お金持ちの掃除婦が転生して魔族ごと掃除しちゃった件

第二十二章：捨てる神に拾われたい！？フードロス魔人と賞味期限バトル！

マツコ一行が立ち寄ったのは、美食の街「グルメシティ」。
しかし、街の入口でいきなり強烈な異臭に鼻を押さえる羽目に。

ホコリ姫：「なんかクサい！チーズが腐ったとかそういうレベルじゃないわよ！」
キレトロン：「この臭い……コンビニ裏の“おにぎり山”を思い出すぜ…」
グレタくん（ガスマスク装着）：「これは……食品ロスのにおい！」

町の広場には、捨てられたパン、弁当、ケーキ、そして触るとまだ温かいフライドポテトが山積みに！

マツコ：「あんたたち、食べ物を何だと思ってんのよ…！」

と、そのとき――巨大なケチャップ色のマントを翻し、腐敗臭とともに登場した怪人が！

「我こそは、“フードロス魔人・グルタミン閣下”！
この世界は食べ残しと賞味期限切れで成り立っておるのだァァ！」

キレトロン：「成り立っちゃダメな世界だわ！！」
ホコリ姫：「なによその顔！プリンと冷やし中華の融合って何！？」

マツコ：「……あんた、自分の名前を栄養素っぽくしてごまかしてんじゃないわよ！」

◆賞味期限バトル、勃発！

グルタミン閣下は「賞味期限3秒フード弾」を投げつけてくる！
食らうと胃もたれ＆後悔MAX！

だがマツコは言う！
「捨てる前に、ちゃんと計画して買う！ そして――食べきる！！」

グレタくんは「もったいないクッキングモード」発動！
廃棄食材をリメイクして、超美味メニューへと変換！

「見てこれ！おからと残り野菜でヘルシーバーガー！」

キレトロン：「俺もいくぞ！余ったご飯でライスボールアタックッ！」

ホコリ姫：「この使いかけのクリームチーズで“混ぜるだけチーズケーキ・爆速版”！」

そして、マツコの必殺技が炸裂！
「いただきます・インフィニティッ！！」
―すべての食材に感謝を込めて、一切無駄にしない黄金スプーンが空を舞う！

グルタミン閣下：「ぐおぉぉ…！！俺の…俺の存在意義がぁぁ！！」
閣下はリメイクされ、**“給食のおばちゃん”**に転職して消えていった。

町の人々は、もう食べ物をムダにしないと誓い、街には「いただきます広場」が完成した。

マツコはそっと言う。
「食べ物ってね、命なのよ。見えないけど、誰かの手と、時間と、思いが詰まってるの」

グレタくん：「だから、最後まで大事に。胃袋が、地球を救うんだ！」