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追記3 国の宝は、異国の宝だった。
別黄字銃筒捏造事件
しおりを挟むよく分からない事件に繋がる。
別黄字銃筒捏造事件
別黄字銃筒捏造事件(べつおうじじゅうとうねつぞうじけん)は、1996年に韓国で発覚した捏造事件。別名「韓国国宝274号事件」ともいう。
別黄字銃筒
遺物の「発見」 編集
1992年8月18日、韓国海軍の忠武公海戦遺跡発掘団(「忠武公」は李舜臣の諡)は、慶尚南道統営郡(現在の統営市)の閑山島の沖合の海底から、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に朝鮮水軍の亀甲船に装着されていた小型曲射砲である「別黄字銃筒」を「発見」し引き揚げた[1]。
その砲身には、これまでに発見された銃筒には見られない「亀艦黄子 驚敵船 一射敵船 必水葬(亀甲船の銃筒は敵の船を驚かし、砲撃一発で撃沈させる)」という銘文が刻まれていた[1]。また「万暦丙申」と刻まれていたので、1596年に鋳造されたものとされた[1]。
「発見」後の同年9月4日には、文化財庁により「国宝第274号」に指定された[2]。
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