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第一話っ、オタクの鈴木と俺っ!ヒャッハー!その2
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さてと、ボチボチそんじゃ始めっかな。
俺はスヤスヤとベッドの上で眠りこけているアーレス・ビケイ・モテモテ(前世の本名鈴木武)に声をかける。
しかしよ、本当にひでえ名前だよな。「あああああああああ」の方がまだ潔いっていうか、
完全にネタ系の名前じゃねえか。
いや、マジでさ。
アーレス・ビケイ・モテモテとブー・ホウヒ・ババデルって名前のどっちか選べって言われたら、
俺はどっちも嫌だけど、それでも後者を選ぶぜ。自分の尊厳的にな。
まあ、いいか。
「アーレスや、アーレス・ビケイ・モテモテよ。我が声に耳を傾けるのです」
俺は必死で吹き出しそうになるのを堪えながら、すました声で続ける。
これ、結構きついんだよな。
本人もネタだってわかってるならともかく、この手の連中って割とマジだしさ。
何考えて生きてきたんだろうな。これまでよ。
そんな俺を無視して、鈴木が寝返りを打つ。こいつ、俺の話聞いてるのかよ。
俺は鈴木の夢に入り込むと、再び言葉を繰り返した。
それでやっと、鈴木が反応する。夢の中身についてはノーコメントだ。
ろくでもない夢とだけ言っておく。
こいつもすぐに他のろくでなし転生者と同様に堕落しちまいそうな気配がプンプンするな。
三つ子の魂百までっていうし、何かのキッカケで一皮剥ければいいんだけどな。
上の男って奴だわな。つまらねえか?そりゃ、悪かったな。
「武っ、さっさと起きたらどうなんだいっ、いつも夕方まで眠ってるんじゃないよっ!」
俺は鈴木のお袋の真似をして怒鳴った。
「うっせえ、ババアっ」
すると怒鳴り返しながらも鈴木が反応する。
「はっ、今お袋の声が聞こえたような……」
「それはあなたの気のせいですよ。アーレスや、アーレス・ビケイ・モテモテよ。
それよりも始まりの洞窟に向かいなさい。
そこには伝説のハーレム要員の一人が待っています」
「うおおおっ、寝てる場合じゃねええっ」
布団を跳ね除け、素早く身支度を整えると鈴木武こと、アーレス・ビケイ・モテモテが洞窟へと一目散に向かっていく。
この出来の悪い茶番がなんだって?
あれだ、古手のファンタジー系の漫画とかでよくあるノリさ。
なんせ神は、転生者の頭の出来具合と都合に合わせるように指示してくるからな。
例えば鈴木の最初の状況がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」並に複雑だったらどうする?
成り上がり者で強欲な親父と感情的な長男が遺産関係で揉めたり、愛人を奪いあったり、
その強欲な親父には認知されてない隠し子の私生児がいて、おまけに使用人として働かされていた。
その私生児が親父を殺したり、それで裁判になって長男が殺人事件の罪を着せられたり、
そんで、真犯人の私生児が首を吊って自殺したり、そんな感じだと思えばいい。
間違いなく、あの鈴木の知能と精神力じゃ発狂するだろうな。
だってさ、脳みその容量八ビットくらいだぜ。
つまりはそういうことだ。
そんじゃあ、そろそろ俺は奴についていくとしよう。
2
洞窟だ。何の変哲もない洞窟。
ああ、モンスターとかはいるぜ。
転生者でチート能力持ってるアーレス・ビケイ・モテモテに惨殺されるだけの哀れな存在だけど。
鈴木武ことアーレス・ビケイ・モテモテがひのきの棒を振り上げて、エイヤ、ソイヤと
モンスターの頭を叩き割っていく。
鈴木の感覚的にはモグラ叩きみたいなもんだろうな。
モンスターの頭部が腐ったトマトみたいに潰れていくのは、正直見てて楽しいもんじゃない。
こいつらだって生きてるわけだし、俺は別に博愛主義者でもないが、それでも無駄な殺生は好きじゃない。
他の異世界の住民なら倒したモンスターの素材を集めて売ったりするんだけど、
鈴木の奴は気持ち悪がって素材を拾わないし、じゃあ、能力アップの為の経験値になるのかっていうと、
コイツの場合、転生時から能力値は全て最大化されてるから、
もうスキル面での成長のしようもないんだよな。
始まりの洞窟に出るモンスターは大人しいからこっちから手を出さない限り、攻撃してこないし、
モンスターを殺しても精神面で成長するとは限らねえからな。
