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第14章 軌跡
西岡文彦さんに送った返事の来なかった手紙 ②
しおりを挟む※ 手紙の続き
当然の事ながら、日本の昭和40年代に木靴はありませんでした。ショックを受けて再び布団に入る事にしました。天上を見つめていました。天上の隅の方からメッセージが聞こえました。
「今日のことは、あなたが大人になった時、本にしなければならない大事な事だから、しっかりと覚えていなさい。」そう言われました。
フェルメールとレオナルド・ダ・ヴィンチの関連性については、先生がもしも私に興味を持って頂けるなら、私は、重要な話を沢山したいと思います。
お手紙が長くなると、ご迷惑なので、肝心な事のみお伝えしたいと思います。
フェルメールは、亡くなる直前まで、3枚の絵画を大事に抱えていました。莫大な借金があり、当然絵を売らなければならない生活の中にあっても、売る事が出来ない絵だったのです。
1枚は、「絵画芸術」
1枚は、「ギターを弾く女」
1枚は、「手紙を書く女と召使い」
これら3枚の絵を謎解きする事により、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」におけるフランス王室の柱の切断という犯罪、ルーブル美術館の切断の形跡は見られないという偽証の罪を、私は知る事となったのです。
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