頬杖をつく女 2017.5.23 〜

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
220 / 818
〈参考〉

『真理の扉を開く時』より転載 間違いは、1500年続くのが当たり前、モナ・リザの歴史は、たかだか500年

しおりを挟む
2018.5.1  記載

「間違いは、1500年続くのが当たり前」


時期3日間くらい、
プトレマイオス、プトレマイオス、プトレマイオス…と
うるさいくらい、メッセージが降りてきていたので、ついに、ネットで検索しました。


※  その時、私が、メッセージを受け取ってイメージしたのは、人物としての、プトレマイオスではなく、プトレマイオス朝のほうでした。


プトレマイオス朝 
(※エジプト. ヘレニズム時代のエジプトを統治したギリシア系の王朝)である。


その後、プトレマイオスを調べましたが、「メッセージが降りてきたら、意味を検索するべきだ」と、痛感させられました。


ネットで、google検索をし、
プトレマイオスって、天動説を唱えた学者さんの名前だったのだと、理解しました。


学生時代確かに学んだはずなんですが、ピンとこなかったのです。



私は、単純にこう考えました!



「長い長い、人類の歴史があるとして、
間違いが1500年続くのは当たり前の現象である」



モナ・リザなんて、まだまだ…


プトレマイオスが作りあげた(当時の不動の科学)歴史、その三分の一くらいの歴史しか動いていません。


そう。


たかだか、500年



たった、500年間の、間違った定説に過ぎないのです。







以下「プトレマイオス」について



※    世界史の窓  より転写


http://www.y-history.net/appendix/wh0103-177.html


プトレマイオスとは?

2世紀、ローマ帝国時代のアレキサンドリアの自然科学者。天動説に立つ宇宙観を大成に攻勢に大きな影響を与えた。

 2世紀にエジプトのアレキサンドリアで活躍した、天文学者・数学者・地理学者。ヨーロッパでは「トレミー」と表記される。ギリシア以来の天文学を集大成し、地球を中心とした太陽・月・惑星の運行を計算して体系づけ、その宇宙観は「天動説」としてその後ビザンツ世界、西ヨーロッパ世界、イスラーム世界の常識となり、1500年にわたって不動の定説となった。
プトレマイオスの天動説
 プトレマイオスの天文学の大系はイスラーム世界に継承され、『天文学大全』(アルマゲスト)と云われた。アルマゲストとは「大著述」と言う意味で、アラビア人がプトレマイオスを尊敬していたところから出た署名である。プトレマイオスの天文学によって、ヘレニズム時代のアリスタルコスの地動説は否定され、忘れ去れてしまった。
天動説から地動説へ
 しかし、プトレマイオス自身は神秘的な神中心の宇宙観を説いたのではなく、あくまで彼自身の観測と計算に基づく結論に従ったもので、前代のアリスタルコスの地動説よりも合理的な説明をすることに成功したために定説化したものであった。プトレマイオスの天動説(太陽が地球の周りを回っているという説)は、ルネサンス時代末期の16??17世紀にコペルニクス、ガリレイらが疑問を呈することによって誤りとされ、ケプラーやニュートンなど近代科学によって地動説が証明されることとなる。
プトレマイオスの世界図
 またプトレマイオスは、地理学でははじめて地球上を経度緯度にわけて世界地図を作製した。その範囲は現在のジブラルタルからインドに及んでいるが、インド洋を一つの内海としているなど、現在から見れば誤っている点も多い。しかし、科学的な最初の世界地図と言うことが出来る。
 彼の『地理学』(ゲオグラフィア)は、シチリア島のイスラーム教徒イドリーシー(11世紀)を経て、15世紀にラテン語に翻訳され、フィレンツェのトスカネリに大きな影響を与え、その示唆に基づいて1492年のコロンブスの大航海によるインディアスへの到達、さらにアメリカ大陸の発見に結びついた。
(引用)プトレマイオスの『地理学』は15世紀初頭に蘇ったが、1406年から1410年へかけてのヤコブス・アンヘルスによるその翻訳は、学問の世界に対する最初の重要な貢献であった。一定の限界内ではそれは説得的で典拠があり、中世の地理学よりは遙かに優れていた。この発見は、恰もシェイクスピアの行方不明の戯曲がコンに津発見されたとしたら起きそうな大騒ぎを当時惹起したに相違ない。いろいろな欠点にも拘わらず、プトレマイオスの書物は人々を擒(とりこ)にするというよりもむしろ刺激を与えたのである。・・・プトレマイオスの地理学の基本原理は、緯度と経度による地点の正確な決定にあった。彼自身はこの原理を極めて誤りの多い方法で実地に適用してしまったが、この原理は、その知識と器具とを有する人々には有効なものとして残ったのである。・・・プトレマイオスの最大の誤謬の一つ――陸地に囲繞された印度洋――さえもルネサンス初期の学者達によって真面目に検討された。とは言うものの、プトレマイオスは古典地理学者の総帥として15・16世紀には大いに名声を博し、彼の諸々の理論と原則は人類に影響を及ぼし続けたのである。<ペンローズ『大航海時代??旅と発見の二世紀』1952 荒尾克己訳 筑摩書房刊 p.13-14>
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...