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第3話 侵略の夜、戦火の出会い
夜も更けた頃。
「帝国だ! 帝国が国境線を越えてきた!」
「国境警備隊はなにをしている!」
「駄目だ、警備隊は全滅して国境を越えられた!」
「将軍はなにをしている! はやく防衛しろ、帝国軍が王都に迫っているぞ!」
「帝国軍の侵攻が始まったのよ、早く逃げないと!」
「東の都は駄目よ、あそこはすでに包囲されたって聞いたわ!」
「嘘よ、東には私の故郷があるのに……!」
ふいに聞こえた士官の怒号と侍女の悲鳴。
私はハッとして飛び起きました。
「帝国軍が国境を越えた……?」
私はベッドを下りると窓のカーテンを開けました。
「そんなっ……!」
赤く染まる夜空。その下には燃え盛る炎。
王都周辺にある街や村が燃やされ、夜空を赤く染めていたのです。
そして無数の松明の明かりが隊列を成して王都に向かってきているのが見えました。王都を包囲するほどの大軍、帝国軍です。
「い、いけないっ。あの方角には孤児院があるのにっ……!」
私は急いで着替えると、弓を持って部屋を飛びだしました。
城の廊下は兵士や士官が走り回り、侍女が慌てふためいて逃げています。
私は騒然とした士官や侍女たちのあいだを縫って城の外へ出ました。
森の小道を走って孤児院に向かいます。
大丈夫、きっと大丈夫。孤児院は森の奥の見つかりにくい場所に作ったのです。だからきっと帝国軍にも見つかっていないはず。
私は息を切らせて走りましたが。
「うそ……」
夜空を見上げて呆然としました。
孤児院のある方角の夜空が赤く染まりだしたのです。それは炎の赤。
「みんなっ、みんなどうか無事でいてください!」
私は急いで小道を駆けて、草木をかき分けたさきに孤児院が見えて……。
「っ……」
孤児院は燃えていました。
全身の血の気が引いていく。ここには子どもたちがいるのに!
「みんな、みんなどこですか!?」
燃える孤児院に向かって声を上げました。
ふいに孤児院の裏庭から怒号が聞こえます。
「オラ、さっさとこっちに来い!」
「さっさとしろ! 女はこっちだ!」
私はハッとして裏に回り込みます。
孤児院の裏庭には帝国兵と怯えきった子どもたちがいました。
帝国兵は子どもたちを品定めしています。
「ガキばっかりだな。丁度いい、ガキは高く売れるぜ」
「娼館に売り払え! ガキを欲しがる金持ちどもが大喜びするぞ!」
「やめてください! やめて! 赤ちゃんだっているんです!」
リリーが両腕を広げて子どもたちを守ります。
しかし帝国兵は愉快そうに笑っています。
私は物陰に隠れて状況を把握する。帝国兵は八人、捕まえた子どもたちを娼館や奴隷商人に売り払うつもりなのです。
「売る前に味見してやるよ」
ふいに一人の帝国兵が好色な笑みを浮かべてリリーの腕を掴む。瞬間、私は怒りのままに弓を放ちました。
「っ、その手を離しなさい!」
「うわあっ! 矢が……!」
リリーの手を掴んだ帝国兵の腕に矢が命中しました。
「あそこだ! あそこに誰かいるぞ!」
「クソッ、殺してやる!」
気づいた帝国兵が怒号をあげて剣を構えます。
私は間髪入れずに第二矢、第三矢を放ちました。
弓矢は正確に帝国兵を射貫き、帝国兵が怯みだします。
その隙に私は子どもたちに駆け寄りました。
「みんな大丈夫ですか!? 怪我はしていませんか!?」
「マリス様! うわああああんっ、マリスさまあ……!」
「うええええん! こわかったよ!」