そうこうしてる内にアーレス・ビケイ・モテモテが地面に倒れている人影を発見した。
倒れていたのは桃色のロングヘアをした幼さの抜けない美少女だった。
素早く近づくとアーレスが倒れている少女を揺り起こし始める。
ついでに乳や尻触ったりしてんな。スケベな奴。
しかし、リアルだとピンク髪って結構微妙だよな。アニメとかゲームならともかくよ。
どこの不思議ちゃんだよ。鈴木の奴もちょっと引いてるな。
珍しく俺と気があったな、鈴木よ。
これがお前の望んでいたピンク髪のロリ美少女だぞ。
神に感謝しろよ。あのボケナスによ。
鈴木の奴は失神した少女の裾をまくり、下着の中に手を入れて直にヒップを撫でている。
まんま変質者だな。
さっさと起こせよ、この根暗。おう、早くしろよ。
それでどうにか、こうにか少女が目を覚ました。
少女が助けてくれた鈴木に礼を述べると、所持していた僅かばかりの金とアイテムを差し出した。
そこでアーレスが別にお礼なんていらないよと、不自然に白い歯を見せて立ち去ろうとする。
少女が待ってくださいと鈴木に向かって手を伸ばす。
そこで名前だけでも教えてくださいと、今時少女漫画でも言わねえようなセリフが出てきて、
お互いに名乗りあって、見つめ合って、どうのこうので少女が同行者に加わった。
ちなみに名前はスミレという。ピンクなのにスミレなのかよ。
そこはせめて、モモやサクラにしておけよ。
はは、それにしても都合が良すぎるかもな。
お手軽簡単ハーレムだと白ける奴もいるが、でも、鈴木にはこれでいい。
いきなり、ジェーン・オースティンの「傲慢と偏見」みたいに最初に男女が互いに反発し、すれ違ったりしてると、
鈴木じゃ手に負えないからそれ以上の進展がないし、
ゲーテの「若きウェルテルの悩み」になると、叶わぬ恋ゆえにこいつは自殺しないといけなくなるからな。
だからこれでいいのさ。
こいつは手軽なハーレムを楽しみたいんだからな。エロゲーやエロ同人に文学や哲学はいらないんだよ。
必要なのは低俗な妄想と下劣な欲望、それとエゴイズムだけさ。
そうこうしてる内に洞窟の最終地点にまでついて、奥にある宝箱から装備品をゲットする。
なんで、洞窟に宝箱があるかは聞くな。
そんなこと言ってたら、ゲームなんてできねえだろ。
早速、鈴木が銅の剣を手に取り、スミレが魔法の杖を構える。
少しはマシな装備になったな。相変わらず、装備品は布の服だけど。
それで帰る途中で鈴木がモンスターをぶった斬りながら進んでいく。
ほとんど大根とか玉ねぎを切るような感覚で。
その鈴木の切り捨てたモンスターの素材をスミレがせっせと袋に放り込んでいく。
まあ、無駄にするよりゃいいよな。
それよりも「バイオレンスジャック」か「北斗の拳」でも読みてえな。
こいつら見ててもつまんねえし。
俺は北斗の拳だとジャギとアミバが結構好きだ。
ファンタジー世界よりもマッドマックスとかFalloutとかのポストアポカリプスとか、
世紀末世界が好みだ。
もしも、俺が世紀末に転生したらモヒカンになってるだろうぜ。
「ヒャッハー「と「汚物は消毒だっ」はどっちも名台詞だよな。
まあ、それでも無駄な殺生はやっぱりしたくねえけど。
そうこうしてる内に二人は冒険者ギルドでモンスター素材を換金して、宿屋に到着してから食事を取って、
一緒の部屋でギシギシアンアンをおっぱじめた。
出会ってから三時間だぜ。
まあ、でもそう不思議がることもないぜ。
ダットンとアロンの「吊り橋効果」なんてのもあるからな。
生理的興奮や緊張状態に置かれると、脈拍や鼓動が高まって、
その時に感じたドキドキ感が相手に恋しているからと錯覚するって話だ。
結構恋愛心理学とかモテる系の本で見かけるよな。
吊り橋を渡った女側が男に電話をかけてきた割合が三十九%で、
固定橋を渡った女側は九%しか異性に電話をかけなかったって。
まあ、あれも過度な期待はできないんだけどな。
餓えてる奴ほどちょっと齧ったこの手の実験結果や論理を使って、
すぐ女とやれるなんて思ってるのいっけどさ、
これって電話を異性に掛けるかどうかって行為だけで、
デートやギシアンができるなんて、どこにも載ってないんだぜ。
せいぜいが、ちょっと仲良くなるキッカケを作ってくれる位の効果だ。
となると、鈴木とスミレがギシアンした理由は他にある。
そう、鈴木が強くて稼いでくれそうだからだ。
あと、神がハーレム要員としてスミレを用意したから。
え、最後のほうが正解なんだろうって?
