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1章 そして、運命の歯車は動き出す
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「あなた、この子を頼みます」
「冥奈!」
「オギャー!オギャー!」
「わかった。この子は俺が鍛えるぞ!冥奈!」
この日、生まれた胎児がこの先、様々な人を、巻き込みながら、世界を救う旅の運命が動き出した...
ある朝、
たたた
「おはよー!父さん!」
二階から降りてきた少年は父さんと呼ぶ人物に挨拶をした
「お、やっと起きたか鬼龍!」
鬼龍と呼ばれた少年の名は姫堕乃 鬼龍
黒髪 黒目の美少年だ
そして、鬼龍を呼んだら人物は姫堕乃 豪鬼
鬼龍の父にして豪鬼率いる姫堕乃組の現組長である。
「父さん!また模擬戦してきていい!?」
「おう!どんどんやれ!んで、もっと強くなれ!じゃないと守りたいものも守れないからな...」
最後の方が暗くなったのは気のせいか?
鬼龍は少し考えたが面倒になり考えないようにはした
「秀さん!また模擬戦しよ!」
「若!まぁたですか?」
「いいじゃん!俺は強くなりたいの!」
「はぁ、ま、やりましょうか」
「やっりぃ!!」
「今日はどうしますか?」
「うーん。今日は組手にする!」
「わかりやした。では、行きますよ!」
「こい!」
パシッ
ガッ
バゴーン!
そんな音の聞こえる中庭を見つめる人物
姫堕乃 豪鬼である
「冥奈......鬼龍はここまで大きくなったぞ.....」
冥奈は鬼龍を産んですぐ亡くなった。
元々体の弱い方であった 冥奈は産むときに病気にかかり、産んだ後でそのまま病死した。そのことをまだ鬼龍には話していない
このことを話したら鬼龍はどうなるか、そう考えただけで胸が締め付けられる豪鬼であった
「父さーん!!」
「どうした!」
「学校行ってきまーーーす!!!」
「おう、気を付けて行けよー!!!!」
「はーい!」
鬼龍は今年で16になる
このまま話さなかったらどうなるか
あまり考えたくないことをどうしても考えてしまう豪鬼であった
その頃、学校に到着した鬼龍
「おっはよー!龍樹!」
「お前、本当朝からなんでそんな元気なんだよ…」
呆れている人物の名は
桜谷 龍樹
鬼龍と幼稚園の頃からの幼馴染の1人である
とても仲間思いだがかなり喧嘩っぱやい
「本当なんでそんな元気なんでしょうね?」
この者の名は
業蛇 刀華
幼馴染の1人で3人の中ではしっかり者の姉的存在
「なぁなぁ、お前らは部活まだすんのか?」
「俺は柔道を続けるぞ!」
「私も剣道を」
「やっぱりかー」
「ま、あんたん家はヤクザだから部活よりも鍛えられるからね」
「そんなんお前らもおなじだろー?」
「あはは、確かにな」
「でも、こいつかなりの馬鹿だからねー」
「な!でもこの前のテストでは30点取ったんだからいいじゃねぇか」
「あのねぇ?30点は最低ラインなの!わかる!?馬鹿!」
「あいつらまたやってやがるーwww」
「本当仲いいよねあの3人w」
「まぁ、親が親だしね」
(((そうなんだよなー)))
この2人の親もヤクザの組長で、さらに、その2人も豪鬼の幼馴染という数奇な仲である
「あ、もう時間だから席座るわよー」
「あーい」
「ういー」
キーンコーンカーンコーン
「あれ?こねぇな」
「おかしいなぁ」
「ちょい廊下見てみる。先生来とるか確認する」
そう鬼龍が言い、扉を開けようとしたが、
「あれ?」
「どうした?鬼龍」
「なんでだ?ドアが開かねぇ」
「何言ってんだ?んなことあるわけねぇだろ、ちょいどけ」
龍樹がやってみるも
「本当だ、びくともしねぇ」
(あれ?この展開、俺、本で読んだことある)
確かこのあと床が光って…
そう考えた時、突如として床がまばゆい光を発した
「え?!何これ!」
「うお!やべぇだろこれ!」
「窓叩き割るからそっからでるぞ!」
ある生徒が椅子を持ち上げ、廊下側の窓ガラスに向けて投げたが
ギィィイイン!!!
「な!!??」
窓に向けて投げたはずが何かの力により弾かれた
「は?」
「なんでだ!」
キャー!キャー!ワー!ワー!
教室は一瞬にして阿鼻叫喚さながらに酷い状況になった
「皆!一回黙れ!!!」
「「「「「!!!!!」」」」」
鬼龍のかけた声によって皆は動きを止めた
「いいか!今の状況はファンタジーでよくある
゙転移゙と同じだ!」
たしかに
ほんとだ
「いいか?もしも転移されたならまずはステータスといってみろ!多分それで自分のステータスがみえるはずだ!」
鬼龍の言葉を皆はしっかり聞き、頷いた
「次に、多分王様の所まで連れていってもらえるからそこで質問しまくれ!あっちは、俺らを召喚したんだからな。そんぐらいはしてもらう。」
光が更に強まってきた
「チッ!皆!多分こっちに帰れる方法は無いからそれを心にとどめておけ!行くぞ!」
「「「「「おう!!!」」」」」
「さすが鬼龍だな……さすが゙鬼が宿る一族゙だ」
そして、どんどん強くなった光は部屋全体を包み込みんだと思ったらパッと消えた
そのあとには誰も居なかった………
「冥奈!」
「オギャー!オギャー!」
「わかった。この子は俺が鍛えるぞ!冥奈!」
この日、生まれた胎児がこの先、様々な人を、巻き込みながら、世界を救う旅の運命が動き出した...
ある朝、
たたた
「おはよー!父さん!」
二階から降りてきた少年は父さんと呼ぶ人物に挨拶をした
「お、やっと起きたか鬼龍!」
鬼龍と呼ばれた少年の名は姫堕乃 鬼龍
黒髪 黒目の美少年だ
そして、鬼龍を呼んだら人物は姫堕乃 豪鬼
鬼龍の父にして豪鬼率いる姫堕乃組の現組長である。
「父さん!また模擬戦してきていい!?」
「おう!どんどんやれ!んで、もっと強くなれ!じゃないと守りたいものも守れないからな...」
最後の方が暗くなったのは気のせいか?
鬼龍は少し考えたが面倒になり考えないようにはした
「秀さん!また模擬戦しよ!」
「若!まぁたですか?」
「いいじゃん!俺は強くなりたいの!」
「はぁ、ま、やりましょうか」
「やっりぃ!!」
「今日はどうしますか?」
「うーん。今日は組手にする!」
「わかりやした。では、行きますよ!」
「こい!」
パシッ
ガッ
バゴーン!
そんな音の聞こえる中庭を見つめる人物
姫堕乃 豪鬼である
「冥奈......鬼龍はここまで大きくなったぞ.....」
冥奈は鬼龍を産んですぐ亡くなった。
元々体の弱い方であった 冥奈は産むときに病気にかかり、産んだ後でそのまま病死した。そのことをまだ鬼龍には話していない
このことを話したら鬼龍はどうなるか、そう考えただけで胸が締め付けられる豪鬼であった
「父さーん!!」
「どうした!」
「学校行ってきまーーーす!!!」
「おう、気を付けて行けよー!!!!」
「はーい!」
鬼龍は今年で16になる
このまま話さなかったらどうなるか
あまり考えたくないことをどうしても考えてしまう豪鬼であった
その頃、学校に到着した鬼龍
「おっはよー!龍樹!」
「お前、本当朝からなんでそんな元気なんだよ…」
呆れている人物の名は
桜谷 龍樹
鬼龍と幼稚園の頃からの幼馴染の1人である
とても仲間思いだがかなり喧嘩っぱやい
「本当なんでそんな元気なんでしょうね?」
この者の名は
業蛇 刀華
幼馴染の1人で3人の中ではしっかり者の姉的存在
「なぁなぁ、お前らは部活まだすんのか?」
「俺は柔道を続けるぞ!」
「私も剣道を」
「やっぱりかー」
「ま、あんたん家はヤクザだから部活よりも鍛えられるからね」
「そんなんお前らもおなじだろー?」
「あはは、確かにな」
「でも、こいつかなりの馬鹿だからねー」
「な!でもこの前のテストでは30点取ったんだからいいじゃねぇか」
「あのねぇ?30点は最低ラインなの!わかる!?馬鹿!」
「あいつらまたやってやがるーwww」
「本当仲いいよねあの3人w」
「まぁ、親が親だしね」
(((そうなんだよなー)))
この2人の親もヤクザの組長で、さらに、その2人も豪鬼の幼馴染という数奇な仲である
「あ、もう時間だから席座るわよー」
「あーい」
「ういー」
キーンコーンカーンコーン
「あれ?こねぇな」
「おかしいなぁ」
「ちょい廊下見てみる。先生来とるか確認する」
そう鬼龍が言い、扉を開けようとしたが、
「あれ?」
「どうした?鬼龍」
「なんでだ?ドアが開かねぇ」
「何言ってんだ?んなことあるわけねぇだろ、ちょいどけ」
龍樹がやってみるも
「本当だ、びくともしねぇ」
(あれ?この展開、俺、本で読んだことある)
確かこのあと床が光って…
そう考えた時、突如として床がまばゆい光を発した
「え?!何これ!」
「うお!やべぇだろこれ!」
「窓叩き割るからそっからでるぞ!」
ある生徒が椅子を持ち上げ、廊下側の窓ガラスに向けて投げたが
ギィィイイン!!!
「な!!??」
窓に向けて投げたはずが何かの力により弾かれた
「は?」
「なんでだ!」
キャー!キャー!ワー!ワー!
教室は一瞬にして阿鼻叫喚さながらに酷い状況になった
「皆!一回黙れ!!!」
「「「「「!!!!!」」」」」
鬼龍のかけた声によって皆は動きを止めた
「いいか!今の状況はファンタジーでよくある
゙転移゙と同じだ!」
たしかに
ほんとだ
「いいか?もしも転移されたならまずはステータスといってみろ!多分それで自分のステータスがみえるはずだ!」
鬼龍の言葉を皆はしっかり聞き、頷いた
「次に、多分王様の所まで連れていってもらえるからそこで質問しまくれ!あっちは、俺らを召喚したんだからな。そんぐらいはしてもらう。」
光が更に強まってきた
「チッ!皆!多分こっちに帰れる方法は無いからそれを心にとどめておけ!行くぞ!」
「「「「「おう!!!」」」」」
「さすが鬼龍だな……さすが゙鬼が宿る一族゙だ」
そして、どんどん強くなった光は部屋全体を包み込みんだと思ったらパッと消えた
そのあとには誰も居なかった………
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