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“淘宝(タオバオ、Taobao)”の意味は、「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」
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同社の広報によると、“淘宝(タオバオ、Taobao)”の意味は、「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」とされる[3]。また、2年という短い期間で、すぐにオンラインショッピング市場を制覇し、中国のオンラインショッピング市場シェアの約70%となった[4]。
2006年12月まで、タオバオのメンバーは3千万件以上登録され、2006年の取引額は169億元である[5]。2008年第1クオーター取引が188億元を超えたことで、B2C(企業対消費者取引)の試験を開始した[6]。店を開くのに費用が不要で、携帯電話と身元認証だけで十分であるとされている[7]。
一方、ジャック・マーは「招財進宝(Zhaocaijinbao)は3年間は無料」の約束を破ったことで、出店者側に反対されていたが、最終的には和解した[8]。
タオバオの支払い方法はアリペイ(支付宝)を使用している[9]。
サムスン電子、ハイアールなどの有名企業が出店している中[10][11]、日系企業では、ユニクロが2009年4月16日に同サイトにオンライン店舗を開業した[12]。「淘宝網」の発表によると、ユニクロ電子店開業から11日間で、取引件数は計3,000件近く、売上金額は計30万元以上となり、ユニクロ中国すべての実店舗の同期実績合計を超える集客力をみせている[13]。
同社の発表によると、2009年6月30日時点で、ユーザー数は1億4500万人である[14]。これは、中国インターネット情報センター統計発表の中国国内のインターネット利用者数(5億人)のうち、約42.9%となる。
2009年上半期の取引総額は809億元[15]。取り扱い商品の売上高ランキングでは、トップ10は日用雑貨、ファッション、携帯電話、化粧品、運動用品、アクセサリー、出版物、ノートパソコン、低価格家電製品、デジタルカメラ・ビデオカメラであった[13]。
2008年の取引総額は前年比2.31倍の999億6000万元[16]。2009年上半期の取引総額は、前年同期比87.7%増で、金融危機にも関わらず驚異的な伸び率を維持した。特に、B2C業務での成長が顕著で、2009年上半期のB2C売上高は2008年通年の売上高の3倍となった。
2010年6月1日、ヤフーと提携し、Yahoo! JAPANにて淘宝の商品を販売する「Yahoo!チャイナモール」、淘宝にてYahoo!ショッピングの商品を販売する「淘日本」をそれぞれ開設した[17]。2012年5月17日を以って両者はサービスを終了した[18]。
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