やる気が出る3つの DADA

Jack Seisex

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~宣言解除後の日常(113)~

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「ウイーン」
 警備ロボットが、動作を続けている。

 ロボットは、話が乗ってくると、そのまま胸元のモニターに映像を映し出した。
 何の映像かは、まだ、はっきりしない。
(まずい)
 こんな悠長こと、やってる場合じゃない。

「ウイーンじゃないだろっ」
 倉橋は怒鳴った。
『‥‥‥‥ウイーンじゃないって?』
 警備ロボットの胸元のモニターに、文字が流れていった。

 この時、 
「倉橋くん」と、声がした。
 それは、紛れもなく、デュシャン爺さんの声だった。
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