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その勇者の名は
ep.10 土に還れ
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センリは一呼吸してから再び口を開いた。緊張の一瞬。
「……気が変わった。俺は抜けるぞ。こんな下らん茶番に付き合ってられるか」
センリは言い放った。その言葉にモルガは脱力し落胆の表情を浮かべた。周囲も呆然と立ち尽くしていた。
「俺は散歩に行く。邪魔はするなよ」
センリは瞬時に風を身に纏って門から飛び降りた。建物の屋根を足場にしながら凄まじい速度で駆けるその姿はさながら稲妻のようであった。
「……私の無力さが招いた当然の結果だ……」
モルガはゆっくりと上半身を起こした。その顔にさきほどまでの生気はなかった。
「モルガさん。どうかそう落胆なさらないでください。センリさんは気難しい方ではありますが、決して無情な方ではありません。必ず期待には応えてくれます」
「……姫様」
「さきほどセンリさんが言った言葉。あれは拒絶ではなく承諾の意だと思うのです。最初は引き受ける気がなかったけれど、モルガさんの強い熱意にその心を動かされて『気が変わった』のだと思います。その証拠にセンリさんが散歩へ行くと言って向かった方角は北です」
「――ッ! まさか、そんな……。いや、そばで彼を見ていた姫様がそうおっしゃられるのならきっとそうに違いありません」
始めは半信半疑だったモルガだが、エスカの真っ直ぐな目を見て抱いていた疑念は見事に晴れた。オルベールもライガットもそんなエスカを見て信じたようだ。
「さあ、こうしてはいられない。私も責務を果たさなくては」
モルガはそう言って立ち上がった。その瞳にはもう落胆の色はない。
「モルガ殿。私も行かなければなりません。……どうかご武運を」
「ああ。お前も無茶はするなよ」
これが今生の別れにならないようにとモルガとライガットは拳をコツンと合わせてまじないをした。その後、ライガットは北門へと向かい、モルガは街へ下る準備を始めた。
「あ、あのっ!」
準備中のモルガに向かってエスカが声を出した。
「モルガさん。私も連れていってください」
「戦場へ、ですか? それは姫様の頼みといえども無理が……」
渋い顔をするモルガを見たエスカは髪を後ろで束ねて、太ももの革ベルトに付けていた護身用のナイフを取りだした。それで今度は着ていた服のスカート裾を膝より上まで荒く切って手で強引に裂いた。
「何もせずにこの十数年間を生きていたわけではありません。幼き頃より鍛え上げた私の治癒魔術は必ずお役に立つはずです」
「ですが……」
モルガはオルベールへ目をやった。
「姫様の御心のままに」
オルベールはただそれだけを告げた。モルガはどうすべきか悩んだ。
「……ですが姫様に万が一のことがあっては国王陛下に顔向けができません」
「あなたが易々と肯定できない苦しい立場にあるのは重々承知です。しかし王族の私が民の危機に背を向けたとあってはそれこそ父上の名に泥を塗ることになります。あなたなら分かってくださるはずです。この民を守りたいという気持ちを」
「…………」
モルガは俯き加減でじっと考えている。程なくして顔を上げた。
「参りました。姫様がそこまでおっしゃるのなら。ですが絶対に私やオルベール殿から離れないでください。何が起こっても我らの指示に従ってください。独断専行もなしでお願いいたします」
「はい。銘記しておきます」
エスカの本気に押されてモルガは同行することを承諾した。
###
一方でこちらは散歩中のセンリ。エスカの推測通り北へ向かっていた。眼下には避難する住民や集結すべく北へ向かう兵隊がいた。
北門の上に到着すると周囲の兵がセンリに視線を向けた。
「……よっと」
「き、貴様は一体どこからッ!」
現在現場の指揮を担当している男が慌てて手持ちの槍をセンリに向けた。周りの兵も突然のことに驚いていた。
