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23. 四夜、身体を順応すべし①※
皆様、本日4夜目は巫女と医師が来られているようです。本日もご見学はご自由に。
*****************************
リリアーナは寝台に横になるように促され、それに従った。昨日まで三日間に渡り男性による手ほどきを受けてきたが、今日からもうそれはない。
今日は、巫女四人と医師マチルダが入室してきたのだ。
『この面々は特に最初に行われた処女検査を思わせるわね』
リリアーナは両手を胸元で握りしめて寝台に横になり天蓋を見つめる。
それにしても、この裸体に薄いローブという格好にはもう慣れた。とリリアーナは自嘲気味に笑う。
当初は絶対に無理、と思っていた儀式も、こうも毎日裸体を男性達に見られ、快楽を憶えさせられれば人間は慣れてしまうものらしい。
少し緊張した面持ちの彼女の周りに二人の巫女が付き、ローブを開いて香油を垂らしていく。
やっていることは一夜目にオリリアスが行っていたことと何ら変わりはしない。
手や足の先から、程よい圧迫感をかけながら、二人がかりで筋肉の緊張を解していくのだ。
胸も勿論揉みしだかれていくのだが、性的な刺激は全く与えられないまま、続いて仰向けのまま脚を立てるように指示された。
巫女の一人がリリアーナの秘部のその入口に香油を塗り、その冷たさから無意識に彼女の身体が跳ねた。
「ひゃっ、」
「······っ、申し訳ございません。では、リリアーナ様、御身の中、失礼致します」
「······えっ?」
リリアーナの驚きに満ちた表情に、隣に立ってその会話を見守っていた医師マチルダが割って入り理由を述べる。
「リリアーナ様。『慣らし五夜』では陛下より誓約があり、誰もまだ膣内を触ってはおりません。
ですが、初夜までには必ず解さなければならないのです。本日はゆっくりとそちらを行っていきます。
これは御子を授かった後、出産される前にもやる事です。それほど痛くはありませんよ」
「分かりました······」
彼女の言葉に頷いて、リリアーナは初めて過去三日間が誓約で制限されていた事を知った。
誓約がなければ自分は誰かにこれをされていたのだろう。それを避けるためにヴィクトール様が······。
そう考えてリリアーナは瞳を閉じる。
彼は何も言っていなかったが、きちんと話も聞かず、突き放したのは他でもない自分だった。
いつも自分の心配をし、こんなに細やかな配慮もしてくれる、優しい彼の全てが恋しいのに······今となっては遅いが、とても後悔していた。
「っんう、、っ······、」
そんな中、突如入ってくるその異物感にリリアーナは声を漏らした。指で押し拡げられるようにぐるぐると膣壁をなぞられる。
だが、性的な雰囲気は全くなく、淡々としたものだ。本当に解すだけといった施術のようなそれにリリアーナは力を抜いた。
「マチルダ様、如何でしょうか?」
「うん、大分良いわね。力も抜けてリラックス出来ているようだし、分泌液も出てきているわね」
自分の脚を開き秘部を覗き込みながら会話をする巫女と医師を自分の脚の間から見る。
ついこの間までは王国で初夜のその意味すら知らなかったのに、とリリアーナは感慨に浸った。
人間の適応能力とは本当に凄いものだ。
「リリアーナ様、一旦横向きになって私を見て頂けますか?」
一旦巫女の指が抜かれ、指示されるがままに、横向きになればマチルダが一つの木箱を目の前に置いた。
そして開けられたその箱の中身にリリアーナは目を見開く。
「······っ、これ······は?」
「こちら、木製の張形となっております。医師監修として医学的な観点からも安全で正確に作製致しました。此方を使い、陛下の御身をお慰めする練習をして参ります」
「······え、こんな物を?」
その歪な形と、大きさにリリアーナは目を見張る。
「はい、此方が御身に入る事をお考え下さい。
それと、これは一般的な殿方の物を再現はしておりますが······陛下の御身はこれで済むかは······」
わかりません······代々皇国の皇帝はかなりご立派なものをお持ちでして。
とマチルダは言葉を続けて申し訳なさそうに笑った。
「えっ······これより、ですか?」
「まあ、兎に角触れて頂いて、ゆっくりと学んで行きましょう」
リリアーナはそれを手に取った。
長い木棒の先がくびれていて、大きな茸の様だ。と思いながら、それをまじまじと見る。
「リリアーナ様、元々はこういった見た目はしておりません。もっと弾力がありふにゃふにゃとしているのです。それが、性的な興奮等で、血液がそこに集まると硬化していきます。
そしてこれが硬化した、所謂、勃起状態ですね」
「な、なるほど······」
「今回は勃起していると仮定しておりますので。
では、こちら、唾液を口の中に溜めるか、もしくは舐めながら、口に含んでいただいても?」
リリアーナが恐る恐るその先端を口に入れたのをみてマチルダは言葉を続けた。
「その部分を亀頭と言いますが、そこに吸い付いてみて下さい。優しく圧力をかけるように。
そうです、いいですね。次は御身全体を舐めるように、舌と口を動かしていきましょう。
