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第49章 いぬのおまわりさん
ひとつだけ
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散々色々なことを書いておいて、自己否定するつもりはないが、
過去の記憶は、無意識のうちに、自分の都合の良いように解釈してしまう時があると思う。
つまり、記憶を捏造するつもりはないが、無意識に記憶は書き換えられてしまうのだ。
「モナリザが、来日した年が、1974年だから、私が木靴を探して走り出したのは、1974年だと思います」
いつかのブログで、私はそんな内容を書いた。
正しくは、もっともっともっと
前だった。
今、天からのメッセージを元に
日々、色々な気付きを得て文章を書いているなかで、そう感じた。
あの時、木靴を探して、見つからなくて、
呆然と立ちすくんでいる時も、天からのメッセージをもらっていた。
「テレビできいたうた、ひとつだけ、おぼえていなさい。」
《小さい子は、ひらがなは書けなくても、うたなら、おぼえていられる》
…私にメッセージをくれた何者かは、そういう狙いがあったのでは?
客観的に理解した。
「すききらい関係なく、
ひとつだけ、ひとつだけ、ひとつだけ…なにかおぼえていなきゃ」
幼少時の私が、その時思ったことを、昨夜思い出した。
小さな私は歌った。
「こおしどお くぐりぬけ
みあげる ゆうやけのそらに」
どっかを、くぐったら、
空が見えてきた…
イメージでも忘れまいと、その曲を捉えた。
※文章記載日時
2018年7月14日、朝
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