ロボぐるみ

たとい

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ネットロボの楽しみ

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ネット「ごめん、その質問には答えられない。」

旧「残念。」

オリジナル「何だ、お前にもわからないことがあったのか?」

ネット「いや・・・世の中にはね、知らない方が良いことがあるんだよ。」

オリジナル「?一体何の話だったんだ?」

護衛「察しろ。」

ネット「君のご主人様や他の人やロボにその話しちゃ駄目だからね?駄目だよ?」

旧「不可解・・・ダガ、了解。」

護衛「情報専門というのも大変だな。いろいろものを知ってしまっていると。」

ネット「あはは、そんなことないよ。ただ、知ってることばっかりでつまらないなって思ったことはあるけど。」

オリジナル「何だよそれ。嫌味か。」

ネット「だけど旧型やオリジナルは情報が無いからね。君たちといると新しい発見があって面白いよ。」

オリジナル「そ、そうか?やっぱオリジナルって特別だよなー!」

護衛「単純な奴め。」

ネット「護衛ロボもあんまり情報出回ってないし、実際に話してみるとまた違った面が見れるから楽しいよ。」

護衛「わざわざ私のことも言わんで良い。だが、その言葉はありがたく受けとっておこう。」

オリジナル「でも、お前って本当にいろんなこと知ってるよな。俺達に理解できない言葉いっぱい喋ってるし。」

旧「プギャー」

ネット「ちょ、そんな言葉覚えないで。うっかり使っちゃうだけだから忘れてそれ!」

旧「了解。」

護衛「聞き分けが良いのが貴様の長所だな。」

オリジナル「そういやお前って情報管理だけじゃなくって撮影とかもできるんだよな?」

ネット「あぁうん。上映もできるよ。でも結構容量必要なんだよね、情報管理ほどじゃないけど。」

旧「容量管理、重要問題。」

ネット「だからあんまり多くを録画できなくってさ。ご主人様コレクションに残すの選ぶのも大変なんだよねー。」

旧「?」

ネット「どのご主人様も素敵過ぎて困っちゃうんだよね!毎日録画してるんだけどたまに録音にしてみたり?」

オリジナル「おい、どう思う。あれセーフか?」

護衛「・・・主が良いのなら、良いんじゃないか?個人だけで楽しんでいるようだし。」

旧「情報多イト、容量管理大変。理解。」

オリジナル「そういう問題じゃないと思う。」
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