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『ラロックの聖母』の科学調査を追う
ラロックの聖母の科学調査が、サルバトール・ムンディが真作となった背景に絡んできそうだ。
しおりを挟む※ ラロックの聖母公式サイトより転載
1999年 12月
CNEPによるX線分析
3人が次に求めたものは、絵がダ・ヴィンチ作品であるという科学的根拠。
そこでフランスのクレルモンフェラン地方にあるCNEP(CENTRE NATIONAL DE PHOTOPROTECTION)に「ラロックの聖母」を預けた。
その精巧さから世界にも名を知られるCNEPでX線分析を行い、絵の具などの素材から年代を特定するためだ。
結果、CNEPのルメール教授は「この絵は15世紀の終わりか、16世紀の初めに描かれたものである」と断定した。
さらにはこの絵に使用されている「黄色」が、卵の黄身を使用したテンペラ手法であることも判明。
その手法は、まさしくダ・ヴィンチが活躍した時代によく見られたものであった。
しかし科学技術の力に驚くのはこれだけではなかった。
なんと描かれている聖母マリアの口元に、何度か書きなおされた跡が発見されたのだ。
ダ・ヴィンチは「微笑み」の表現にこだわったことで知られるが、この絵に隠されていた「何度も書き直された口元」は何を意味するのか・・・?それは2004年に明らかになる。
それにしても、この絵に対し、ここまでの、科学調査をする意味があったのだろうか?
絵の具などの素材から年代を特定
↓
15世紀の終わりか、16世紀の初めに描かれたものである」と断定した。
↓
この絵に使用されている「黄色」が、卵の黄身を使用したテンペラ手法であることも判明
↓
聖母マリアの口元に、何度か書きなおされた跡が発見された。
贋作作製が、可能かどうか?を検証
絵の具などレオナルドが生きた時代の素材をくまなく探した。
卵の黄身を使用したテンペラ手法で絵を描いた。
意図的に、微笑みを何度も描き足す。
あとは、技術不足でなければ、レオナルドの真似は、可能だ。
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