218 / 291
一体、豊かさとは何なんだろうね?
世の中は、恐ろしいことを平気でするようになった。
しおりを挟む下記のニュースを読んだ時も、びっくり仰天した。
米フロリダ州の島に遺伝子操作した蚊を7.5億匹放つ計画発表...その理由とは
2020年8月21日 19:00Dplay NEWS
米フロリダ州のある島に、遺伝子操作した蚊を7億5000万匹放つという実験計画が発表された。同州はこの計画を6月に承認済みだという。
これは、遺伝子操作して生み出された蚊をフロリダキーズの島に放つことで、デング熱やジカ熱、黄熱病などを媒介するネッタイシマカを駆除できるかを検証するというもの。血を吸って病気を媒介させるのはメスであり、オスは花の蜜などしか吸わない。
実験に用いられる「OX5034」と呼ばれる蚊は、メスのみ成虫になる前に死ぬタンパク質を持つよう遺伝子を操作されているため、フロリダキーズに生息するネッタイシマカと交配していくことで、時間をかけて数を減らすことができるとされる。「OX5034」は、2021年から2年間にわたり合計7億5000万匹を放つ予定で、遺伝子組み替え生物の研究・開発を行っている英オックスフォードのオキシテック社が開発した。
この実験に対し、一部の地元住民や環境保護団体は、人間や環境に悪影響を与えるのではないかとして反対運等を展開していたほか、Change.orgを通して実験反対の署名を集める運動も行われていた。
オキシテック社の科学者は、何十年にもわたって(遺伝子操作した)10億匹以上の蚊を放ってきたが、環境や人間へのリスクの可能性はなかったと説明している。また、フロリダキーズを含む多くの地域に生息するネッタイシマカは、殺虫剤に対する耐性を持っているという。
現在、ネッタイシマカはフロリダキーズの島だけでなく、フロリダ州南部にも侵入しており、感染症の広がりが懸念されている。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる