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その勇者の名は
ep.21 己らのちっぽけな矜持を守るために
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「七賢者だと……。いったい何を企んでいる」
センリは立ち止まり目の前の男を警戒した。
「安心してください。私たちは今も昔もあなたたちの味方です」
「信用できるか。元はと言えば」
「七賢者の言葉が発端、でしょう?」
ネフライはセンリの代わりに言葉を紡いだ。
「ですが正確には七賢者の1人が放った言葉です。私の祖先レストパ・メティラス・インデゥストリアはそれを咎める立場にいた」
「レストパ。七賢者の長か」
すぐに呑み込むセンリ。その名は歴史書で読んで知っていた。
「勇者のいた時代、七賢者の長であったレストパは勇者の一族への冒涜に激しく抗議した。ですがレストパの味方をした者はパシェンシアの名を冠する賢者だけでした。どうしてか分かりますか? 恐れたのです。勇者の活躍によって七賢者の権威が失墜することを」
「……そんな理由で……」
初めて聞く話にセンリは怒りに震え拳をきつく握った。
「そうです。そうなるともはや放たれた言葉が真実であるかどうかに意味はない。七賢者の過半数が勇者の一族を粛清する方向で結託したのです。……己らのちっぽけな矜持を守るために」
ネフライは唇をわなわなと震わせて同様に拳をきつく握った。
彼が言うには大戦の時、七賢者は世界最後の希望とされながら魔族の王に手も足も出なかったという。それはなぜか。勇者の持つ浄化の力を持っていなかったからだ。
不都合な事実により世界の覇権を握る自分たちの存在が脅かされると案じた彼らは各国に働きかけて世論を強引に誘導した。つまり勇者の一族の幕引きは偶然の悪化ではなく巧妙に仕組まれた罠だったのだ。
「レストパとパシェンシアの賢者は粛清せんとする七賢者の行動を妨害し、3つに分かれていた勇者の一族を避難させました。執拗に追手を放つ彼らに対して我らの祖先は徹底抗戦し、勇者の一族を逃げ延びさせることに成功しました。が、しかし、そのことに怒り狂った彼らは消耗したレストパとパシェンシアの賢者に呪いをかけたのです」
「呪い?」
「その呪いは子孫にも受け継がれる忌まわしい呪いでした。レストパにかけられた呪いは日光を浴びると灰化する呪い。我が一族はそれを魔術で緩和しながら生き永らえてきました。時が流れて血も薄くなったおかげで呪いは多少軽くはなりましたが、今でも直射日光を浴びれば肌は焼け爛れます。室内光や反射光を気にする必要がなくなっただけでも恵まれているほうなのでしょう」
ネフライは白い手袋をした自分の手に視線をやった。
「その呪いは解けないのか?」
「方法は2つあります。1つは呪いをかけた七賢者の血を途絶えさせるというもの。そしてもう1つは彼らの子孫の血を集めて解呪するというもの。前者はとても現実的ではありません。そうなると必然的に後者の方法を取ることになります」
「5人分。それぞれの子孫の血が必要というわけか」
「そうなります」
「そいつらの居場所は分かってるのか?」
「残念なことに分かっていません。なぜなら七賢者の制度は世襲制ではないからです。門弟の中から特に優れた者を選定する指名制で、指名された者は聖域で試練を受けます。その試練に見事打ち勝つことができれば晴れて後継者となるのです」
「つまり何一つ手がかりを掴むことができていないというわけだ」
「はい。残念ながら。しかし彼らの傑出した魔術の才と技能は子孫にも受け継がれているはずですから落ちぶれるようなことは決してないでしょう。おそらくはどこかの貴族あるいは国を興して王族に。彼らを探しだすためにはあなたの力が必要不可欠なのです」
「俺に人探しでもさせるつもりか?」
冗談だろうとセンリは鼻で笑った。
「いいえ。あなたが探す必要はありません。あなたが勇者としてこの時代に復活を遂げれば、世界各国から上流階級の者たちがあなたのもとに押し寄せるでしょう。全てはあなたとお近づきになりたいという下心のために」
「長々と話してるけどよ、要は俺を撒き餌として利用したいってことだろ?」
「有り体に言えばそういうことになります」
「……信用できないな。第一、お前の話したことが本当だという保証はどこにもない」
「確かに。ですが今はそれでも構いません。真実は不変なのですから。……さあ、着きました。様子を見てきますのでしばしお待ちください」
ネフライは再び頭巾を深く被り、ランタンを突起にかけて先に梯子を上がった。上まで辿り着くと錠を下ろして扉を開けた。柱のような日光が下にいるセンリに降り注いだ。
「大丈夫です。ランタンの火を消して上がってきてください」
センリは上から合図を受け取りランタンの火を消してから梯子を上がった。
地上に出るとそこはどこかの路地裏だった。目の前には大きな廃棄物がいくつも積まれていて不快な悪臭が辺りに漂っている。
「ここは歓楽街。原理主義者の彼らが最も忌避する場所です」
ネフライの後について路地裏から通りに出た。ストリップショーの劇場や賭博を楽しむことができる遊技場、金で情交を結ぶ性風俗店や出所の分からない酒が数多く並ぶ酒場など欲望にまみれた施設が立ち並んでいた。
「へえ、俺好みの場所じゃないか」
センリは楽しげに辺りを見回した。まだ昼間だというのに人通りは多かった。あちらでは飲んだくれた男が大の字で寝ており、こちらでは街娼が客引きをしていた。
「潔癖症の彼らがここまで追ってくることはないでしょう。その意味ではここが一番安全かもしれません」
「これでようやく解放されるのか」
センリは息を吐きながら首をポキポキと鳴らした。
「念のためあなたには守護者をつけます。遠くから見守るだけで日常生活を阻害することは決してないのでご安心を」
「そんなの俺には……やっぱいい」
守護者は必要ないと言ってもどうせ勝手につけるだろうとセンリは思った。
「最後にこれを」
ネフライは懐から取りだした紙切れをセンリに渡した。
「それには私の住所が書いてあります。何かお困りのことがあればそこへ。レストパの子孫として何か聞きたいことがある場合もまた同様に。まだあなたに話していないこともありますしね」
勇者関連の知らない話がまだあるかもしれないと考えたセンリはその紙切れを捨てずに懐へしまった。
「ではまたお会いしましょう。勇者の一族の末裔よ」
ネフライは背を向けてその場から歩いて去った。
自由の身となったセンリは手持ちの金を確認した。王都への道中で本を購入したせいでだいぶ少なくなっていた。
「……よし」
センリはにやりと笑い、少ない金を握り締めながら遊技場へ向かった。
最初にセンリが入った遊技場ではナイフ投げをやっていた。ルールは単純明快でまず金を払い3本のナイフを受け取る。そのナイフを丸い樽蓋に向かって投げるだけである。樽蓋は白と黒で色分けされていて場所ごとに細かく点数が設定されている。複数人で金を賭けて勝負し、点数の最も高かった者が勝者となるのだ。
センリは金に余裕がありそうな男に声をかけて勝負を挑んだ。センリが有り金全てを賭けると相手は鴨だと思ったらしくそれなりの額を賭けてきた。
当然と言うべきか結果はセンリの圧勝となった。十歩以内の距離で狙った的に中てることなどセンリにとっては造作ないことだった。
負けた男は賭けた金を全てセンリに渡して唖然とした面持ちで酒を飲みにいった。2人の勝負を見ていた人々は面白いやつが来たじゃないかと久々の刺激に喜び、センリが毎回全額を賭けると煽るや否や彼らは次々と勝負を申し込んできた。
しかしながら結果はさきほどと同じ。素面ならまだしも酒酔いがまともにナイフを投げられるわけがなかった。
センリは増えた金を軍資金にして大きな賭博場へ向かった。そこではテーブルゲームやルーレット等の賭博が行なわれていた。
