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気象庁に繋がった。

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jma.go.jp が気になりました。


調べたら、気象庁に繋がりました。


この後、凄い展開です。

JRA-55 : 気象庁55年長期再解析


最新のお知らせ

2019年12月3日
JRA-55描画用メタファイルの再作成・更新に関する解説を掲載しました。
2019年11月13日
JRA-55描画用メタファイルの一部更新漏れについて
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長期再解析の概要

長期再解析とは
JRA-55:気象庁55年長期再解析
JRA報告論文
JRA-55データの事前品質評価
リンク
長期再解析とは
気候研究や季節予報、異常気象分析、気候監視などの気候関連業務では、過去と現在の気候を定量的に評価することが求められるため、長期間にわたって高品質で均質な解析データセットが不可欠です。

現業における数値解析予報システムで作成されている解析データの品質は、数値予報モデルやデータ同化手法の高度化などにより、近年、著しく向上しています。 そのため、過去の現業数値解析予報システムによって作成された解析データと、現在作成されている解析データの品質は大きく異なり、長期間での品質は均質とは言えません。

このため、長期再解析では、長期間にわたって高品質で均質な気候データセットの作成を目的として、最新かつ解析期間中一貫した数値解析予報システムを用います。 また利用する観測データについては、過去の現業で使用された観測データのほか、遅延入手したものや、過去の紙で記録されたデータをデジタル化したものなど、入手可能な観測データを収集します。 また衛星観測については再処理されたより高品質なデータを可能な限り利用します。 このような作業を行なうことにより、過去数十年間にわたる均質・高品質な各種物理量を含む気候データセットを提供することが可能になるのです。

全球長期再解析は、世界の主要な数値予報現業機関で実施されてきました(詳細なhttp://www.reanalyses.org/を参照)。 日本では、気象庁と(財)電力中央研究所が、JRA-25長期再解析(対象期間:1979-2004年)を実施し、2006年に完了しました。

JRA-55:気象庁55年長期再解析
気象庁は、2回目の長期再解析として、より精緻化された数値解析予報システム(2009年12月時点の現業システムに準拠)と新たに整備した過去の観測データを使用し、気象庁55年長期再解析 (JRA-55) プロジェクトを実施しました。 JRA-55では解析期間をJRA-25のものから大幅に拡張し、ラジオゾンデによる定時観測ネットワークが確立された1958年からの55年間を対象としています。 JRA-55は、JRA-25実施以降の様々な開発成果が取り入れられたデータ同化システムを用いることにより、JRA-25における品質の問題点を改善し、過去半世紀以上の気候変化をより高精度に解析した気候データセットを提供します。

JRA-55 リーフレット
印刷・三つ折り用
ディスプレイ閲覧用
JRA-55総合報告論文
Kobayashi, S., Y. Ota, Y. Harada, A. Ebita, M. Moriya, H. Onoda, K. Onogi, H. Kamahori, C. Kobayashi, H. Endo, K. Miyaoka, and K. Takahashi, 2015: The JRA-55 Reanalysis: General specifications and basic characteristics. J. Meteor. Soc. Japan, 93, 5-48, doi:10.2151/jmsj.2015-001. 
Harada, Y., H. Kamahori, C. Kobayashi, H. Endo, S. Kobayashi, Y. Ota, H. Onoda, K. Onogi, K. Miyaoka, and K. Takahashi, 2016: The JRA-55 Reanalysis: Representation of atmospheric circulation and climate variability, J. Meteor. Soc. Japan, 94, 269-302, doi:10.2151/jmsj.2016-015. 
JRA関連論文
Kobayashi, C., and T. Iwasaki, 2016: Brewer-Dobson circulation diagnosed from JRA-55. J. Geophys. Res. Atmos., 121, doi:10.1002/2015JD023476. 
Ebita, A., S. Kobayashi, Y. Ota, M. Moriya, R. Kumabe, K. Onogi, Y. Harada, S. Yasui, K. Miyaoka, K. Takahashi, H. Kamahori, C. Kobayashi, H. Endo, M. Soma, Y. Oikawa, and T. Ishimizu, 2011: The Japanese 55-year Reanalysis "JRA-55": an interim report, SOLA, 7, 149-152, doi:10.2151/sola.2011-038. 
(この論文はJRA-55の2011年時点の中間報告論文です。JRA-55の参考文献としては、上記のKobayashi et al. 2015とHarada et al. 2016を参照下さい。)
Onogi, K., J. Tsutsui, H. Koide, M. Sakamoto, S. Kobayashi, H. Hatsushika, T. Matsumoto, N. Yamazaki, H. Kamahori, K. Takahashi, S. Kadokura, K. Wada, K. Kato, R. Oyama, T. Ose, N. Mannoji and R. Taira, 2007: The JRA-25 Reanalysis. J. Meteor. Soc. Japan, 85, 369-432, doi:10.2151/jmsj.85.369.
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