浮気ばかりの婚約者から逃げたい!

しゃーりん

文字の大きさ
5 / 6

5.

 
 
 
それから間もなく、イーサンとキャシーは結婚した。
あのパーティーから毎日のように夜を共に過ごしていたらしく、妊娠した。
あの夜に出来たのかどうかはわからないらしい。
イーサンはリベンジに気を取られ、避妊魔法を忘れたことがあったようだ。
パーティーで会う夫人たちとは時間が限られており、ゆっくりできないが、キャシーは婚約者だ。
何度か泊まりで会い、その度に一晩に平均三回ほど子種を放ち、キャシーの体を堪能した結果だ。 

安定期までキャシーは禁欲、イーサンは夫人たちと浮気。
相変わらずであるが、医者の許可が出たら腹にいる自分の子を撫でて実感しながらキャシーを抱いた。

出産後、少ししてキャシーは浮気をしたらしい。イーサンはもちろん文句を言わない。
そしてキャシーは数か月浮気をしないでイーサンにだけ抱かれる。妊娠のためだ。
出産後、また夫婦それぞれ浮気する。というのを繰り返した。
今までにない、夫婦のあり方だった。

キャシー曰く、『イーサンは他の男性がどう気持ち良くさせたか聞いてくるの。言葉とか体位とか…あと、アレの大きさとか長さも。確かに人それぞれよね。イーサンは女性を喜ばせるために努力してるわ。もちろん、私にはイーサンとの閨が一番満足できるし気持ちが良いわ!』だそうだ。




ジュリアとユリウスは、半年後に結婚した。
真面目なユリウスは閨の経験がなかった。キスもジュリアが初めてだ。
結婚前にジュリアに打ち明け、二人で仲良く指南書を読んだ。
初級を読み、中級に驚き、上級はまだ見るべきではないと二人で笑った。

そして迎えた初夜、真面目なユリウスは自分と違う女性の体の仕組みに興味深々だった。
指南書にあった女性が感じやすい場所を刺激し、ジュリアの反応を確認する。
あらゆる場所を、指で舌で触れ、目で確認し、ジュリアの絶頂する姿を美しいと見つめていた。
ようやく一つになるという時でも、少しずつ入れては戻り膜の手前で焦らされた。
ジュリアに怒られ、ユリウスは笑いながら謝り、その隙に一息に奥まで突き入れた。
圧迫感はあったが痛みは少ない。下腹を撫でてユリウスを感じていると大きくなった。
あまり動かず、一番奥に先が当たるように少しだけ腰を揺する。
始めは気持ちいいと思ってなかった。だが、繰り返し同じ奥を刺激されていると、疼きを感じる。
相変わらずユリウスは大きく動かない。だが、どんどん熱が溜まる感じがして喘ぎ声が出てきた。
何かがやってくる感じがする。追い詰められてる気がする。ユリウスは私の顔を見てる。
そして、じわじわと高まって体がビクンビクンと大きく跳ねた。汗が噴き出る。
どうやら中で絶頂したようだ。外の刺激とは感じ方が違った。
絶頂の時にユリウスを中で締め付けたようで、少し子種が出たらしい。
だが、まだ固い状態で、今度は抜けそうなくらいに引き抜いた後、また奥に来る。
先ほどより大きく腰を動かし、抜き差ししているところの少し上の小さな粒を刺激し、また絶頂しそうになる。
首を振ると、『一緒に達しよう』と言い、腰を動かす。
私が『もうだめ』と言って達し締め付けると、ユリウスが奥に突き入れ子種を放った。
じわっと温かく感じた。
荒い息をしているユリウスがジュリアにキスをし、中から抜き取った。
ジュリアの膝を持ち、左右に広げて自分が放った白濁が流れ出るのを見ている。

「ユリウス、恥ずかしいわ。」

「うん。ごめん。もう一度押し込みたいなぁって見てた。いい?」

もうすでに固くなったものを当てており、返事をする間もなく入ってきた。

「うわぁ。ぬるぬる。滑る。気持ち良くて止まらないよ。」

ジュリアの足をユリウスの肩に乗せ、腰を振る。

「指南書にこんな体位もあったね。これからいろいろ試そう。」

そう言ってまた子種を放った。

ジュリアは初夜から感じすぎて疲労困憊で動けない。普通、痛くて動けないのでは?と思った。




 

あなたにおすすめの小説

最後に一つだけ。あなたの未来を壊す方法を教えてあげる

椿谷あずる
恋愛
婚約者カインの口から、一方的に別れを告げられたルーミア。 その隣では、彼が庇う女、アメリが怯える素振りを見せながら、こっそりと勝者の微笑みを浮かべていた。 ──ああ、なるほど。私は、最初から負ける役だったのね。 全てを悟ったルーミアは、静かに微笑み、淡々と婚約破棄を受け入れる。 だが、その背中を向ける間際、彼女はふと立ち止まり、振り返った。 「……ねえ、最後に一つだけ。教えてあげるわ」 その一言が、すべての運命を覆すとも知らずに。 裏切られた彼女は、微笑みながらすべてを奪い返す──これは、華麗なる逆転劇の始まり。

それは確かに真実の愛

宝月 蓮
恋愛
レルヒェンフェルト伯爵令嬢ルーツィエには悩みがあった。それは幼馴染であるビューロウ侯爵令息ヤーコブが髪質のことを散々いじってくること。やめて欲しいと伝えても全くやめてくれないのである。いつも「冗談だから」で済まされてしまうのだ。おまけに嫌がったらこちらが悪者にされてしまう。 そんなある日、ルーツィエは君主の家系であるリヒネットシュタイン公家の第三公子クラウスと出会う。クラウスはルーツィエの髪型を素敵だと褒めてくれた。彼はヤーコブとは違い、ルーツィエの嫌がることは全くしない。そしてルーツィエとクラウスは交流をしていくうちにお互い惹かれ合っていた。 そんな中、ルーツィエとヤーコブの婚約が決まってしまう。ヤーコブなんかとは絶対に結婚したくないルーツィエはクラウスに助けを求めた。 そしてクラウスがある行動を起こすのであるが、果たしてその結果は……? 小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。

偽りの愛の終焉〜サレ妻アイナの冷徹な断罪〜

紅葉山参
恋愛
貧しいけれど、愛と笑顔に満ちた生活。それが、私(アイナ)が夫と築き上げた全てだと思っていた。築40年のボロアパートの一室。安いスーパーの食材。それでも、あの人の「愛してる」の言葉一つで、アイナは満たされていた。 しかし、些細な変化が、穏やかな日々にヒビを入れる。 私の配偶者の帰宅時間が遅くなった。仕事のメールだと誤魔化す、頻繁に確認されるスマートフォン。その違和感の正体が、アイナのすぐそばにいた。 近所に住むシンママのユリエ。彼女の愛らしい笑顔の裏に、私の全てを奪う魔女の顔が隠されていた。夫とユリエの、不貞の証拠を握ったアイナの心は、凍てつく怒りに支配される。 泣き崩れるだけの弱々しい妻は、もういない。 私は、彼と彼女が築いた「偽りの愛」を、社会的な地獄へと突き落とす、冷徹な復讐を誓う。一歩ずつ、緻密に、二人からすべてを奪い尽くす、断罪の物語。

なくなって気付く愛

戒月冷音
恋愛
生まれて死ぬまで…意味があるのかしら?

ジルの身の丈

ひづき
恋愛
ジルは貴族の屋敷で働く下女だ。 身の程、相応、身の丈といった言葉を常に考えている真面目なジル。 ある日同僚が旦那様と不倫して、奥様が突然死。 同僚が後妻に収まった途端、突然解雇され、ジルは途方に暮れた。 そこに現れたのは亡くなった奥様の弟君で─── ※悩んだ末取り敢えず恋愛カテゴリに入れましたが、恋愛色は薄めです。

だって悪女ですもの。

とうこ
恋愛
初恋を諦め、十六歳の若さで侯爵の後妻となったルイーズ。 幼馴染にはきつい言葉を投げつけられ、かれを好きな少女たちからは悪女と噂される。 だが四年後、ルイーズの里帰りと共に訪れる大きな転機。 彼女の選択は。 小説家になろう様にも掲載予定です。

愛はリンゴと同じ

turarin
恋愛
学園時代の同級生と結婚し、子供にも恵まれ幸せいっぱいの公爵夫人ナタリー。ところが、ある日夫が平民の少女をつれてきて、別邸に囲うと言う。 夫のナタリーへの愛は減らない。妾の少女メイリンへの愛が、一つ増えるだけだと言う。夫の愛は、まるでリンゴのように幾つもあって、皆に与えられるものなのだそうだ。 ナタリーのことは妻として大切にしてくれる夫。貴族の妻としては当然受け入れるべき。だが、辛くて仕方がない。ナタリーのリンゴは一つだけ。 幾つもあるなど考えられない。

愛する人の手を取るために

碧水 遥
恋愛
「何が茶会だ、ドレスだ、アクセサリーだ!!そんなちゃらちゃら遊んでいる女など、私に相応しくない!!」  わたくしは……あなたをお支えしてきたつもりでした。でも……必要なかったのですね……。