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ダイニング・メッセージ

謎を解決する為には、後の世を知らなければ!

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レオナルド・ダ・ヴィンチが亡くなったのは、1519年


ラファエロが亡くなったのは1520年   



ラファエロが亡くなった翌年の1521年8月

公然と発展することになった第二次イタリア戦争…



世界史が得意な方は、ご存知

フランソワ1世とカール5世のヨーロッパ覇権を巡る対立ですよね。
(~1559年)
 

   この年の9月4日、レオ10世は、
フランソワ1世とその軍指揮官たちに対し、

《教会への数々の不正や裏切り》

《パルマ、ピアチェンツァの不当な占領》

《フィレンツェ商人への迫害》

などを理由に、15日以内に武器を置いてパルマ、ピアチェンツァを教会に返還しなければ破門すると警告したそうです。



ローマ教皇というお立場に、どれほどの権限があるのでしょうか?




結局の所、レオ10世は、カール5世(カルロス1世)に味方したから、フランソワ1世が悪者として扱われただけなのですけど…。


そして、彼は、色んな理由をつけては、またまたちゃっかりと、狙いをつけた領国を自分の手中におさめようとしています。


(※  レオ10世には、敵対する者同士を戦わせ、最後には、教皇領としてしまう事例があり。)



この時代を生きたわけではありませんので、私にはよく分かりませんが、
教皇という立場の方には、かなり権限があると思われます。
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