[完結]雪解けは近い

鏡子 (きょうこ)

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2019年9月頃のある雨の日の18時頃、近所を流れるウッペツ川の土手に、少女Aと少年Cをはじめ別の中学生や小学生など合計で10人以上の加害者が集まり、呼び出した廣瀬爽彩さんを「今までのことをまだ知らない人に話す。(わいせつな)画像をもっと全校生徒に流す」などと脅迫。
 
廣瀬爽彩さんは加害者達に「やめてください」と懇願するも、「死ね」と言い返されたそうです。そこで廣瀬爽彩さんはついに「わかりました。じゃ死ぬから画像を消してください」と答えています。
 
しかしそれを別の加害者生徒が「死ぬ気もないの死ぬとか言うなよ」などと煽った事で、廣瀬爽彩さんは柵を乗り越えて川側へと行き、4メートルの高さの土手から川に飛び込んでしまいます。
 
廣瀬爽彩さんは川に飛び降りる直前に中学校に助けを求める電話をしており、その後すぐに教師や母親が現場に駆けつけて廣瀬爽彩さんは川からずぶ濡れの状態で救出されています。
 
この時、廣瀬爽彩さんは「もう死にたい」などと泣き叫んでいたそうですが、そこにいた加害者生徒らはその様子を遊歩道側からただ見ていたという事でした。
 
さらに、偶然そこにいてこの時の様子を目撃していた人物によれば、加害者生徒らは廣瀬爽彩さんが川に飛び込む様子を遊歩道の柵越しに携帯電話のカメラで撮影していたのだそうです。
 
さすがにこの事態は警察沙汰になりますが、加害者らは駆けつけた警察官に「あの子は母親に虐待されていて、それが辛いから死にたくて川に飛び込んだのだ」と虚偽の説明をしています。
 
そして、警察官がこの加害者らによる虚偽の説明を信じた事により母親は虐待を疑われ、その後廣瀬爽彩さんが運ばれた病院に付き添う事を警察に止められるなどしています。
 
結果として、この事件によって警察はいじめの存在を認識して捜査を開始していますが、加害者らには事実上なんの罰も与えられなかった上に、廣瀬爽彩さんは一連のいじめ行為(実質犯罪行為だが)によって心に深い傷を負いそれから1年以上にわたってPTSDに苦しめられる事になりました。
 
 
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