「魔族の軍勢はどこだ?」
「そ、それは向こうだが」
現場指揮の男はその方向を指差した。指差す先には点で黒く塗り潰したような何かが蠢いていた。遠くてはっきりと目視はできないがそれは間違いなく魔族の軍勢だった。
「そうか。あれか」
センリは堂々と歩いて塀にひょいと跳び乗った。
「き、貴様ッ! 何者だッ! 魔族の手先かッ! そうであるならばこの私が直々に相手してしんぜようッ!」
「馬鹿か。俺はただ散歩してるだけだ」
センリは塀から飛び降りた。普通の人間が落ちたら死ぬ高さであるが故に兵たちは慌てて塀に駆け寄った。しかしそれをよそにセンリは何事もなかったかのように着地して再び駆けた。
「な、な、何が散歩だッ! 馬鹿野郎はお前だーッ!」
現場指揮の男は唇を震わせながら去りゆくセンリの背に罵声を浴びせた。
軽い足取りでひょいひょいっと街の端までやってきたセンリが見たのは魔族の増援を迎え撃つべく集合した兵士たちだった。すでに数千の兵が整列し待機していた。
センリはそんな兵士たちの頭を踏み台にして跳び、隊列の先頭に躍り出た。突如として現れ、数千もの兵の先頭に立った謎の男を兵たちは訝しんだ。が、あまりにも堂々としたその立ち姿に戸惑って誰一人として咎めようとする者はいなかった。
前方から徐々に近づいてくる魔族の大群。それはこの世のものとは思えない化け物で構成されていた。人や獣や鳥を模したものから植物や建物、果てには人間の想像を遥かに超えた造形のものまで実に様々。それらに共通しているのは鈍く光る赤の瞳を体のどこかに持っていることと黒い濃霧に身を包んでいることである。
「……この距離ならもういけるか」
センリは片膝をついて地面に右手を置いた。次の瞬間、彼を中心として巨大な魔方陣が現れた。円状で幾何学模様のような古代文字が流れるように記されていた。
「万物の祖、喰らう大地の蛇。溺れし憎悪を吐きだし世界を取り巻け。今こそ我に従い顕現せよ」
詠唱を終えた直後、センリの前方から大地を食い破るようにして勢いよく巨大な蛇が出現した。地鳴りとともに周囲の大地をその身に変えて大きさは増していく。それはとうとう小国時代のラボワほどの大きさに成長してとぐろを巻いた。
「ば、化け物だーッ!」
「うわああああああああああああああッ!」
「こ、こ、殺されるッ。もう駄目だ……お終いだ……」
「あんなの相手じゃもう……」
「おいッ! どうすんだよッ!」
突如として現れた巨大な化け物に兵たちは戦々恐々としていた。ある者は叫び、ある者は思考停止し、またある者は力なくその場にへたり込んで失禁した。
「行け」
センリがそう命令すると大蛇は鎌首をもたげて長いその体をバネのようにぎゅっと縮めた。次の刹那、ぎゅっと縮めた体を解放し弾けるようにして飛びだした。向かう先は前方から近づく魔族の軍勢。奥まで裂けた口を限界まで開いて襲いかかった。圧倒的な巨体の化け物を前に魔族たちは為す術もなくただ喰らわれていく。
その恐ろしい光景を兵たちはただただ見守ることしかできなかった。
大蛇は這うようにしながら大口を開けて次々と魔族を呑み込んでいく。魔族側も必死に抵抗するがちっぽけな攻撃では掠り傷一つすら付けられない。
そしてついに大蛇は全てを喰らい尽くした。その腹は大いに満たされていた。
センリは立ち上がり右手を前に出してグッと握り締めた。大きく膨れた大蛇の腹がギチギチと鈍い音を立てながら潰れていく。中ではぎゅうぎゅうに詰め込まれた魔族たちが断末魔を上げながら次々と圧死していた。
「土に還れ」
センリがそう命令すると大蛇は水に飛び込むようにして勢いよく頭から大地に突っ込んだ。ドドドドドと滝のように地響きを立てながら大地に還っていく。
程なくして地響きは止んだ。魔族の軍勢は跡形もなく消えていて、残されたのは荒れに荒れた大地のみだった。
「終わったな」
センリは首をコキコキと鳴らして振り向いた。そこには身じろぎもせず茫然自失の兵たちがいた。センリは彼らの頭上を飛び越えて来た道を戻った。北門の上にはさきほど到着したライガットがおり、そばを通る際に「後片付けは頼むぞ」と肩を叩いた。
