初恋は沼、あるいは闇

しゃーりん

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18.

 
 
ジャレッドはマリアローズを鏡の前に座らせて、見たいと言った彼女の秘部を見せた。 


「まあっ!こんな感じなのね。」
 
「ローズの蕾に見えない?」

「そう言われたらそう見えてしまうわね。確かに蕾みたい。」


ジャレッドはマリアローズの手を取り、彼女の指で自身の秘部に触れさせた。


「ここが、いつもローズが気持ちよさそうにしているところ。豆みたいだろう?」

「あっ……」


そのまま指を下に滑らせて、少し押し込んだ。


「ここが、一番大切なところだ。指、入れてみて。」


マリアローズに自分の指を入れさせた。
彼女は好奇心からか、中指をナカに埋め始める。


「あっ……入るわ。ヌルヌルしていて、柔らかい。」

「ああ。」

「……でも、ジャレッドがしてくれるみたいに気持ちよくはないわ。」

「そうなんだ?じゃあ、一緒に。」


ジャレッドはマリアローズの指に沿って自分の指を入れた。


「あっ、二本入っているわ。」

「そうだね。でも、ローズの指は細いから大丈夫。」


いつも、ナカに指を入れるのは一本だけにしていた。
二本入れたら、そのうち三本入れたくなる。
三本入れたら、準備が整ってしまうから。


「ジャレッドの指が長くて気持ちいいの。」

「そう?」


マリアローズの指と一緒に、ナカを擦るように出し入れする。


「ローズ、鏡の自分の顔を見て?」

「え?」

「自分が気持ちよくなっている顔を。」
 
「えっ……あっ!」


ナカを擦りながら、ジャレッドの片手は陰核を捏ねくり回した。


「ほら、どんどん気持ちよくなって、もっと続けてほしくて、あとちょっとで快感が弾けるのを待っている顔を。」 

「あっああっ!!」
 

マリアローズの体はビクンビクンと震え、秘部から吹き出したものが鏡まで飛んでいた。
潮を吹くとはこういうことか。

マリアローズは自分の痴態に興奮したらしい。 


「気持ちよくなった瞬間、目を閉じていたよ?」

「開けていられなかったわ。……わたくし、粗相をしてしまったの?」

「違うよ。よくわからないけれど、気持ちよくなり過ぎるとこうなることがあるんだって。」

「そうなのね。驚いたわ。」


濡れたマリアローズの体を綺麗に拭き、ネグリジェを着せる。
そして部屋に戻るマリアローズを見送る。
 
その後、ジャレッドは自慰するのだ。
初日以来、マリアローズには見せていないが、毎回痛いほど張りつめている。

歳のわりに、とんでもないほどの自制心が自分にはあるとジャレッドはいつも思っている。

外に出さないことでなんとか耐えられているが、あのマリアローズのことだ。いつ、また見たいと言い出すかはわからない。

マリアローズが嫁ぐまで、あと八か月となっていた。

  

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