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タクシーを降りると、今度は光希が杏吏の腕を掴み、慌ただしくマンションの自室に連れて行く。
玄関に引き込みドアを閉め、どちらからともなく噛みつくようにキスをした。舌を絡め、荒い息遣いが玄関の狭い空間に響く。
コツコツとドアの向こうの共用廊下から足音が聞こえ、ハッとして口を離すと、二人の舌を銀糸が繋いだ。
「……先輩。準備するんで、ベッドで待ってて下さい」
「…うん」
惜しむように口端にキスをしてから、杏吏は部屋の奥に向かった。光希は高鳴った胸の苦しさを逃がそうと、小さく息を吐いて、浴室に向かう。
日常的に自慰で後ろを使っているので洗浄は慣れているものの、他人に触れられたことはない。粗相のないように、男の体で冷められないように、念入りに準備を整えた。この後の行為への期待から、準備段階で既に半勃ちになってしまったが、一旦下着にしまい込む。
オーバーサイズのスウェットを上下に着て、ベッドに向かうと、杏吏は光希に言われた通りベッドに腰掛け、スマートフォンを弄っていた。光希が来ると顔を上げ、スマートフォンを床に置いて、隣に座るようシーツをポンポン叩く。
促されるまま、おずおずと隣に座ると、先ほどお預けを食らった分以上に甘い口付けが始まり、肩を押されてシーツに倒された。キスの合間に、杏吏のスーツの上下が器用に脱ぎ捨てられるのが、視界の端に見えた。
スーツの皺を気にする暇もなく、スウェットを捲くり上げられ、乳首が丸見えになる。鍛えた胸筋が杏吏の手に包まれ、ふんわりと揉まれながら胸の先端にもキスをされた。それだけで力が入ってしまい、ビクンッと胸の筋肉が波打つ。
「あっ、んん」
「だめ。声聞かせて」
漏れたのはどう足掻いても成人男性の声、それもどちらかと言えば低い方で、可愛げなんてない。萎えられないように手の甲で口を抑えるも、すぐに手首を掴まれシーツに縫い付けられてしまった。
好きな人の体温に触れるとこんなにも感じてしまうものかと驚いたのも束の間で、尖らせた舌先でちろちろと擽られ、対の先端は優しく摘むように刺激されると、声を抑えることなど出来なかった。
下半身はすっかり勃ち上がり、腰は勝手にヘコヘコと揺れて、杏吏の太腿に先端を擦り付けてしまっている。
「光希、すっげー濡れてる。配信でも乳首弄ってたよな。ここ好きなの?」
「好き、すき…っ、ごめ、なさ…い゙ッ!?」
「いいよ。可愛い」
大量の先走りは下着もスウェットも濡らして、杏吏の太腿を汚していた。優しく甘やかすように愛撫されていた乳首に軽く歯を立てられると、更に先走りが溢れる。不意打ちで軽くイってしまったかもしれない。胸筋だけでなく、体全体が勝手にビクビクと震えるのを止められなかった。
「腰、上げて」
杏吏は光希のスウェットを足から抜き取り、スーツと同様に放った。すっかり勃起した陰茎の形を浮き上がらせるジョックストラップの下着は、先走りか精液か分からない液体にまみれ、艶を帯びていた。
玄関に引き込みドアを閉め、どちらからともなく噛みつくようにキスをした。舌を絡め、荒い息遣いが玄関の狭い空間に響く。
コツコツとドアの向こうの共用廊下から足音が聞こえ、ハッとして口を離すと、二人の舌を銀糸が繋いだ。
「……先輩。準備するんで、ベッドで待ってて下さい」
「…うん」
惜しむように口端にキスをしてから、杏吏は部屋の奥に向かった。光希は高鳴った胸の苦しさを逃がそうと、小さく息を吐いて、浴室に向かう。
日常的に自慰で後ろを使っているので洗浄は慣れているものの、他人に触れられたことはない。粗相のないように、男の体で冷められないように、念入りに準備を整えた。この後の行為への期待から、準備段階で既に半勃ちになってしまったが、一旦下着にしまい込む。
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促されるまま、おずおずと隣に座ると、先ほどお預けを食らった分以上に甘い口付けが始まり、肩を押されてシーツに倒された。キスの合間に、杏吏のスーツの上下が器用に脱ぎ捨てられるのが、視界の端に見えた。
スーツの皺を気にする暇もなく、スウェットを捲くり上げられ、乳首が丸見えになる。鍛えた胸筋が杏吏の手に包まれ、ふんわりと揉まれながら胸の先端にもキスをされた。それだけで力が入ってしまい、ビクンッと胸の筋肉が波打つ。
「あっ、んん」
「だめ。声聞かせて」
漏れたのはどう足掻いても成人男性の声、それもどちらかと言えば低い方で、可愛げなんてない。萎えられないように手の甲で口を抑えるも、すぐに手首を掴まれシーツに縫い付けられてしまった。
好きな人の体温に触れるとこんなにも感じてしまうものかと驚いたのも束の間で、尖らせた舌先でちろちろと擽られ、対の先端は優しく摘むように刺激されると、声を抑えることなど出来なかった。
下半身はすっかり勃ち上がり、腰は勝手にヘコヘコと揺れて、杏吏の太腿に先端を擦り付けてしまっている。
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「好き、すき…っ、ごめ、なさ…い゙ッ!?」
「いいよ。可愛い」
大量の先走りは下着もスウェットも濡らして、杏吏の太腿を汚していた。優しく甘やかすように愛撫されていた乳首に軽く歯を立てられると、更に先走りが溢れる。不意打ちで軽くイってしまったかもしれない。胸筋だけでなく、体全体が勝手にビクビクと震えるのを止められなかった。
「腰、上げて」
杏吏は光希のスウェットを足から抜き取り、スーツと同様に放った。すっかり勃起した陰茎の形を浮き上がらせるジョックストラップの下着は、先走りか精液か分からない液体にまみれ、艶を帯びていた。
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