「……ッ」
ライガットは返事をしようとしたがすでにセンリの背中は遠くにあった。
「……気が変わった。俺は抜けるぞ。こんな下らん茶番に付き合ってられるか」
センリは言い放った。その言葉にモルガは脱力し落胆の表情を浮かべた。周囲も呆然と立ち尽くしていた。
「俺は散歩に行く。邪魔はするなよ」
センリは瞬時に風を身に纏って門から飛び降りた。建物の屋根を足場にしながら凄まじい速度で駆けるその姿はさながら稲妻のようであった。
「……私の無力さが招いた当然の結果だ……」
モルガはゆっくりと上半身を起こした。その顔にさきほどまでの生気はなかった。
「モルガさん。どうかそう落胆なさらないでください。センリさんは気難しい方ではありますが、決して無情な方ではありません。必ず期待には応えてくれます」
「……姫様」
「さきほどセンリさんが言った言葉。あれは拒絶ではなく承諾の意だと思うのです。最初は引き受ける気がなかったけれど、モルガさんの強い熱意にその心を動かされて『気が変わった』のだと思います。その証拠にセンリさんが散歩へ行くと言って向かった方角は北です」
「――ッ! まさか、そんな……。いや、そばで彼を見ていた姫様がそうおっしゃられるのならきっとそうに違いありません」
始めは半信半疑だったモルガだが、エスカの真っ直ぐな目を見て抱いていた疑念は見事に晴れた。オルベールもライガットもそんなエスカを見て信じたようだ。
「さあ、こうしてはいられない。私も責務を果たさなくては」
モルガはそう言って立ち上がった。その瞳にはもう落胆の色はない。
「モルガ殿。私も行かなければなりません。……どうかご武運を」
「ああ。お前も無茶はするなよ」
これが今生の別れにならないようにとモルガとライガットは拳をコツンと合わせてまじないをした。その後、ライガットは北門へと向かい、モルガは街へ下る準備を始めた。
「あ、あのっ!」
準備中のモルガに向かってエスカが声を出した。
「モルガさん。私も連れていってください」
「戦場へ、ですか? それは姫様の頼みといえども無理が……」
渋い顔をするモルガを見たエスカは髪を後ろで束ねて、太ももの革ベルトに付けていた護身用のナイフを取りだした。それで今度は着ていた服のスカート裾を膝より上まで荒く切って手で強引に裂いた。
「何もせずにこの十数年間を生きていたわけではありません。幼き頃より鍛え上げた私の治癒魔術は必ずお役に立つはずです」
「ですが……」
モルガはオルベールへ目をやった。
「姫様の御心のままに」
オルベールはただそれだけを告げた。モルガはどうすべきか悩んだ。
「……ですが姫様に万が一のことがあっては国王陛下に顔向けができません」
「あなたが易々と肯定できない苦しい立場にあるのは重々承知です。しかし王族の私が民の危機に背を向けたとあってはそれこそ父上の名に泥を塗ることになります。あなたなら分かってくださるはずです。この民を守りたいという気持ちを」
「…………」
モルガは俯き加減でじっと考えている。程なくして顔を上げた。
「参りました。姫様がそこまでおっしゃるのなら。ですが絶対に私やオルベール殿から離れないでください。何が起こっても我らの指示に従ってください。独断専行もなしでお願いいたします」
「はい。銘記しておきます」
エスカの本気に押されてモルガは同行することを承諾した。
###
一方でこちらは散歩中のセンリ。エスカの推測通り北へ向かっていた。眼下には避難する住民や集結すべく北へ向かう兵隊がいた。
北門の上に到着すると周囲の兵がセンリに視線を向けた。
「……よっと」
「き、貴様は一体どこからッ!」
現在現場の指揮を担当している男が慌てて手持ちの槍をセンリに向けた。周りの兵も突然のことに驚いていた。
「魔族の軍勢はどこだ?」
「そ、それは向こうだが」
現場指揮の男はその方向を指差した。指差す先には点で黒く塗り潰したような何かが蠢いていた。遠くてはっきりと目視はできないがそれは間違いなく魔族の軍勢だった。