一発逆転を狙うルーレットは避けてセンリはテーブルゲームの席につく。意外にもそこで地道に時間をかけて勝ちを拾っていった。そう、さすがのセンリも幸運を強引に引き寄せることはできないのである。
センリは立ち止まり目の前の男を警戒した。
「安心してください。私たちは今も昔もあなたたちの味方です」
「信用できるか。元はと言えば」
「七賢者の言葉が発端、でしょう?」
ネフライはセンリの代わりに言葉を紡いだ。
「ですが正確には七賢者の1人が放った言葉です。私の祖先レストパ・メティラス・インデゥストリアはそれを咎める立場にいた」
「レストパ。七賢者の長か」
すぐに呑み込むセンリ。その名は歴史書で読んで知っていた。
「勇者のいた時代、七賢者の長であったレストパは勇者の一族への冒涜に激しく抗議した。ですがレストパの味方をした者はパシェンシアの名を冠する賢者だけでした。どうしてか分かりますか? 恐れたのです。勇者の活躍によって七賢者の権威が失墜することを」
「……そんな理由で……」
初めて聞く話にセンリは怒りに震え拳をきつく握った。
「そうです。そうなるともはや放たれた言葉が真実であるかどうかに意味はない。七賢者の過半数が勇者の一族を粛清する方向で結託したのです。……己らのちっぽけな矜持を守るために」
ネフライは唇をわなわなと震わせて同様に拳をきつく握った。
彼が言うには大戦の時、七賢者は世界最後の希望とされながら魔族の王に手も足も出なかったという。それはなぜか。勇者の持つ浄化の力を持っていなかったからだ。
不都合な事実により世界の覇権を握る自分たちの存在が脅かされると案じた彼らは各国に働きかけて世論を強引に誘導した。つまり勇者の一族の幕引きは偶然の悪化ではなく巧妙に仕組まれた罠だったのだ。
「レストパとパシェンシアの賢者は粛清せんとする七賢者の行動を妨害し、3つに分かれていた勇者の一族を避難させました。執拗に追手を放つ彼らに対して我らの祖先は徹底抗戦し、勇者の一族を逃げ延びさせることに成功しました。が、しかし、そのことに怒り狂った彼らは消耗したレストパとパシェンシアの賢者に呪いをかけたのです」
「呪い?」
「その呪いは子孫にも受け継がれる忌まわしい呪いでした。レストパにかけられた呪いは日光を浴びると灰化する呪い。我が一族はそれを魔術で緩和しながら生き永らえてきました。時が流れて血も薄くなったおかげで呪いは多少軽くはなりましたが、今でも直射日光を浴びれば肌は焼け爛れます。室内光や反射光を気にする必要がなくなっただけでも恵まれているほうなのでしょう」
ネフライは白い手袋をした自分の手に視線をやった。
「その呪いは解けないのか?」
「方法は2つあります。1つは呪いをかけた七賢者の血を途絶えさせるというもの。そしてもう1つは彼らの子孫の血を集めて解呪するというもの。前者はとても現実的ではありません。そうなると必然的に後者の方法を取ることになります」
「5人分。それぞれの子孫の血が必要というわけか」
「そうなります」
「そいつらの居場所は分かってるのか?」
「残念なことに分かっていません。なぜなら七賢者の制度は世襲制ではないからです。門弟の中から特に優れた者を選定する指名制で、指名された者は聖域で試練を受けます。その試練に見事打ち勝つことができれば晴れて後継者となるのです」
「つまり何一つ手がかりを掴むことができていないというわけだ」
「はい。残念ながら。しかし彼らの傑出した魔術の才と技能は子孫にも受け継がれているはずですから落ちぶれるようなことは決してないでしょう。おそらくはどこかの貴族あるいは国を興して王族に。彼らを探しだすためにはあなたの力が必要不可欠なのです」
「俺に人探しでもさせるつもりか?」
冗談だろうとセンリは鼻で笑った。
「いいえ。あなたが探す必要はありません。あなたが勇者としてこの時代に復活を遂げれば、世界各国から上流階級の者たちがあなたのもとに押し寄せるでしょう。全てはあなたとお近づきになりたいという下心のために」
