないよね、他のメンバーで何とかカバーしよう、って空気に自然となっていた。それは間違いなく、今日の倉田さんが僕の苦手なことを代わってやってくれたり、ついさっき広瀬さんが気を遣ってケーキを渡しやすいようにしてくれたり、そういうのと同じことだった。
この店には、誰の駄目さに対しても適用される優しさがある。
だから僕はもうあの人、というか北澤さんをディスるのはやめよう。
いややっぱ、やめられない気もするけど。
あともうひとつ、本当はこっちの方がずっと気になってるのだけど言うに言えないっていうか、チャンスがあれば同じ場面を目撃していた斉藤くんと話したかった。
もちろん、森川シェフと広瀬さんのことだ。休憩室で広瀬さんがすごい勢いでシェフをハグしに行ってて、その感じがどう見ても、サッカーでゴール決めたとかそういう種類のハグとは違ってた。しかもドアの外に斉藤くんがいるのに気づいて、めっちゃ慌てて離れてたし。
二人ともいい男だよね、と思う。大人だし優しいし気配りできるし、シェフコート完璧に似合うし何気に私服のセンスもいいし(森川シェフはアースカラーが多くて、広瀬さんはモノトーンに時々挿し色、みたいな感じが多い)、仕事もできるし。だから何となく、二人とも恋人がいるんだろうと思っていた。それもはしゃいだ感じじゃなく落ち着いた雰囲気で、たぶん結婚を考えてて、みたいな。それか、恋愛なんてとっくに超越してるかのどっちかだろうと(僕のイメージでは広瀬さんが前者で森川シェフが後者だ)。
確かにあの二人が一緒にいるの、絵になるけど。
でもだからこそ、あのソムリエの人みたいに(やっぱ言ってしまう)格好悪いことにはなって欲しくない。甘い目で見つめ合うとか、周りが見えなくなるとか、そういう恋愛ゾンビは絶対に、勘弁して欲しい(斉藤くんは復活したから許す。シェフのお使いとはいえ氷水とか持って来てくれたし。初めて僕の顔見て笑ったと思ったら、その笑顔がしばらく目に焼き付いたし)。
そう言えばあの時の斉藤くんの印象もずいぶん強かったな、と僕は思った。あんまり他の皆と喋っている場面を見たことがないから、自分と似たもの同士かと勝手に思っていた。初めて喋る僕に対してあんな顔で笑いかけてきたことに僕は驚いて、でもあの瞬間に受けた印象を今になって整理してみると、僕は少しがっかりしてもいた。
あの笑顔を見た後では、僕と斉藤くんが似たもの同士じゃないことは明らかだった。あれは、僕とは違う人種だ。ただちょっと内気なだけで、心を開けば誰にでも愛される感じの人。
そこまで考えたところで、ちょっと強めに、相原さん、と名前を呼ばれた。いつの間にかホールの鏑木くんが、すぐ傍に立っていた。
「すいません、相原さんのケーキ、白いやつと茶色いやつ一個ずつ貰ったんで」
ああ、スタッフの持ち帰り報告だ。どれを何個か教えてって頼んどいたから。
だけど。
白いやつは、まあいい。それはフロマージュ・フレーズだ。
けど茶色いやつはよくない。だって今日のデセール、色味や濃淡の差はあってもフロマージュ・フレーズ以外ぜんぶ茶色いよ。一応デコレーション入るからそこまで見栄えは悪くなかったはずだし秋冬に茶色になりがちなのはあるあるだけど、もうちょっとベリー系の赤いのとか華やかなのも入れとけば良かった(これは来年に向けての反省点)。
「え、茶色いやつって」
「あの茶色いやつっす」
「どの茶色の」
「なんか四角いやつで」
そう言われても、四角くないのはブッシュ・ド・ノエルだけだ。
「名前ちゃんと憶えれてなくて、すいません。洋酒使ってないやつ二種類を、一個ずつ貰ったんすけど」
そう言われてやっと、タルト・オ・フリュイだと解った。
ありがとうございます、しおんさんも喜ぶと思います、と言われて、しおんさんて誰、と思ったけど、鏑木くんの嬉しそうな顔がちょっと近くにありすぎて、あ、ども、としか返事ができなかった。
その、しおんさん、と言ったときの鏑木くんの声が、なんか、ぐっと来る感じだった。彼女さんかな、と想像させる感じの呼びかただった。その人のために僕のつくったデセールを、わざわざ選んで持って帰ってくれるんだなと思うと、ちょっとじわっときた。
