【第二章/皇国・慣らし五夜編】王太子に離縁されました?上等です。最強の皇帝陛下の【魔眼】と共に、世界攻略を致しますので!【R18・完結】

猫まんじゅう

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48. 明かされる、誓約紋 ※



「ああ、誓約の話し忘れていたか。全て話さなければいけないな、」


 ヴィクトールはリリアーナを抱きかかえると、そのまま寝台を降りた。


「っう······んんっ、」


 ヴィクトールが歩を進める度に、自重により彼の先端が常に最奥に当たり続ける。その快感にリリアーナは堪らず額を彼の首元に埋めた。

 彼はリリアーナの尻臀を掴みながら浴室の隣に設置された大きな鏡台に腰かけさせる。
 少し目を下に向ければ、未だに繋がったままの秘所がはっきりと見えてリリアーナは恥ずかしさに顔を逸らした。


「実は、『初夜の儀』の際に、最高位の誓約魔法を発動した。私と貴女の“永遠の愛”を誓った物だ」


 一瞬、ちらっと様子を伺うように自分を見た彼があまりにも美しくて、リリアーナは胸が高鳴るのを感じる。
 こんな風に手を縛られて、半ば強引に犯されても、こんなにも愛おしいなんて、自分はもう狂っているのかもしれない。


「永遠の······愛、ですか?」


「ああ、見えるか? この背に施された紋章は、俺の愛剣アンブレスだ。お互いの同じ場所に刻まれている。
 異性は元より、同性でも性的な感情を持ってお前に触れる者には制裁が下される。
 この”ルドランテ”の下に、な」


 ヴィクトールは満足気に鏡を見つめながら、そう口にした。

 『ルドランテ』は初代皇帝と神殿の間に作られた最上級の魔法だと座学で学んでいる。それを、自分たちの間にも施した、というのだ。

 自分も大概狂っているが、彼も相当······、と考えてこれ以上は不敬だ、とリリアーナは首を振る。


「俺も、他の女など抱くことすら触れることすらできない。だから、皇妃など取るはずがない。わかるな?」

「え······ヴィクトール様、も?それは······、」

「当たりまえだ。お前だけに課すのは誓約ではない。それはもう支配だろう、」


 そう言って彼はリリアーナの豊満な胸にしゃぶりついた。真ん中に色づいた乳首をころころと舌で可愛がりながら、リリアーナの表情も見るのも忘れない。


「んぅ、ちょっ、と······待ってくださ······いぃっ。······でも、それでは、世継ぎが······っ、「世継ぎなどはどうでもいい。俺は貴女が欲しかった。前からそう言っているだろう?」」


 その一言に彼の不変の愛情を欲していたリリアーナの心は満たされ、幸福感が広がっていく。
 しかし、頭の片隅には皇国の未来を担う皇后としての責務が重く圧し掛かり、リリアーナは口を噤んだ。


「ほら、余計な事を考えるな。貴女は俺に溺れていれば良い、」

「っああ! だめっ、いまそこは······やめ、ひぁああッ!!」


 ヴィクトールに奥を突かれながら、胸を貪りつくされ、その上、敏感な肉芽を擦られたら、もう達する以外に選択肢はない。
 リリアーナは脚先をびくびくと震わせ絶頂を迎えた。


「俺はお前を愛したいだけだ。子はその先に成せば良い」


 ヴィクトールが再び乳房に舌を這わせ、リリアーナはびくりと身体を揺らす。


「······んぅ、達(イ)った······のでっ、やめ······て────ッ?!」
「俺は未だ達してはいないのだ、もう少し付き合ってもらうぞ?」


 ぐるりと視界が反転し、目の前の鏡に恍惚とした自分の顔が映った。
 直後、ばちゅんばちゅんと強く打ち付けられて、胸が弛み二つの双丘がぶつかり合う。


「ふぁぁあッ、だめっ、もう、だめぇぇっ、」

「俺は貴女をやっと手にしたんだ。もう、離してやれない、」



 再びヴィクトールが既に固く芯のある肉芽に触れ、それを剥き芽芯を外気に醸す。二人の混ざり合った体液を馴染ませるように弄りだして、彼女の秘部から、ぷしゃっという水音がした。


「ああ!だめですっ、やめて、きちゃうっ!へんなのですっ、だめぇぇ······!」


 床に広がる水たまりに、リリアーナは恥ずかしさから涙目になった。


「やだやだっ、こんな、!漏らしちゃうなんてっ!」

「リリアーナ、これは違う。強い刺激と的確な場所さえ突けば起こる生理現象だから気にする事はない。これからも感じて、沢山吹いてくれ」


 そしてヴィクトールはその抽挿の速度を速めていく。彼の太い肉棒が、蜜口の入り口まで引き抜かれ、直ぐにまたその大きな雁首に膣壁を押し割られながら奥まで蹂躙される。


「·····ああっ、ああっ、、」


 その快感に喘ぐリリアーナの単調な声が部屋に響き渡り、彼は腰を強く掴んだ。


「そろそろ出すぞ。リリアーナ、俺の精が欲しいか?」

「······っはぁ、、はいっ······、」


「他の女になど、渡したくないと言え。俺の子種を注いで下さいと素直に言えば、全て貴女にやろう」


「······っぁあ、、他の方は······抱かないでっ······。 
 私に、ヴィクトールさまの、子種を······くださいっ、、ぁああッ!!」

「よく言えたな、出すぞ、!」



 彼女の胎内に精を出し切り、ヴィクトールは、はあはあと深く息をするリリアーナの身を清めながら、ゆっくりと優しい声で言葉を紡ぎ始める。



「リリアーナ、お前の魔力は初代女神と同じ、治癒魔法だった。それも完全治癒という最高位のものだ」

「っ、なんで······いま、なのです?······あした、話して······っ。お願い、、もう······」



 リリアーナは疲労に抗えず、彼の腕の中で聞こえる心地よいテノールと共に眠りについた。
 ヴィクトールはそんな彼女を見ながらその唇にそっと口づけを落とす。


「番などと言われても、渡せるわけがないだろう。リリアーナ、貴女は俺の、全てなんだ」

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