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24. 四夜、身体を順応すべし②※
それを続けて少し経ち、じゅるじゅる、と自分の唾液の音が鳴ってリリアーナは口を離した。
「っはぁ······苦しい、です······。これは、毎回閨で行うことなのですか?」
「とてもお上手ですよ。いえ、これは陛下の御身を口で慰める時のみ行います。ですが、いつどの場面でも出来ますので身に着けておいた方が良いでしょう。
女神サーシャは初代皇帝との初夜では口淫で御身を勃起させ、その身に自ら挿入したと言われています。」
「なるほど······、」
「それに、この技術が卓越すれば、陛下のお心を繋ぎとめるにはとても良い武器になりましょう。
月の物の時期に他の女性に奪われる事は少なくありませんので」
他の女性に奪われる、と聞いて俄然やる気になったリリアーナは気合いを入れた。そしてその張形を握りしめると再び口の中に入れて頬張る。
同時に腟内に巫女の指が侵入して、他の巫女達も周りを取り囲んだ。
「リリアーナ様、鼻でゆっくり息をしてください。
たまに口から離して、舌で見せつけるように舐めてさしあげましょう」
「っはひ······んふぅ、はぁ、」
横から巫女にそう助言を受け、言われた通りに舌を動かす。下では膣内への指による解しも相まってリリアーナの感情は性的に高まっていた。
男性は自慰をよく行うとジョシュアが話していたから、自分が慰めて差し上げる事でヴィクトールの負担も減らす事ができるかもしれない。とリリアーナは彼の事を考える。
そんな中、隣にいた巫女がリリアーナに言葉を発した。
「では、リリアーナ様、少し先に進みますね」
「······?」
彼女はリリアーナから張形を取って、それを持つ。
そしてそれをリリアーナの口元に置いた。
「今度は私が動かしますので、お口を開けて頂いても?」
リリアーナがその言葉の意味に困惑する。
しかし、返答の言葉を発する間もなく、少し開いた彼女の口の中にその張形が挿入された。
「──────っ! ······はあ、、んう、ッ」
「適度な刺激を欲する場合は、殿方がご自分で動く事も想定されます。できる限りで構いませんので、奥まで挿入して下さい。喉を閉じたり開いたりするイメージで、先端を締めていきましょう、」
じゅぼっ、と彼女の唾液の絡まる音が部屋に響き、張形が喉奥に触れてリリアーナはえずいた。
「っぐ、ぅうっ、うえっ······」
やはり、自分で持つのと違い、とても難しい。
何度もやり直し、休憩を取りながら、リリアーナは最後まで積極的に口淫を練習した。
「っ、はあ、っぐ、、んんっ······!」
「お上手です。もう膣内も十分に解れておりますので、これで今日はお終いに致しましょう。」
「っ、はあ、ありがとうございました······、」
指が腟内から抜かれ、張形を片付けているマチルダや巫女に感謝の言葉を述べれば、巫女の一人が焦ったように声を出した。
「も! 申し訳ございません。忘れておりました。
もし、陛下が口淫中に射精された場合、それが収まる最後まで待ってから陛下にご指示を仰ぐのが良いかと思います」
「······? はい。心得ました」
“ご指示を仰ぐ、”という言葉の深い意味は分からなかったが、彼女はとりあえず素直に頷く。
そして、イリスに促されリリアーナは湯あみをした。湯に浸かりながら思い出すのは、勿論、先ほどの張形の形と大きさだ。
「あんなもの、本当に入るのかしら·····、」
「大丈夫ですよ、リリアーナ様」
「皆、最初は痛いと言いますが。慣れればそれはもう、この上ない快感だと!」
「イリス・・・、下品よ」
そして二人は顔を見合わせて笑いあう。
もう明日でこの儀式も終わり。
そうすれば、遂にヴィクトールとの『初夜の儀』を迎え、婚儀を行い皇后となる。
口淫も満足頂けるように頑張らなくては! と、リリアーナは決意新たに拳を握りしめて湯からあがった。
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