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55年前のレオナルド絵画

ベアトリーチェ・デステ

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ミラノのアンブロージーナ図書館にあるベアトリーチェ・デステの肖像は、イザベラ・デステの妹でミラノ公妃であった彼女の姿を描き出している。

その衣装の上に、レオナルド
または弟子 は、スフォルツァ城のサーラ・デッレ・アッセの天井装飾に見られるような組紐模様を描き加えている。





『知られざるレオナルド』より転載



この肖像画、弟子が少し協力しているだろうというニュアンスで、
大筋でレオナルド作品として認めている内容であると思う。
















歴史的にも、レオナルドのパトロン
イル・モーロと、ベアトリーチェ・デステが結婚した時に製作された絵画だから、辻褄があう。
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