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21. 二夜、自慰を憶えるべし②※
「っ、や、そこはっ·······、」
「閉じちゃだめだ。っていっても無理か。
リリアちゃん、ごめん。ちょっと失礼するよ、」
ジョシュアは恥じらいから閉じかけたリリアーナの脚に自分の脚を絡ませながら開かせ、固定する。
ローブは完全にはだけ、鏡には裸体の自分の姿が映った。もとから心許なかったその白いローブは、今やただ羽織っているだけとなっている。
初心なリリアーナとしては顔を背けたくなる程に淫らな格好であるが、顎を掴まれているためそれすらも叶わない。
ジョシュアは優しくリリアーナの手を重ねて先導するように恥部を撫で下ろし、女陰を割り開いた。
指を当てれば、くちゅ、と湿った音がしてリリアーナは今度こそ羞恥心でどうにかなりそうになる。
「いい音がでてるな。気持ちよかったの?それとも、この状況がリリアちゃんを興奮させてるのか?」
腟内への指や舌の挿入はヴィクトールの誓約で禁止されている。本来は、処女膜に問題ない程度であれば舌や指の挿入は可能なのだが、全ての決定権は夫にある。他人が兎や角言う権利はない。
だが、誓約がこうも多いと出来ることも限られるな。と、ジョシュアは蜜口の入口部分を指でなぞりながら蜜を掬い取るようにしてその上にある突起へと触れた。
ぬるっとした感触と、その強い快感にリリアーナは身体をびくりと跳ねさせる。
「ぃやぁ!そこは······だめ、ですっ······」
「ここが好きなんだ? そっか、じゃあ、」
両脚をさらに大きく開かせ、指で割り開きながら陰核を露出させる。そして、顎を掴んでいる手は離さずに、その指をリリアーナの口の中に挿入した。
彼の太い二本の指が口腔内を縦横無尽に蠕き、リリアーナは宙を藻掻く。
「っぁ、あう、、っ、んんむ!」
彼女がどんなに抗おうと、彼の大きな身体は全く微動だにせず、がっちりと固定され為す術はない。
そしてもう片方の手はただひたすら、器用にも彼女の指を操る形で最も敏感な膨らみを執拗にこねくり回していた。
「っひゃ、う、、らめぇ、っふ、んぅう!」
「ほら、見て。凄く煽情的で、、いやらしいな」
リリアーナは鏡を見た。
彼の指を口に咥え、嫌がりながらも流れ出た涎はジョシュアの手を伝って床に垂れている。
彼の脚によって両脚は大きく開かれ、ぱっくりと口をあけた女陰からは蜜に濡れた媚肉と肉芽がよく見えた。
それを自分の指で触れながら弄んでいるなど。
────なんて、淫乱なんだろう。
普段のリリアーナであれば泣きたくなるようなその卑猥な姿も、快楽の海深くに脳が沈んでいるいまではとても官能的に思えた。
淫猥だ。
けれど、きもちがよくて······止められない。
そう理解し、認めてしまえば、一気に快楽の波が押し寄せる。リリアーナはその快感に抗う事を放棄した。
「よしゅ、あっ、さまぁ、、っん、あぁッん!!」
「っ、······リリアちゃん。やっぱりオレのことは名前じゃなくて······団長、って言ってもらえるか?」
ジョシュ様、と呼んだのが良くなかったのだろうか? 彼の力の籠った声が聞こえて、そう思った直後、ジョシュアは芯を持って膨らんだリリアーナの陰核を指で弾いた。
「はぁ、い、、らん、ちょ···う、んんんッ!!」
「─────ッ、まじかよ、」
ジョシュアは射精感が一気に押し寄せるのを我慢する。自分に特別な性癖はないと思っていたのだが。
それはどうやら違ったらしい。
彼は彼女の恥部から手をはなすと、顎は固定して指は入れたまま彼女に続きを促した。
「リリアちゃん、お膳立てはしたから。あとは自分でイケる? あとは······出来れば、オレの事呼びながら、やってくれると嬉しいな」
「······っ、へっ、、? ······は······い、」
突然、強い快感を得られなくなり、リリアーナは絶望する。そしてその教えられた快感を追い求めるように、必死で指を動かした。
「っ、はぁッ、んちょ、······う、っ、」
「っ······気持ちいい? もうすぐイケそうか?
ちゃんとオレの許可は取ってくれな。」
脚の爪先に力が入り、彼女の全身が何かに耐えるように震えだしたのが分かり、ジョシュアは指を彼女の口から引き抜いた。
「ッ、、あぁっ!だんっちょう、、っ、······イッてもいい、でしょうか──────ッあああ!!」
びくんびくん、と大きく身体を跳ねさせながらのけ反る彼女の身体を後ろから支えて抱きしめる。
「初めてにしては、上手にイケたな。でも次からは、俺の許可なくイクなよ。それが出来なきゃ今日の訓練は終われないぞ?」
「······っは、い······だんちょう、申し訳ありませんっ、、」
自分で行ったリリアーナへの『慣らし五夜』の為の自慰訓練であったが、寝台で団長と呼ばれ昂揚感を覚えた。
それは真面目な彼を最高潮に昂らせたのだった。
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