【第三章/獣人の国・邪竜と女神編】王太子に離縁されました?上等です。最強の皇帝陛下の【魔眼】と共に、世界攻略を致しますので!【R18・完結】

猫まんじゅう

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49. 嫉妬に身を焦がし、妻を愛す※


 
 リリアーナが首を縦に振ったのを見て、ヴィクトールは彼女の額から順に口づけを落としていく。
 首筋に顔を埋め、その美しい皮膚に強く吸い付いた。

「っはぁ、陛下······」

「陛下はやめてくれないか、距離を感じる」
「······ヴィクトールさま、」

 リリアーナの真っ白な肌に、美しい鬱血痕の花が咲いた事に満足し、彼は彼女のドレスに手を掛けた。
 そして背中のホックを外していく際に見えた背中の紋様を無性に愛おしく感じ、指でなぞる。

「······俺は貴女にこんな誓約紋を施すくらい······狂おしい程に愛していたんだろうな。記憶を失っても感じる······この心の奥から湧き上がる感情に名をつけるのなら“支配”、“独占”という所だろうか······」

 ふふっと自嘲気味に笑ったヴィクトールを見つめて、リリアーナは口を開く。

「ヴィクトール様がそうされたいのであれば、私はそれを受け入れます」

「貴女は彼奴アイツと共にドラファルトに行きたいのか?」

「······ヴィクトール様がご指示なさるなら······ッ、きゃあッ!」

 だが、そのリリアーナの答えはヴィクトールの欲しい物ではなかったらしい。
 彼は少し鋭い視線を向けた後、リリアーナの首筋に噛み付くと、ドレスを一気に剥ぎ取った。

「俺はそういう事を聞いているのではない!ロンファと共にドラファルトに行きたいのかと聞いているんだ······ロンファの事を······どう思っている?」

 何故、今ドラファルトやロンファの話が出るのか分からず、リリアーナは混乱する。

「ロ······ロンファ様は、素晴らしい竜王でいらっ······んうぅっ!」

 そして彼女の答えを最後まで聞く前に、ヴィクトールはその零れ落ちた豊満な胸を鷲掴みにするとその中心に主張する突起に舌を這わせる。

「っくそ······他の男の名すら口にしてほしくないなどと······我ながら自分で聞いておいて本当に馬鹿げているな。それに、その貴女のその言葉の先は聞きたいような聞きたくないような、気分だ······」
「······ああッ!そんな舐めないで······っ、噛まないでぇぇ······!」

 ピンと立った、芯を持ったそれを口に含み、舌で円を描くように刺激を加える。
 たまに歯を軽く立ててやれば、リリアーナの身体がびくんと跳ねた。
 突起に吸い付きながら口を離せば、ちゅぱっという音と共に胸がたゆんで元の位置に戻り、ヴィクトールは満悦気に微笑む。

 自分の唾液で艶やかに濡れた胸を見ながら、ヴィクトールは再びロンファについての話をふった。

「皆、貴女に本気なのが······分からないか?なのに、貴女は危機感がない······ロンファと共にドラファルトに行きたいのかと思ってしまう程にな······」

「そ、そんな······私はそんなつもりはございません······!」

「ならば余計に······あまり男という生き物をナめてもらっては困るぞ」

「ナめてなどっ······!ぁあっ、そこは······だめぇッ」

 ヴィクトールの手が下着の上から敏感な部分に触れ、じゅわりと蜜が溢れるのを感じてリリアーナは赤面する。 

「······もう濡れているのか?そうか······自慰などはあの治癒の後はしていない?それとも元々濡れやすいのか?」

「じ、自慰などっ!致しません······!あれは······ただ、ヴィクトール様をお助けする為にセドリック様に頼まれて行ったもので······!」

「ほう?セドリックが貴女に自慰を······?アイツとはどういう関係なんだ?」

 ヴィクトールの心が再び嫉妬心に覆い尽くされ、彼は耐えきれず下着をずらすと、秘裂に指を差し込んだ。
 じゅぷりと粘度の高い彼女の愛液が指に纏わり付き、それを掬うとリリアーナに見せるように指を舐めとった。

「ああ、美味いな」
「ッひぁ、きたないからやめて下さいっ······!」

「······もうこんなにも男を受け入れる準備ができているなんて、本当に素直な慣らされた身体だな?ほら、もう指を二本も咥えているぞ?」

「んんんっ!ああ、だめぇっ······言わないで······っうあぁンッ」

 じゅぽっと音がして、リリアーナは挿入されたヴィクトールの指を膣内に感じて腰を揺らした。
 質量の異なる、指。とはいえ、ヴィクトールのものには変わりない。
 愛する人に指を挿れられるだけで身体が喜びに震えるのが分かって、リリア―ナは赤面する。

「もしロンファが貴女を連れ帰ったとして、貴女はドラファルトの竜王妃になるのだろう······。だが、それはあいつと交わり、子を作るという事だぞ?貴女にそんな役目が果たせるのか?
 ······そうか、それに加えて貴女は治癒魔法も使えるのだったな······、であれば毎日抱かれる可能性が高いという事になるな······竜人は体力もある」

「っ、んああッ!その役目は皇后としてっ······皇国で果たそうと······しているではっ・・あぁッ、掻き混ぜないでくださぃっ······」

「いや、やはり渡せないな······他の男に貴女が抱かれるなど······ッ!」

 ヴィクトールはブツブツと一人で喋りながら、ロンファに抱かれるリリアーナを想像して顔を歪める。
 そして既に腹に付くほどにそそり立った男根を取り出すと、嫉妬に駆られるままに彼女の蜜口に宛がい、一気に挿入した。

「ッう、あぁァん!ヴィクトールさまぁッ、深いぃっ······!!」

 セドリック含め周りの側近たちは否定しているが、もし彼女が神殿の手の内の者だったとしてももう引き渡せない。自分は心の奥で魂から彼女に縛り付けられているのだ。
 彼女が居なくなることを想像しただけで、雁字搦めにされて身動きがとれず、心が苦しくて息ができないような錯覚を覚えるほどに。

 ヴィクトールはリリアーナの身体に覆いかぶさると強く抱きしめた。
 腰を打ち付ける度に、自分の身体が、彼女の身体と馴染み、あるべき場所に回帰したように満たされていく。
 
「だめだめぇッ······ヴィクトールさま······ッ······いやぁ、もう一人にしないで······いやなのっ」
「リリアーナっ!俺の······妻······俺の······!」

「······レイッ······!」

 真名を呼ばれ、ヴィクトールは競り上がる射精感に抗う事は出来なかった。
 
「ッ!!射精すぞ!」

 彼女の細い身体を強く抱きしめて、その最奥に精を注ぎ込む。

 彼女は俺の妻、俺のモノ。
 誰にも触れる事など許せないし、誰にも渡せない。
 早く······俺の子を孕めばいい。
 貴女と俺の大切なものを増やして······俺から離れないように匿って······ずっと永久とわに。

「リリアーナ······愛している」

 ヴィクトールは涙を流しながら意識を手放した彼女を寝台に横たえると、髪の毛を掬い、口づけを落とした。
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