上 下
234 / 316
サルバトール・ムンディに関する疑惑取りまとめ

サルバトール・ムンディ、致命的なミス

しおりを挟む

水晶玉のことは、ひとまず置いておこう。

サルバトール・ムンディが、弟子の作品であることを確信し、

「どこかに、致命的な写し忘れがあるはず!」

そう思って、くまなく探したら、見つけた。

致命的なミス…


本来、青色で描くべきところが、黒っぽい色になっている。








おそらく、上に、羽織った、
同系色の青色のローブとの境目がハッキリしないので、敢えて黒っぽい色にしたのだろうけど、実際に、キリストが、このような服を着ていたとすると、実に妙なデザインである。



 
本来は、
【服の色と同じ色だ】ということを、この絵で確認して欲しい。









パリの財団が所有しているサルバトール・ムンディは、
服の部分と青色のローブ、その色の違いがはっきりしているので、ルーブルアブダビに展示されることになっているサルバトール・ムンディのような写し忘れをすることはなかった。






他にも、色々なミスが見つかるはず。


「科学の目よ。

勝負をかけよう。

人間の視覚を侮るでない。」









しおりを挟む

処理中です...