ああ、俺もそう思うね。
俺はスヤスヤとベッドの上で眠りこけているアーレス・ビケイ・モテモテ(前世の本名鈴木武)に声をかける。
しかしよ、本当にひでえ名前だよな。「あああああああああ」の方がまだ潔いっていうか、
完全にネタ系の名前じゃねえか。
いや、マジでさ。
アーレス・ビケイ・モテモテとブー・ホウヒ・ババデルって名前のどっちか選べって言われたら、
俺はどっちも嫌だけど、それでも後者を選ぶぜ。自分の尊厳的にな。
まあ、いいか。
「アーレスや、アーレス・ビケイ・モテモテよ。我が声に耳を傾けるのです」
俺は必死で吹き出しそうになるのを堪えながら、すました声で続ける。
これ、結構きついんだよな。
本人もネタだってわかってるならともかく、この手の連中って割とマジだしさ。
何考えて生きてきたんだろうな。これまでよ。
そんな俺を無視して、鈴木が寝返りを打つ。こいつ、俺の話聞いてるのかよ。
俺は鈴木の夢に入り込むと、再び言葉を繰り返した。
それでやっと、鈴木が反応する。夢の中身についてはノーコメントだ。
ろくでもない夢とだけ言っておく。
こいつもすぐに他のろくでなし転生者と同様に堕落しちまいそうな気配がプンプンするな。
三つ子の魂百までっていうし、何かのキッカケで一皮剥ければいいんだけどな。
上の男って奴だわな。つまらねえか?そりゃ、悪かったな。
「武っ、さっさと起きたらどうなんだいっ、いつも夕方まで眠ってるんじゃないよっ!」
俺は鈴木のお袋の真似をして怒鳴った。
「うっせえ、ババアっ」
すると怒鳴り返しながらも鈴木が反応する。
「はっ、今お袋の声が聞こえたような……」
「それはあなたの気のせいですよ。アーレスや、アーレス・ビケイ・モテモテよ。
それよりも始まりの洞窟に向かいなさい。
そこには伝説のハーレム要員の一人が待っています」
「うおおおっ、寝てる場合じゃねええっ」
布団を跳ね除け、素早く身支度を整えると鈴木武こと、アーレス・ビケイ・モテモテが洞窟へと一目散に向かっていく。
この出来の悪い茶番がなんだって?
あれだ、古手のファンタジー系の漫画とかでよくあるノリさ。
なんせ神は、転生者の頭の出来具合と都合に合わせるように指示してくるからな。
例えば鈴木の最初の状況がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」並に複雑だったらどうする?
成り上がり者で強欲な親父と感情的な長男が遺産関係で揉めたり、愛人を奪いあったり、
その強欲な親父には認知されてない隠し子の私生児がいて、おまけに使用人として働かされていた。
その私生児が親父を殺したり、それで裁判になって長男が殺人事件の罪を着せられたり、
そんで、真犯人の私生児が首を吊って自殺したり、そんな感じだと思えばいい。
間違いなく、あの鈴木の知能と精神力じゃ発狂するだろうな。
だってさ、脳みその容量八ビットくらいだぜ。
つまりはそういうことだ。
そんじゃあ、そろそろ俺は奴についていくとしよう。
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洞窟だ。何の変哲もない洞窟。
ああ、モンスターとかはいるぜ。
転生者でチート能力持ってるアーレス・ビケイ・モテモテに惨殺されるだけの哀れな存在だけど。
鈴木武ことアーレス・ビケイ・モテモテがひのきの棒を振り上げて、エイヤ、ソイヤと
モンスターの頭を叩き割っていく。
鈴木の感覚的にはモグラ叩きみたいなもんだろうな。
モンスターの頭部が腐ったトマトみたいに潰れていくのは、正直見てて楽しいもんじゃない。
こいつらだって生きてるわけだし、俺は別に博愛主義者でもないが、それでも無駄な殺生は好きじゃない。
他の異世界の住民なら倒したモンスターの素材を集めて売ったりするんだけど、
鈴木の奴は気持ち悪がって素材を拾わないし、じゃあ、能力アップの為の経験値になるのかっていうと、
コイツの場合、転生時から能力値は全て最大化されてるから、
もうスキル面での成長のしようもないんだよな。
始まりの洞窟に出るモンスターは大人しいからこっちから手を出さない限り、攻撃してこないし、
モンスターを殺しても精神面で成長するとは限らねえからな。
そうこうしてる内にアーレス・ビケイ・モテモテが地面に倒れている人影を発見した。
倒れていたのは桃色のロングヘアをした幼さの抜けない美少女だった。