子どもたちは泣いて私にしがみついてきました。
私は子どもたちを背後に下がらせて帝国兵と対峙します。
ぎりっと弓を構えて帝国兵を睨み据えました。
「ここは孤児院です! 立ち去りなさい!」
「その孤児院に用があるんだよ」
「そうそう、ガキは高く売れるからな」
そう言って帝国兵は歪んだ笑みを浮かべました。
じりじり近づいてくる帝国兵に弓を向けます。
「近づかないでください! これ以上近づいたら頭を狙います!」
目の前の帝国兵の顔面に狙いを定めました。
しかし帝国兵が動じる様子はありません。
「たった一人でどうするつもりだ?」
「こっちは何人いると思っている」
「射ってみろよ。ほらほら」
「くっ……」
まさに多勢に無勢でした。私一人の弓でここにいる帝国兵全員を追い払わなければいけないのです。
でもここで引き下がれば子どもたちは売られてしまう。
弓を射る隙を狙うというなら反撃方法は一つ。
刹那、私は矢を握って帝国兵を突き刺しました。
「立ち去りなさい!!」
「ギャアアアアアアア!!!!」
帝国兵が悲鳴をあげてのたうち回りました。
私はまた即座に近くにいた帝国兵を突き刺します。
「くっ、こいつ反撃してきやがった!」
「取り押さえろ!!」
帝国兵に取り囲まれます。
でも簡単に捕まってあげません。少しでも長く抵抗して子どもたちを逃がしたい。
「みんな逃げなさい! 早く!」
「で、でもマリス様が……」
「マリスさま、マリスさまっ、うわあああああん!」
リリーがためらい、幼い子どもたちが怯えて泣いてしまう。
安心させてあげたいのに私を取り押さえようとする帝国兵に反撃できません。
「オラ、もう逃げるのは終わりだ! 捕まえたぜ!!」
「は、離しなさい……!」
とうとう腕を掴まれました。
振り払おうとするも羽交い絞めされ、両腕を掴まれて帝国兵の前に引き出されます。
「無駄な抵抗ご苦労さまだ。なにもかも無駄だったな」
「っ……」
強引に地面に跪かされました。
睨みあげると、帝国兵が私の頬を片手で掴みます。
「くっ……」
痛いほど掴まれて顔をしかめました。
すると帝国兵たちは私を見て「へえー」とニヤつきます。
「綺麗な顔してるじゃねぇか」
「どれ。おっ、なかなかの美人じゃねぇか。こんな小せぇ国に置いておくなんてもったいないぜ」
「こんなところに一人でくるなんて輪姦されたいのかよ」
帝国兵は下品に笑いだしました。
私は悔しさと恥辱に声を荒げます。
「っ、離しなさい!」
「離しなさいだとよ。自分の立場分かってんのかよ」
「ハハハッ、強気なのもそそる。立場を分からせてやろうぜ」
「いやですっ、やめなさい! やめろと言っているでしょう……!」
帝国兵が無理やり私をおさえつけてきます。
なんとか逃れようとするも強い力で服を破られてしまう。
「いやっ、やめなさい! っ、なにをっ……!」
めちゃくちゃに暴れて抵抗しました。
遠くに子どもたちの怯えた泣き声が聞こえるのに助けることもできない。
それどころか抵抗はなんの意味もなく、服は無残に破られて剥ぎ取られ、帝国兵の前に素肌が曝されていく。
劣情に煽られた帝国兵たちは欲望に色めき立って、いくつもの手が私の体を這いまわります。
気持ち悪い。吐き気がするほど気持ち悪い。
必死で抵抗するのに体が地面に引き倒されてしまう。這って逃げようとすると「どこに行くつもりだ?」と足首を掴まれてずるずると引き戻されました。
私に覆いかぶさった帝国兵が足にまとわりつく衣服の残骸を引き千切ろうとした時。
――――ザシュッ!
