[完結]一体どうなってるの?おしゃかさま 残します

鏡子 (きょうこ)

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結局のところ、国連の常任理事国ってどこ?

調べようと思ったこと、そのまま放置しがちです。

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先ず、この内容を復習しようと思った。



ウクライナ系ユダヤ人は語る「日本人には申し訳ないことをした」

http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc522.html



■『週刊新潮』/連載「変見自在」 帝京大学教授 高山正之

 

アメリカのロサンゼルス空港で乗ったタクシーの運転手が、こっちが日本人と知って「申し訳ないことをした」といきなり謝ってきた。

彼は、ソ連崩壊のあとウクライナからやってきたユダヤ人で、彼らのコミュニティーには日本にまつわる言い伝えがあった。

「イスラエル12支族」のうち10支族が消えたと『旧約聖書』にあるが、その1つが日本人だったというのだ。

なのに「ユダヤ人のオッペンハイマーはその日本に落とす原爆を作った」というのが謝罪の理由だった。

そんなことがきっかけで、ウエストハリウッドにある彼の家にも遊びに行くようになった。




ロバート・オッペンハイマー

NY生まれのユダヤ人で、
大戦中、「ロスアラモス研究所」の
所長を務め、原爆開発計画を主導した。
(「原爆の父」と呼ばれている)。

 

この運転手に聞きたかったのは、旧ソ連でのユダヤ人の生活だ。

森繁の『屋根の上のヴァイオリン弾き』にあるように、ロシアはユダヤ人集落を襲い掠奪を欲しいままにするポグロム(ユダヤ人迫害)の本場だ。

彼も子供時代、キエフでそれを体験し、身内を殺されているが、「ロシア人よりグルジア人のスターリンの方がもっと陰険でひどかった」と言う。

「身分証明書は氏名、生年月日などが4行で書かれるが、我々のには5行目があった。ユダヤ系と書かれていた」

そしてある日、自宅から追い出され、他の「5行目」の人々と一緒にカザフの街に送られた。

カザフからは逆にその地のタタール人がロシアの各地に送り出された。

「タタール人を分散させて彼らの結束力を奪う。それでも武装蜂起すれば、最初にやられるのが我々5行目たち。ソ連のための人間の盾というわけだ」

スターリンの残忍さ、人でなしぶりが実によく分かる話だった。

こんな性質(たち)の悪い為政者は、スターリンが最後かと思ったら、そうでもなかった。





自衛隊がイラク南部のサマワに展開している。

ここはシーア派のアラブ人の居住区だ。欲深で、自衛隊が水道の敷設やらをタダでやってやろうというのに、駐屯地の地代に何百万ドルもよこせと言い張る。そんなアラブ人に混じって、ここに異民族のクルド人が「何万人も住んでいる」という報道があった。

クルドはイラク北部の山岳部に住む。宗派はスンニ派。サダム・フセインとは昔から仲が悪く、湾岸戦争の折にはサダムがクルドの街に毒ガスを降らせた。

そのクルドが故郷を遠く離れた、それもシーア派アラブ人地区にいる意味は一つ。クルド勢力の分散とシーア派蜂起に備えた「人間の盾」だった。





先日、瀋陽(シェンヤン)を訪ねた。

かつて中国人を屈服させ辮髪(べんぱつ)を強いた満州民族の清が最初に都した街だ。そこで中国人の通訳が「今や満州族はほんの数万に減った。北京の故宮に書かれている満州文字を読める者も十人といない」と笑った。

満州族の激減の理由を聞くと「いや新疆ウイグルには何十万かいる」と。ウイグルは中国の西の端で満州からは3000キロも離れている。しかもそこはイスラムを信仰するソグド系の民の国になる。彼らは中国の支配を好まず、独立を叫んで北京政府と何度も衝突してきた。

そこに3000キロ彼方から満州族が来た。好きで移住したわけではない。ウイグルが決起したとき最初に血祭りに上げられる役割を北京政府が担わせたのか。





7月5日付の朝日新聞に「チベット族、警察を襲撃」というベタ記事があった。「中国東北部の吉林省長春でチベット族数十人が警察を襲い、警察側は300人の警官が応戦、1人を逮捕した。長春の市街地で警官がチベット族の所持品検査を行い、ナイフを没収しようとして争いとなった」というのがあらましだ。

吉林省は瀋陽のある遼寧省の隣、脱北者が逃げ込む朝鮮族の国だ。そこからチベットまでは新疆ウイグルより遠い。

ここにチベット族がいる理由もまたウイグルにいる満州族と同じだろう。





スターリンからサダム・フセインに引き継がれた「民族の分散淘汰」という非道な手法は、中国の胡錦濤(こきんとう)が引き継いでいた。彼はそう時間をかけずにチベット人も満州人もその文化ごと滅ぼしてしまうだろう。

こんな国が国連の「安保理常任理事国」であることに世界は呆(あき)れている。早々にそのポストを去るがいい。

後は心配ない。常任理事国にもっと相応しい「日本」という国があるのだから。

 

※ 以上、『週刊新潮』 高山正之氏(帝京大学教授)の記事より
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