これを口淫と言います」
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リリアーナは寝台に横になるように促され、それに従った。昨日まで三日間に渡り男性による手ほどきを受けてきたが、今日からもうそれはない。
今日は、巫女四人と医師マチルダが入室してきたのだ。
『この面々は特に最初に行われた処女検査を思わせるわね』
リリアーナは両手を胸元で握りしめて寝台に横になり天蓋を見つめる。
それにしても、この裸体に薄いローブという格好にはもう慣れた。とリリアーナは自嘲気味に笑う。
当初は絶対に無理、と思っていた儀式も、こうも毎日裸体を男性達に見られ、快楽を憶えさせられれば人間は慣れてしまうものらしい。
少し緊張した面持ちの彼女の周りに二人の巫女が付き、ローブを開いて香油を垂らしていく。
やっていることは一夜目にオリリアスが行っていたことと何ら変わりはしない。
手や足の先から、程よい圧迫感をかけながら、二人がかりで筋肉の緊張を解していくのだ。
胸も勿論揉みしだかれていくのだが、性的な刺激は全く与えられないまま、続いて仰向けのまま脚を立てるように指示された。
巫女の一人がリリアーナの秘部のその入口に香油を塗り、その冷たさから無意識に彼女の身体が跳ねた。
「ひゃっ、」
「······っ、申し訳ございません。では、リリアーナ様、御身の中、失礼致します」
「······えっ?」
リリアーナの驚きに満ちた表情に、隣に立ってその会話を見守っていた医師マチルダが割って入り理由を述べる。
「リリアーナ様。『慣らし五夜』では陛下より誓約があり、誰もまだ膣内を触ってはおりません。
ですが、初夜までには必ず解さなければならないのです。本日はゆっくりとそちらを行っていきます。
これは御子を授かった後、出産される前にもやる事です。それほど痛くはありませんよ」
「分かりました······」
彼女の言葉に頷いて、リリアーナは初めて過去三日間が誓約で制限されていた事を知った。
誓約がなければ自分は誰かにこれをされていたのだろう。それを避けるためにヴィクトール様が······。
そう考えてリリアーナは瞳を閉じる。
彼は何も言っていなかったが、きちんと話も聞かず、突き放したのは他でもない自分だった。
いつも自分の心配をし、こんなに細やかな配慮もしてくれる、優しい彼の全てが恋しいのに······今となっては遅いが、とても後悔していた。
「っんう、、っ······、」
そんな中、突如入ってくるその異物感にリリアーナは声を漏らした。指で押し拡げられるようにぐるぐると膣壁をなぞられる。
だが、性的な雰囲気は全くなく、淡々としたものだ。本当に解すだけといった施術のようなそれにリリアーナは力を抜いた。
「マチルダ様、如何でしょうか?」
「うん、大分良いわね。力も抜けてリラックス出来ているようだし、分泌液も出てきているわね」
自分の脚を開き秘部を覗き込みながら会話をする巫女と医師を自分の脚の間から見る。
ついこの間までは王国で初夜のその意味すら知らなかったのに、とリリアーナは感慨に浸った。
人間の適応能力とは本当に凄いものだ。
「リリアーナ様、一旦横向きになって私を見て頂けますか?」
一旦巫女の指が抜かれ、指示されるがままに、横向きになればマチルダが一つの木箱を目の前に置いた。
そして開けられたその箱の中身にリリアーナは目を見開く。
「······っ、これ······は?」
「こちら、木製の張形となっております。医師監修として医学的な観点からも安全で正確に作製致しました。此方を使い、陛下の御身をお慰めする練習をして参ります」
「······え、こんな物を?」
その歪な形と、大きさにリリアーナは目を見張る。
「はい、此方が御身に入る事をお考え下さい。
それと、これは一般的な殿方の物を再現はしておりますが······陛下の御身はこれで済むかは······」
わかりません······代々皇国の皇帝はかなりご立派なものをお持ちでして。
とマチルダは言葉を続けて申し訳なさそうに笑った。
「えっ······これより、ですか?」
「まあ、兎に角触れて頂いて、ゆっくりと学んで行きましょう」
リリアーナはそれを手に取った。
長い木棒の先がくびれていて、大きな茸の様だ。と思いながら、それをまじまじと見る。
「リリアーナ様、元々はこういった見た目はしておりません。もっと弾力がありふにゃふにゃとしているのです。それが、性的な興奮等で、血液がそこに集まると硬化していきます。
そしてこれが硬化した、所謂、勃起状態ですね」
「な、なるほど······」
「今回は勃起していると仮定しておりますので。
では、こちら、唾液を口の中に溜めるか、もしくは舐めながら、口に含んでいただいても?」
リリアーナが恐る恐るその先端を口に入れたのをみてマチルダは言葉を続けた。
「その部分を亀頭と言いますが、そこに吸い付いてみて下さい。優しく圧力をかけるように。
そうです、いいですね。次は御身全体を舐めるように、舌と口を動かしていきましょう。
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