視界いっぱいに血飛沫があがりました。
それは雨のように私に降りかかって、唖然としてしまう。
ごろりっ。横に転がったのは私に覆いかぶさっていた帝国兵の頭部。
絶命した帝国兵がばたりと地面に倒れます。
「あ、あなたは……っ」
驚愕に目を見開きました。
そこに剣を持った男が立っていたのです。
目が合ってドキリとしてしまう。
心臓はうるさいほど鳴っているのに食い入るように男を見つめてしまう。
だって男はこの戦場にあって圧倒的な風格を纏っていたのです。
私を見下ろす高い身長と鍛えられた体躯。その容貌は力強い印象を与えながらも、誰もが振り返るほどの造形美でした。
しかし男は私を一瞥しただけで、動揺する帝国兵を冷ややかに見据えます。
「ここで何をしていた」
男が淡々と問いました。
帝国兵が動揺しながらも怒鳴ります。
「てめぇ、いきなり殺しやがって!!」
「俺たちが誰だか分かってるのか!」
「やっちまおうぜ、殺せ!」
逆上した帝国兵たちが男に切りかかりました。
でもその前に男の剣が閃く。風よりも早い一閃に帝国兵から血飛沫があがりました。ひとりふたりとあっという間に切り伏せて、残った帝国兵はガタガタと震えて完全に萎縮しています。
「帝国だ! 帝国が国境線を越えてきた!」
「国境警備隊はなにをしている!」
「駄目だ、警備隊は全滅して国境を越えられた!」
「将軍はなにをしている! はやく防衛しろ、帝国軍が王都に迫っているぞ!」
「帝国軍の侵攻が始まったのよ、早く逃げないと!」
「東の都は駄目よ、あそこはすでに包囲されたって聞いたわ!」
「嘘よ、東には私の故郷があるのに……!」
ふいに聞こえた士官の怒号と侍女の悲鳴。
私はハッとして飛び起きました。
「帝国軍が国境を越えた……?」
私はベッドを下りると窓のカーテンを開けました。
「そんなっ……!」
赤く染まる夜空。その下には燃え盛る炎。
王都周辺にある街や村が燃やされ、夜空を赤く染めていたのです。
そして無数の松明の明かりが隊列を成して王都に向かってきているのが見えました。王都を包囲するほどの大軍、帝国軍です。
「い、いけないっ。あの方角には孤児院があるのにっ……!」
私は急いで着替えると、弓を持って部屋を飛びだしました。
城の廊下は兵士や士官が走り回り、侍女が慌てふためいて逃げています。
私は騒然とした士官や侍女たちのあいだを縫って城の外へ出ました。
森の小道を走って孤児院に向かいます。
大丈夫、きっと大丈夫。孤児院は森の奥の見つかりにくい場所に作ったのです。だからきっと帝国軍にも見つかっていないはず。
私は息を切らせて走りましたが。
「うそ……」
夜空を見上げて呆然としました。
孤児院のある方角の夜空が赤く染まりだしたのです。それは炎の赤。
「みんなっ、みんなどうか無事でいてください!」
私は急いで小道を駆けて、草木をかき分けたさきに孤児院が見えて……。
「っ……」
孤児院は燃えていました。
全身の血の気が引いていく。ここには子どもたちがいるのに!
「みんな、みんなどこですか!?」
燃える孤児院に向かって声を上げました。
ふいに孤児院の裏庭から怒号が聞こえます。
「オラ、さっさとこっちに来い!」
「さっさとしろ! 女はこっちだ!」
私はハッとして裏に回り込みます。
孤児院の裏庭には帝国兵と怯えきった子どもたちがいました。
帝国兵は子どもたちを品定めしています。
「ガキばっかりだな。丁度いい、ガキは高く売れるぜ」
「娼館に売り払え! ガキを欲しがる金持ちどもが大喜びするぞ!」
「やめてください! やめて! 赤ちゃんだっているんです!」
リリーが両腕を広げて子どもたちを守ります。
しかし帝国兵は愉快そうに笑っています。
私は物陰に隠れて状況を把握する。帝国兵は八人、捕まえた子どもたちを娼館や奴隷商人に売り払うつもりなのです。
「売る前に味見してやるよ」
ふいに一人の帝国兵が好色な笑みを浮かべてリリーの腕を掴む。瞬間、私は怒りのままに弓を放ちました。
「っ、その手を離しなさい!」
「うわあっ! 矢が……!」
リリーの手を掴んだ帝国兵の腕に矢が命中しました。
「あそこだ! あそこに誰かいるぞ!」
「クソッ、殺してやる!」
気づいた帝国兵が怒号をあげて剣を構えます。
私は間髪入れずに第二矢、第三矢を放ちました。
弓矢は正確に帝国兵を射貫き、帝国兵が怯みだします。
その隙に私は子どもたちに駆け寄りました。
「みんな大丈夫ですか!? 怪我はしていませんか!?」
「マリス様! うわああああんっ、マリスさまあ……!」
「うええええん! こわかったよ!」
子どもたちは泣いて私にしがみついてきました。
私は子どもたちを背後に下がらせて帝国兵と対峙します。
ぎりっと弓を構えて帝国兵を睨み据えました。
「ここは孤児院です! 立ち去りなさい!」
「その孤児院に用があるんだよ」
「そうそう、ガキは高く売れるからな」
そう言って帝国兵は歪んだ笑みを浮かべました。
じりじり近づいてくる帝国兵に弓を向けます。
「近づかないでください! これ以上近づいたら頭を狙います!」
目の前の帝国兵の顔面に狙いを定めました。
しかし帝国兵が動じる様子はありません。
「たった一人でどうするつもりだ?」
「こっちは何人いると思っている」
「射ってみろよ。ほらほら」
「くっ……」
まさに多勢に無勢でした。私一人の弓でここにいる帝国兵全員を追い払わなければいけないのです。
でもここで引き下がれば子どもたちは売られてしまう。
弓を射る隙を狙うというなら反撃方法は一つ。
刹那、私は矢を握って帝国兵を突き刺しました。
「立ち去りなさい!!」
「ギャアアアアアアア!!!!」
帝国兵が悲鳴をあげてのたうち回りました。
私はまた即座に近くにいた帝国兵を突き刺します。
「くっ、こいつ反撃してきやがった!」
「取り押さえろ!!」
帝国兵に取り囲まれます。
でも簡単に捕まってあげません。少しでも長く抵抗して子どもたちを逃がしたい。
「みんな逃げなさい! 早く!」
「で、でもマリス様が……」
「マリスさま、マリスさまっ、うわあああああん!」
リリーがためらい、幼い子どもたちが怯えて泣いてしまう。
安心させてあげたいのに私を取り押さえようとする帝国兵に反撃できません。
「オラ、もう逃げるのは終わりだ! 捕まえたぜ!!」
「は、離しなさい……!」
とうとう腕を掴まれました。
振り払おうとするも羽交い絞めされ、両腕を掴まれて帝国兵の前に引き出されます。
「無駄な抵抗ご苦労さまだ。なにもかも無駄だったな」
「っ……」
強引に地面に跪かされました。
睨みあげると、帝国兵が私の頬を片手で掴みます。
「くっ……」
痛いほど掴まれて顔をしかめました。
すると帝国兵たちは私を見て「へえー」とニヤつきます。
「綺麗な顔してるじゃねぇか」
「どれ。おっ、なかなかの美人じゃねぇか。こんな小せぇ国に置いておくなんてもったいないぜ」
「こんなところに一人でくるなんて輪姦されたいのかよ」
帝国兵は下品に笑いだしました。
私は悔しさと恥辱に声を荒げます。
「っ、離しなさい!」
「離しなさいだとよ。自分の立場分かってんのかよ」
「ハハハッ、強気なのもそそる。立場を分からせてやろうぜ」
「いやですっ、やめなさい! やめろと言っているでしょう……!」
帝国兵が無理やり私をおさえつけてきます。
なんとか逃れようとするも強い力で服を破られてしまう。
「いやっ、やめなさい! っ、なにをっ……!」
めちゃくちゃに暴れて抵抗しました。
遠くに子どもたちの怯えた泣き声が聞こえるのに助けることもできない。
それどころか抵抗はなんの意味もなく、服は無残に破られて剥ぎ取られ、帝国兵の前に素肌が曝されていく。
劣情に煽られた帝国兵たちは欲望に色めき立って、いくつもの手が私の体を這いまわります。
気持ち悪い。吐き気がするほど気持ち悪い。
必死で抵抗するのに体が地面に引き倒されてしまう。這って逃げようとすると「どこに行くつもりだ?」と足首を掴まれてずるずると引き戻されました。
私に覆いかぶさった帝国兵が足にまとわりつく衣服の残骸を引き千切ろうとした時。
――――ザシュッ!
視界いっぱいに血飛沫があがりました。
それは雨のように私に降りかかって、唖然としてしまう。
ごろりっ。横に転がったのは私に覆いかぶさっていた帝国兵の頭部。
絶命した帝国兵がばたりと地面に倒れます。
「あ、あなたは……っ」
驚愕に目を見開きました。
そこに剣を持った男が立っていたのです。
目が合ってドキリとしてしまう。
心臓はうるさいほど鳴っているのに食い入るように男を見つめてしまう。
だって男はこの戦場にあって圧倒的な風格を纏っていたのです。
私を見下ろす高い身長と鍛えられた体躯。その容貌は力強い印象を与えながらも、誰もが振り返るほどの造形美でした。
しかし男は私を一瞥しただけで、動揺する帝国兵を冷ややかに見据えます。
「ここで何をしていた」
男が淡々と問いました。
帝国兵が動揺しながらも怒鳴ります。
「てめぇ、いきなり殺しやがって!!」
「俺たちが誰だか分かってるのか!」
「やっちまおうぜ、殺せ!」
逆上した帝国兵たちが男に切りかかりました。
でもその前に男の剣が閃く。風よりも早い一閃に帝国兵から血飛沫があがりました。ひとりふたりとあっという間に切り伏せて、残った帝国兵はガタガタと震えて完全に萎縮しています。
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