だから鏑木くんを呼び止めた。
「あの、茶色いほうは適当に食べて貰って大丈夫すけど、白いほうは食べる前に、真ん中にナイフ入れてふたつに切って下さい。切った断面、苺がハート型に並んでるようにしてあるんで」
僕が説明すると、鏑木くんはちょっとフリーズした。
「や、しおんさんはそういうの違うかもですけど、まあ、やってみます」
うん、まあやってみたって「しおんさん」は嫌な顔はしないと思う。
「お、助かる」
シェフはすぐに反応した。
やっぱ倉田さんが、神でした、と僕は言った。「僕、人の見てる前でなんかやるとか、すごい苦手で。デセールのサービス、ほんとは僕が行くようにって指示、あったんすけど。それでパニクってたら倉田さん、自分が行くって言ってくれたんす。あれ、ほんと感動したし、ほんと助かりました。あの、以上、です」
すごい早口で徐々に声が小さくなって最後のほうは酸素足りなくなったけど、いちおう最後まで言えた。
皆から拍手と、おおー、とか倉田さんほんと神、とかいう声が上がる。
「相原くんも、今日は頑張った」
隣からそっと広瀬さんが囁いてくれる。
広瀬さんのおかげす、と答えると、ケーキ、今渡しちゃえば、と言われた。
「じゃあ、ここで相原くんから倉田さんに、結婚記念日のアニバーサリーケーキ贈呈です」
何気に広瀬さんも神。
僕が倉田さんに、おめでとうございます、と言ってケーキ入りの箱を渡すと、大きな拍手が起こった。いい感じで手渡せて、何よりちゃんとつくり直せて、めちゃ嬉しかった。倉田さんもめちゃ嬉しそうに受け取ってくれて、今年は妻のリクエストで抹茶をテーマにつくってもらいました、相原くんありがとう、楽しみです、と皆の前で言ってくれた。
本当は倉田さんだけじゃなく広瀬さんと森川シェフのアドバイスのことも言いたかったけど、それを言ってしまうとケーキを慌ててつくり直したことが倉田さんにバレるから、やっぱり言わないことにした。
正直に言うべき、っていう広瀬さんの考え方も、もちろん正しい。でもレストランのキッチンで起きた失敗のことをお客さんが知る必要はないし(そういう意味でもキッチンはオープンよりクローズドの方が絶対いいと思う)、今日の倉田さんは僕にとってはお客さんだから、何事もなかった風にケーキを渡せたことを、僕は誇りに思っていいと思う。
次にMDPの人が手を挙げて、じゃあ次、俺、と言った。
「自分の駄目さがすごすぎて今日の営業ぜったい無理だわと思ったけど、シェフはじめ皆さんのご協力と配慮のおかげで何とか、被害が最小限で済んで助かりました。えー、そういう中でも今日は、森川シェフの的確な判断力がいちばん印象に残りました。テキーラのショットと波多野さんのリリーフ、そして洗い場がなかったら、絶対もっと悲惨なことになってました。なので、俺の乾杯は森川シェフに」
MDPが気障っぽくグラスをシェフのほうに掲げると、いちおう温かい拍手と、シェフさすがー、みたいな声が上がった。広瀬さんだけがすごい勢いで北澤さんを睨んでる。これはまあ、さっき休憩室で見たああいう感じの、あれなのかな。っていうか僕これからあの人のことずっと心の中でMDPって呼んでいいですか。いやそれはないか。別に普段のあの人、仕事できないわけじゃないし。もう面倒だから普通に、北澤さん、でいいか。
だって、同じことだって気づいたから。
今日の北澤さんの駄目さに対して、皆ちょっとは怒ったりうんざりしたりしてたけど、心底怒ってるわけじゃない感じがはっきりあったし、誰も本人を責めたりはしなかった。まあそういう感じならしょうがないよね、他のメンバーで何とかカバーしよう、って空気に自然となっていた。それは間違いなく、今日の倉田さんが僕の苦手なことを代わってやってくれたり、ついさっき広瀬さんが気を遣ってケーキを渡しやすいようにしてくれたり、そういうのと同じことだった。
この店には、誰の駄目さに対しても適用される優しさがある。
だから僕はもうあの人、というか北澤さんをディスるのはやめよう。
いややっぱ、やめられない気もするけど。
あともうひとつ、本当はこっちの方がずっと気になってるのだけど言うに言えないっていうか、チャンスがあれば同じ場面を目撃していた斉藤くんと話したかった。
もちろん、森川シェフと広瀬さんのことだ。休憩室で広瀬さんがすごい勢いでシェフをハグしに行ってて、その感じがどう見ても、サッカーでゴール決めたとかそういう種類のハグとは違ってた。しかもドアの外に斉藤くんがいるのに気づいて、めっちゃ慌てて離れてたし。
二人ともいい男だよね、と思う。大人だし優しいし気配りできるし、シェフコート完璧に似合うし何気に私服のセンスもいいし(森川シェフはアースカラーが多くて、広瀬さんはモノトーンに時々挿し色、みたいな感じが多い)、仕事もできるし。だから何となく、二人とも恋人がいるんだろうと思っていた。それもはしゃいだ感じじゃなく落ち着いた雰囲気で、たぶん結婚を考えてて、みたいな。それか、恋愛なんてとっくに超越してるかのどっちかだろうと(僕のイメージでは広瀬さんが前者で森川シェフが後者だ)。
確かにあの二人が一緒にいるの、絵になるけど。
でもだからこそ、あのソムリエの人みたいに(やっぱ言ってしまう)格好悪いことにはなって欲しくない。甘い目で見つめ合うとか、周りが見えなくなるとか、そういう恋愛ゾンビは絶対に、勘弁して欲しい(斉藤くんは復活したから許す。シェフのお使いとはいえ氷水とか持って来てくれたし。初めて僕の顔見て笑ったと思ったら、その笑顔がしばらく目に焼き付いたし)。
そう言えばあの時の斉藤くんの印象もずいぶん強かったな、と僕は思った。あんまり他の皆と喋っている場面を見たことがないから、自分と似たもの同士かと勝手に思っていた。初めて喋る僕に対してあんな顔で笑いかけてきたことに僕は驚いて、でもあの瞬間に受けた印象を今になって整理してみると、僕は少しがっかりしてもいた。
あの笑顔を見た後では、僕と斉藤くんが似たもの同士じゃないことは明らかだった。あれは、僕とは違う人種だ。ただちょっと内気なだけで、心を開けば誰にでも愛される感じの人。
そこまで考えたところで、ちょっと強めに、相原さん、と名前を呼ばれた。いつの間にかホールの鏑木くんが、すぐ傍に立っていた。
「すいません、相原さんのケーキ、白いやつと茶色いやつ一個ずつ貰ったんで」
ああ、スタッフの持ち帰り報告だ。どれを何個か教えてって頼んどいたから。
だけど。
白いやつは、まあいい。それはフロマージュ・フレーズだ。
けど茶色いやつはよくない。だって今日のデセール、色味や濃淡の差はあってもフロマージュ・フレーズ以外ぜんぶ茶色いよ。一応デコレーション入るからそこまで見栄えは悪くなかったはずだし秋冬に茶色になりがちなのはあるあるだけど、もうちょっとベリー系の赤いのとか華やかなのも入れとけば良かった(これは来年に向けての反省点)。
「え、茶色いやつって」
「あの茶色いやつっす」
「どの茶色の」
「なんか四角いやつで」
そう言われても、四角くないのはブッシュ・ド・ノエルだけだ。
「名前ちゃんと憶えれてなくて、すいません。洋酒使ってないやつ二種類を、一個ずつ貰ったんすけど」
そう言われてやっと、タルト・オ・フリュイだと解った。
ありがとうございます、しおんさんも喜ぶと思います、と言われて、しおんさんて誰、と思ったけど、鏑木くんの嬉しそうな顔がちょっと近くにありすぎて、あ、ども、としか返事ができなかった。
その、しおんさん、と言ったときの鏑木くんの声が、なんか、ぐっと来る感じだった。彼女さんかな、と想像させる感じの呼びかただった。その人のために僕のつくったデセールを、わざわざ選んで持って帰ってくれるんだなと思うと、ちょっとじわっときた。
だから鏑木くんを呼び止めた。
「あの、茶色いほうは適当に食べて貰って大丈夫すけど、白いほうは食べる前に、真ん中にナイフ入れてふたつに切って下さい。切った断面、苺がハート型に並んでるようにしてあるんで」
僕が説明すると、鏑木くんはちょっとフリーズした。
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