素早く近づくとアーレスが倒れている少女を揺り起こし始める。
ついでに乳や尻触ったりしてんな。スケベな奴。
しかし、リアルだとピンク髪って結構微妙だよな。アニメとかゲームならともかくよ。
どこの不思議ちゃんだよ。鈴木の奴もちょっと引いてるな。
珍しく俺と気があったな、鈴木よ。
これがお前の望んでいたピンク髪のロリ美少女だぞ。
神に感謝しろよ。あのボケナスによ。
鈴木の奴は失神した少女の裾をまくり、下着の中に手を入れて直にヒップを撫でている。
まんま変質者だな。
さっさと起こせよ、この根暗。おう、早くしろよ。
それでどうにか、こうにか少女が目を覚ました。
少女が助けてくれた鈴木に礼を述べると、所持していた僅かばかりの金とアイテムを差し出した。
そこでアーレスが別にお礼なんていらないよと、不自然に白い歯を見せて立ち去ろうとする。
少女が待ってくださいと鈴木に向かって手を伸ばす。
そこで名前だけでも教えてくださいと、今時少女漫画でも言わねえようなセリフが出てきて、
お互いに名乗りあって、見つめ合って、どうのこうので少女が同行者に加わった。
ちなみに名前はスミレという。ピンクなのにスミレなのかよ。
そこはせめて、モモやサクラにしておけよ。
はは、それにしても都合が良すぎるかもな。
お手軽簡単ハーレムだと白ける奴もいるが、でも、鈴木にはこれでいい。
いきなり、ジェーン・オースティンの「傲慢と偏見」みたいに最初に男女が互いに反発し、すれ違ったりしてると、
鈴木じゃ手に負えないからそれ以上の進展がないし、
ゲーテの「若きウェルテルの悩み」になると、叶わぬ恋ゆえにこいつは自殺しないといけなくなるからな。
だからこれでいいのさ。
こいつは手軽なハーレムを楽しみたいんだからな。エロゲーやエロ同人に文学や哲学はいらないんだよ。
必要なのは低俗な妄想と下劣な欲望、それとエゴイズムだけさ。
そうこうしてる内に洞窟の最終地点にまでついて、奥にある宝箱から装備品をゲットする。
なんで、洞窟に宝箱があるかは聞くな。
そんなこと言ってたら、ゲームなんてできねえだろ。
早速、鈴木が銅の剣を手に取り、スミレが魔法の杖を構える。
少しはマシな装備になったな。相変わらず、装備品は布の服だけど。
それで帰る途中で鈴木がモンスターをぶった斬りながら進んでいく。
ほとんど大根とか玉ねぎを切るような感覚で。
その鈴木の切り捨てたモンスターの素材をスミレがせっせと袋に放り込んでいく。
まあ、無駄にするよりゃいいよな。
それよりも「バイオレンスジャック」か「北斗の拳」でも読みてえな。
こいつら見ててもつまんねえし。
俺は北斗の拳だとジャギとアミバが結構好きだ。
ファンタジー世界よりもマッドマックスとかFalloutとかのポストアポカリプスとか、
世紀末世界が好みだ。
もしも、俺が世紀末に転生したらモヒカンになってるだろうぜ。
「ヒャッハー「と「汚物は消毒だっ」はどっちも名台詞だよな。
まあ、それでも無駄な殺生はやっぱりしたくねえけど。
そうこうしてる内に二人は冒険者ギルドでモンスター素材を換金して、宿屋に到着してから食事を取って、
一緒の部屋でギシギシアンアンをおっぱじめた。
出会ってから三時間だぜ。
まあ、でもそう不思議がることもないぜ。
ダットンとアロンの「吊り橋効果」なんてのもあるからな。
生理的興奮や緊張状態に置かれると、脈拍や鼓動が高まって、
その時に感じたドキドキ感が相手に恋しているからと錯覚するって話だ。
結構恋愛心理学とかモテる系の本で見かけるよな。
吊り橋を渡った女側が男に電話をかけてきた割合が三十九%で、
固定橋を渡った女側は九%しか異性に電話をかけなかったって。
まあ、あれも過度な期待はできないんだけどな。
餓えてる奴ほどちょっと齧ったこの手の実験結果や論理を使って、
すぐ女とやれるなんて思ってるのいっけどさ、
これって電話を異性に掛けるかどうかって行為だけで、
デートやギシアンができるなんて、どこにも載ってないんだぜ。
せいぜいが、ちょっと仲良くなるキッカケを作ってくれる位の効果だ。
となると、鈴木とスミレがギシアンした理由は他にある。
そう、鈴木が強くて稼いでくれそうだからだ。
あと、神がハーレム要員としてスミレを用意したから。
え、最後のほうが正解なんだろうって?
ああ、俺もそう思うね。
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