「長々と話してるけどよ、要は俺を撒き餌として利用したいってことだろ?」
「有り体に言えばそういうことになります」
「……信用できないな。第一、お前の話したことが本当だという保証はどこにもない」
「確かに。ですが今はそれでも構いません。真実は不変なのですから。……さあ、着きました。様子を見てきますのでしばしお待ちください」
ネフライは再び頭巾を深く被り、ランタンを突起にかけて先に梯子を上がった。上まで辿り着くと錠を下ろして扉を開けた。柱のような日光が下にいるセンリに降り注いだ。
「大丈夫です。ランタンの火を消して上がってきてください」
センリは上から合図を受け取りランタンの火を消してから梯子を上がった。
地上に出るとそこはどこかの路地裏だった。目の前には大きな廃棄物がいくつも積まれていて不快な悪臭が辺りに漂っている。
「ここは歓楽街。原理主義者の彼らが最も忌避する場所です」
ネフライの後について路地裏から通りに出た。ストリップショーの劇場や賭博を楽しむことができる遊技場、金で情交を結ぶ性風俗店や出所の分からない酒が数多く並ぶ酒場など欲望にまみれた施設が立ち並んでいた。
「へえ、俺好みの場所じゃないか」
センリは楽しげに辺りを見回した。まだ昼間だというのに人通りは多かった。あちらでは飲んだくれた男が大の字で寝ており、こちらでは街娼が客引きをしていた。
「潔癖症の彼らがここまで追ってくることはないでしょう。その意味ではここが一番安全かもしれません」
「これでようやく解放されるのか」
センリは息を吐きながら首をポキポキと鳴らした。
「念のためあなたには守護者をつけます。遠くから見守るだけで日常生活を阻害することは決してないのでご安心を」
「そんなの俺には……やっぱいい」
守護者は必要ないと言ってもどうせ勝手につけるだろうとセンリは思った。
「最後にこれを」
ネフライは懐から取りだした紙切れをセンリに渡した。
「それには私の住所が書いてあります。何かお困りのことがあればそこへ。レストパの子孫として何か聞きたいことがある場合もまた同様に。まだあなたに話していないこともありますしね」
勇者関連の知らない話がまだあるかもしれないと考えたセンリはその紙切れを捨てずに懐へしまった。
「ではまたお会いしましょう。勇者の一族の末裔よ」
ネフライは背を向けてその場から歩いて去った。
自由の身となったセンリは手持ちの金を確認した。王都への道中で本を購入したせいでだいぶ少なくなっていた。
「……よし」
センリはにやりと笑い、少ない金を握り締めながら遊技場へ向かった。
最初にセンリが入った遊技場ではナイフ投げをやっていた。ルールは単純明快でまず金を払い3本のナイフを受け取る。そのナイフを丸い樽蓋に向かって投げるだけである。樽蓋は白と黒で色分けされていて場所ごとに細かく点数が設定されている。複数人で金を賭けて勝負し、点数の最も高かった者が勝者となるのだ。
センリは金に余裕がありそうな男に声をかけて勝負を挑んだ。センリが有り金全てを賭けると相手は鴨だと思ったらしくそれなりの額を賭けてきた。
当然と言うべきか結果はセンリの圧勝となった。十歩以内の距離で狙った的に中てることなどセンリにとっては造作ないことだった。
負けた男は賭けた金を全てセンリに渡して唖然とした面持ちで酒を飲みにいった。2人の勝負を見ていた人々は面白いやつが来たじゃないかと久々の刺激に喜び、センリが毎回全額を賭けると煽るや否や彼らは次々と勝負を申し込んできた。
しかしながら結果はさきほどと同じ。素面ならまだしも酒酔いがまともにナイフを投げられるわけがなかった。
センリは増えた金を軍資金にして大きな賭博場へ向かった。そこではテーブルゲームやルーレット等の賭博が行なわれていた。
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