153 / 1,346
群雄割拠のB選
しおりを挟む
ペヤンキー将軍の横をプロデューサー三上の選挙カーがゆっくりと通り過ぎる。
「三上、三上、三上ニュースなんかいらない!三上、三上、ニュースなんかいらない!三上をよろしくお願い申し上げます!」
三上が選挙カーの中から手を振っている。
その後ろからクンタキンテ候補の選挙カーが続いた。
「火星、火星、火星、火星人の権利はこの歯ぐきが可愛いいクンタキンテが守ってみせます。クンタ、クンタ、クンタキンテに清き一票をお願いします」
クンタが車の中で手を振っていた。
ちょうどそこを1年B組の生徒たちが通り過ぎた。
「あれっ?今の候補者、君田くんに似てない?」と青森痛子が君江に話しかけた。
「そう言われてみれば似てなくもないわね」と君江。
すぐに関心が他に移る青森は今度は寺山候補の演説を発見した。
「見て、見て!あの人、工事評論家の人じゃない?面白そうね」と青森。
2人は寺山候補の演説を聞くことにした。
「今日は僕の強力な援軍が来てくれたので紹介します。評論家の竹森健一です」と寺山は竹森にマイクを渡した。
「みなさん、だいたいやねー、寺山っていうのは昔からこういう男なんですわ。僕なんか、わけわからずこの場に呼ばれてやな、いきなりマイク渡されてやね、選挙に出てるなんて、今初めて知ったんや。みなさん、これが寺山という男や」と竹森。
ほとんど何の応援にもなっていない応援演説だ。
それにしても、ユニークな髪型をしてパイプをくわえている。
そこにもう一人加わった。
「なん、なん、お前!」と竹森が叫んだ。
まさか暗殺者か!
「三上、三上、三上ニュースなんかいらない!三上、三上、ニュースなんかいらない!三上をよろしくお願い申し上げます!」
三上が選挙カーの中から手を振っている。
その後ろからクンタキンテ候補の選挙カーが続いた。
「火星、火星、火星、火星人の権利はこの歯ぐきが可愛いいクンタキンテが守ってみせます。クンタ、クンタ、クンタキンテに清き一票をお願いします」
クンタが車の中で手を振っていた。
ちょうどそこを1年B組の生徒たちが通り過ぎた。
「あれっ?今の候補者、君田くんに似てない?」と青森痛子が君江に話しかけた。
「そう言われてみれば似てなくもないわね」と君江。
すぐに関心が他に移る青森は今度は寺山候補の演説を発見した。
「見て、見て!あの人、工事評論家の人じゃない?面白そうね」と青森。
2人は寺山候補の演説を聞くことにした。
「今日は僕の強力な援軍が来てくれたので紹介します。評論家の竹森健一です」と寺山は竹森にマイクを渡した。
「みなさん、だいたいやねー、寺山っていうのは昔からこういう男なんですわ。僕なんか、わけわからずこの場に呼ばれてやな、いきなりマイク渡されてやね、選挙に出てるなんて、今初めて知ったんや。みなさん、これが寺山という男や」と竹森。
ほとんど何の応援にもなっていない応援演説だ。
それにしても、ユニークな髪型をしてパイプをくわえている。
そこにもう一人加わった。
「なん、なん、お前!」と竹森が叫んだ。
まさか暗殺者か!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる