頬杖をつく女 2017.5.23 〜

鏡子 (きょうこ)

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第9章 前世探検

過去世の記憶が、押し寄せてくる瞬間

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記憶を “ 波 ” に例えたら…

子供時代の頃は、特に夢などに、過去世の記憶が

ざわ、ざわ、ざわと

押し寄せて来る瞬間があった。


波にのまれている間の私は、今生きて呼吸している自分とは違う


私じゃないけど、間違いなく “わたし”

そういう感覚だった。

以前、グリーで、下記のような日記を書いている。



※  日記転写


タイトル:一つの体で二つの魂を共有


幼い頃を振り返ってみて思う。
私は、時々
別の誰かに、なっているような
不思議な感覚だった。

私は、自分の意識とは、別の次元の意識が働き…
突然
くるみ割り人形を思い出したり
ウイスキーのCMを見て
突然
泣きそうになったり

朝、起きた瞬間
バイオリンが習いたいと泣き叫んだり

寝ているか
起きているか判らない曖昧な時間
天秤ばかりで遊びたくなったり

窓ガラスから
差し込む光を見て
突然
ステンドグラスを思い出したり

子供の頃の私は
別の時代を生きた誰かの為に
体を半分だけ貸してあげていたのかもしない。


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