誰かの亡くなり方は、別の国の誰かの亡くなり方と似ている。

鏡子 (きょうこ)

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善悪は、あざなえる縄のごとし

「しゅうおんらい」のメッセージと、ほぼ同じ時刻、「わかたける」というメッセージが降りてきた。

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「しゅうおんらい」のメッセージと、ほぼ同じ時刻、「わかたける」というメッセージが降りてきた。     


検索したら、雄略天皇という方の名前が筆頭に挙がった。


雄略天皇は、大泊瀬幼武尊 (おおはつせわかたけるのみこと)と呼ばれていたから、「わかたける」は、この天皇のことだと思った。



雄略天皇は、気性の激しい暴君的な所業も多く見られた。
大王位に即くために肉親すら容赦なく殺害し、反抗的な豪族を徹底的に誅伐するなど、自らの権勢のためには苛烈な行いも躊躇せず、独善的で誤って人を処刑することも多かったため、大悪天皇(はなはだあしきすめらみこと)とも誹謗されたという。


『日本書紀』雄略紀2年10月条には以下のような記述がある。

天皇、心を似て師とし給ふ。誤りて人を殺したまふこと衆し。天下、誹謗りて言う。大悪天皇なり、と。


一方で、有徳天皇(おむおむしくましますすめらみこと)という異名もある。


『書紀』4年2月条では葛城山で一言主神と邂逅した雄略が神と共に猟を楽しみ、帰りは来米水(高取川)まで送られた。

その豪胆さに感嘆した百姓達は、口々に「有徳天皇」と讃えたという。


他、様々な書籍で色々な言い伝えや逸話があるが、ここでは、この件のみ紹介させて頂きます。


世の中の善悪は判断し難い場合がある。

つまり、ある側面から見れば、悪であり、別の側面から見たら、善であるということがある。



大悪天皇は、別の側面から見ると、有徳天皇であり、
大悪天皇は、有徳天皇だった。



雄略天皇について…

雄略天皇(ゆうりゃくてんのう、允恭天皇7年12月 - 雄略天皇23年8月7日)は、日本の第21代天皇(在位:安康天皇3年11月13日 - 雄略天皇23年8月7日)。


※  上記は、ウィキペディアからの情報



神の子であるイエス・キリストでさえ、遺伝子レベルで、悪魔の王と呼ばれた、ダビデに繋がった。


雄略天皇(大泊瀬幼武尊 ) おおはつせわかたけるのみことは、
大悪天皇であると同時に、有徳天皇であられた。


これは、どういうことなのか?


この世の中に、絶対善は、存在しないし、同時に、絶対悪も、存在しない。


ということじゃなかろうか?




良かれと思って発明したものが、悪い結果を引き起こす原因にもなれば、
悪の所業を重ね、闇の世界で得たお金が、沢山の人を救うお金に変わることもある。


人物にしても、ある人から見たら、凄く最悪な人が、別の人には、とても素晴らしく立派な人と評価されたりする。

  

大悪天皇であると同時に、雄徳天皇と呼ばれた雄略天皇(大泊瀬幼武尊 ) おおはつせわかたけるのみことは、




正に、善悪が統合した象徴のような天皇だと、思わせて頂いた。





(考慮して頂きたいこと)

権力ある者は、人を殺めても罪を問われない時代は長く続いた。

罪を問われないどころか、
敵対する群(グループ)同士が戦って、
相手の親玉の頭(かしら)を取ることで、勝利の祝い酒を交わすような時代もあり、敵陣をより沢山殺した者が出世した。

刀(かたな)は、人を斬る為に存在した道具である。


つまり、人を殺めることに対し、悪だという概念がない時代があったということ。


イエス・キリストでさえ、遺伝子レベルで、悪魔と呼ばれた王に繋がり、


天皇家の祖先でさえ、大悪天皇(はなはだあしきすめらみこと)と呼ばれた天皇に繋がった。


私たちも、すべからく

悪と呼ばれるものに繋がっている。


同時に、素晴らしきものにも繋がる。



やはり、この世に、善も悪もない。


私たちの魂は、様々な時代の価値観や概念の時代を経験し、サロメ(平和)の時代を願い、それを望む。


私たちの魂は、辿り辿れば、徳に満ち溢れ、同時に、沢山の業(カルマ)も背負っているんだ。



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