平隊士の日々

china01

文字の大きさ
44 / 85

元治元年皐月二 新選組平隊士の日記

しおりを挟む
元治元年皐月二

先ほど、夜襲の訓練があった
どたどた、廊下を走ってくるので気が付いた
藤堂組長が、楽しそうに、飛び込んできたが
うるさすぎて、目が覚め、蹴飛ばされる前に刀を取って、起きた
奥の方で寝ている、七番隊と五番隊の隊士が、
蹴られてたり、踏まれたりしている
土方副長の終了の声で、夜襲が終了
藤堂君、もっと静かに行動しないと、廊下側の隊士は起きているよ
いかん、いかん、楽しすぎて、静かにするのを忘れた、わははは
布団をかたずけ、掃除して、稽古
朝食、白和え、ご飯、味噌汁、漬物
本日の隊務割
午前が南巡察、午後が東巡察、夜は当直
近藤局長が前に出てきて、
卯月二十六日に幕府肝入りの見廻組と言う組織が出来、京都に向かっている
新選組は見廻組より、役に立つことを幕府に示さなければならない
諸君も、取り締まりを頑張ってほしい、以上
土方副長が、体格の良い隊士を呼んで、腕周りや、肩幅を測っている
五番隊と南巡察に出ようとしたら、
山南総長が来て、僕も一緒に行こうと
九条通りの高瀬川を過ぎたところで、浪士らしき集団を発見
橋の手前で、五番隊が展開し、
六番隊は、路地が無く、後ろに回り込めない為、左右に展開する
山南総長が誰何すると、いきなり斬りかかってきた
井上組長が、河原に追い込めと叫び、
浪士のわきをすり抜け、後ろに回る
五人六人が、五番隊と向き合い、こちらに四人ほどが向かってくる
井上組長と粂部伍長が鴨川の支流の橋を背に逃げられないようにしている
竹内伍長と死番の加藤と田中が浪士四人と対峙しており
三番四番が重なり合うように、左右に展開し、逃がさないようにして
竹内伍長が、おとなしくしろと言いながら、井上組長の方へ追い込んでいく
山南総長が、我々の向い側、
四人の浪士の後ろ側から、すっと斬り込む、二人の浪士が斬られ、
残り二人の浪士には加藤と田中が斬り込み、負傷させたので、捕縛する
五番隊も六人全員を捕縛できた
番小屋に連絡して、大怪我をした浪士を大八車に乗せ、屯所に戻る
昼食、焼きウナギ、大根の餡かけ、漬物、味噌汁、ご飯
八番隊と東巡察
仁王通りと冷泉通りの辻で、武士の集団に会う
井上組長が、誰何すると、紀州藩士とのこと、礼をして巡察を続け、屯所に戻る
夕食、ネギ雑炊、漬物、煮卵と牡丹肉煮
四(九)番隊と当直
いつでも出れる準備をして、稽古
一番隊が浪士を五人捕縛して、東巡察より戻る
相当な斬りあいがあったのだろう
沖田組長の羽織と、袴が斬られている
星川三平が足を引きずっている
谷昌武が腕にさらしを巻いている
濱口が見当たらない
沖田組長に尋ねたら、浪士が十数人、
大蓮寺の手前の町屋で待ち伏せしており、
三々五々、小人数の斬りあいになり、
行方が分からないとのこと
監察方と番方で探しているので、そのうち、見つかるだろう
少し、心配なので、遅くまで待っていたが、
監察方が戻ってきたので、寝る
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-

ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。 1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。 わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。 だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。 これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。 希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。 ※アルファポリス限定投稿

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末

松風勇水(松 勇)
歴史・時代
旧題:剣客居酒屋 草間の陰 第9回歴史・時代小説大賞「読めばお腹がすく江戸グルメ賞」受賞作。 本作は『剣客居酒屋 草間の陰』から『剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末』と改題いたしました。 2025年11月28書籍刊行。 なお、レンタル部分は修正した書籍と同様のものとなっておりますが、一部の描写が割愛されたため、後続の話とは繋がりが悪くなっております。ご了承ください。 酒と肴と剣と闇 江戸情緒を添えて 江戸は本所にある居酒屋『草間』。 美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。 自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。 多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。 その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。 店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。

四代目 豊臣秀勝

克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。 読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。 史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。 秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。 小牧長久手で秀吉は勝てるのか? 朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか? 朝鮮征伐は行われるのか? 秀頼は生まれるのか。 秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?

日露戦争の真実

蔵屋
歴史・時代
 私の先祖は日露戦争の奉天の戦いで若くして戦死しました。 日本政府の定めた徴兵制で戦地に行ったのでした。  日露戦争が始まったのは明治37年(1904)2月6日でした。  帝政ロシアは清国の領土だった中国東北部を事実上占領下に置き、さらに朝鮮半島、日本海に勢力を伸ばそうとしていました。  日本はこれに対抗し開戦に至ったのです。 ほぼ同時に、日本連合艦隊はロシア軍の拠点港である旅順に向かい、ロシア軍の旅順艦隊の殲滅を目指すことになりました。  ロシア軍はヨーロッパに配備していたバルチック艦隊を日本に派遣するべく準備を開始したのです。  深い入り江に守られた旅順沿岸に設置された強力な砲台のため日本の連合艦隊は、陸軍に陸上からの旅順艦隊攻撃を要請したのでした。  この物語の始まりです。 『神知りて 人の幸せ 祈るのみ 神の伝えし 愛善の道』 この短歌は私が今年元旦に詠んだ歌である。 作家 蔵屋日唱

滝川家の人びと

卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。 生きるために走る者は、 傷を負いながらも、歩みを止めない。 戦国という時代の只中で、 彼らは何を失い、 走り続けたのか。 滝川一益と、その郎党。 これは、勝者の物語ではない。 生き延びた者たちの記録である。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...