「そうか。あれか」
センリは堂々と歩いて塀にひょいと跳び乗った。
「き、貴様ッ! 何者だッ! 魔族の手先かッ! そうであるならばこの私が直々に相手してしんぜようッ!」
「馬鹿か。俺はただ散歩してるだけだ」
センリは塀から飛び降りた。普通の人間が落ちたら死ぬ高さであるが故に兵たちは慌てて塀に駆け寄った。しかしそれをよそにセンリは何事もなかったかのように着地して再び駆けた。
「な、な、何が散歩だッ! 馬鹿野郎はお前だーッ!」
現場指揮の男は唇を震わせながら去りゆくセンリの背に罵声を浴びせた。
軽い足取りでひょいひょいっと街の端までやってきたセンリが見たのは魔族の増援を迎え撃つべく集合した兵士たちだった。すでに数千の兵が整列し待機していた。
センリはそんな兵士たちの頭を踏み台にして跳び、隊列の先頭に躍り出た。突如として現れ、数千もの兵の先頭に立った謎の男を兵たちは訝しんだ。が、あまりにも堂々としたその立ち姿に戸惑って誰一人として咎めようとする者はいなかった。
前方から徐々に近づいてくる魔族の大群。それはこの世のものとは思えない化け物で構成されていた。人や獣や鳥を模したものから植物や建物、果てには人間の想像を遥かに超えた造形のものまで実に様々。それらに共通しているのは鈍く光る赤の瞳を体のどこかに持っていることと黒い濃霧に身を包んでいることである。
「……この距離ならもういけるか」
センリは片膝をついて地面に右手を置いた。次の瞬間、彼を中心として巨大な魔方陣が現れた。円状で幾何学模様のような古代文字が流れるように記されていた。
「万物の祖、喰らう大地の蛇。溺れし憎悪を吐きだし世界を取り巻け。今こそ我に従い顕現せよ」
詠唱を終えた直後、センリの前方から大地を食い破るようにして勢いよく巨大な蛇が出現した。地鳴りとともに周囲の大地をその身に変えて大きさは増していく。それはとうとう小国時代のラボワほどの大きさに成長してとぐろを巻いた。
「ば、化け物だーッ!」
「うわああああああああああああああッ!」
「こ、こ、殺されるッ。もう駄目だ……お終いだ……」
「あんなの相手じゃもう……」
「おいッ! どうすんだよッ!」
突如として現れた巨大な化け物に兵たちは戦々恐々としていた。ある者は叫び、ある者は思考停止し、またある者は力なくその場にへたり込んで失禁した。
「行け」
センリがそう命令すると大蛇は鎌首をもたげて長いその体をバネのようにぎゅっと縮めた。次の刹那、ぎゅっと縮めた体を解放し弾けるようにして飛びだした。向かう先は前方から近づく魔族の軍勢。奥まで裂けた口を限界まで開いて襲いかかった。圧倒的な巨体の化け物を前に魔族たちは為す術もなくただ喰らわれていく。
その恐ろしい光景を兵たちはただただ見守ることしかできなかった。
大蛇は這うようにしながら大口を開けて次々と魔族を呑み込んでいく。魔族側も必死に抵抗するがちっぽけな攻撃では掠り傷一つすら付けられない。
そしてついに大蛇は全てを喰らい尽くした。その腹は大いに満たされていた。
センリは立ち上がり右手を前に出してグッと握り締めた。大きく膨れた大蛇の腹がギチギチと鈍い音を立てながら潰れていく。中ではぎゅうぎゅうに詰め込まれた魔族たちが断末魔を上げながら次々と圧死していた。
「土に還れ」
センリがそう命令すると大蛇は水に飛び込むようにして勢いよく頭から大地に突っ込んだ。ドドドドドと滝のように地響きを立てながら大地に還っていく。
程なくして地響きは止んだ。魔族の軍勢は跡形もなく消えていて、残されたのは荒れに荒れた大地のみだった。
「終わったな」
センリは首をコキコキと鳴らして振り向いた。そこには身じろぎもせず茫然自失の兵たちがいた。センリは彼らの頭上を飛び越えて来た道を戻った。北門の上にはさきほど到着したライガットがおり、そばを通る際に「後片付けは頼むぞ」と肩を叩いた。
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