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第四章 脱皮
Time & Tide
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アシュレイ殿下にエスコートされ、プライベートルームへと通される。
「楽にしなさい。
アマリリス、
今日はよく来てくれた。
息子の言うとおり、可愛らしいお嬢さんだ。
堅物な息子が恋に落ちるなんてな。
皇后よ明日は雪かもな…」
皇帝陛下が皇后陛下に微笑みかける。
「アマリリス、息子から話しは聞いてるわ。
一緒にアカデミーに通えるようになることを楽しみにしてるわね。」
アシュレイ殿下の表情の豊かさは間違いなく皇后陛下譲りだろう。
「ファフニール、ローズ辺境伯の娘、アマリリスです。こちらこそよろしくお願いします。」
和やかなムードで食事会がすすんでいく。
食後のお茶が運ばれてくると、アシュレイ殿下が姿勢を正した。
「アマリリスから婚姻を承諾してもらえました。
ただ、アマリリスのご両親から許可がとれていないことと、アマリリスのご両親に反対されてしまうことも考えられます。
その間にファフニールの皇帝から、皇命が下ることも考えられます。
どう対象していいか、わからなくて…」
アシュレイ殿下の言葉に
皇后陛下が少しだけ言いづらそうに
「親としてこんな事を子供に話すのは…
あなたが言ってくださいよ。」
と、隣に座る皇帝陛下の肩を軽く叩く
「そうだな…
あれだ。その……契りを...
交わしてしまえば…」
顔を赤らめて皇帝陛下が
話すと
皇后陛下がつけ足すように
「アマリリスにアシュレイの龍紋が刻まれれば、誰も反対は出来ないし、今後二人が離れない限り手だしは出来ないわ。
それには契りを交わすしかないの…」
!!!
「……」
「どちらにしても、よく二人で話し合いなさい。
私達は二人の決断を支持しよう。」
皇帝陛下は皇后陛下の手をとると静かに部屋を出ていった。
「アマリリス……ごめん。
あんなに後ろ盾になるなんて言っておいて、結局はこれだもんな。
イシードならちゃんと話し合えばアマリリスの事をわかってくれるはずだ。
だから……」
私はアシュレイ殿下の唇を塞ぐように口づける。
チュッ…チュ
リップ音が響く。
「私じゃいや?」
もう引き返せない。
引き返したくない。
私が選んだ道を…
こんな簡単に引き返せるわけがなかった。
「後悔させないと約束する。」
アシュレイ殿下が私を強く抱きしめる。
ドックンドックンと
アシュレイ殿下の鼓動が強く早くなる。
「部屋に行こうか?」
大きな手が私の手をとる。
これでいい。
全ては私を生きるために
「Time and tide wait for no man.」
時と潮は誰をも待ってくれない。
今、行動しなければ後悔するかもしれない。
行動したことで後悔するかもしれない。
でも、同じ後悔ならば
私は……
来た時よりも、少しだけ足早に部屋へと歩く。
アシュレイ殿下をよく見ると耳が真っ赤だ。
先に湯浴みしておいて良かった。
侍女達に磨かれた身体は
人様に見せても問題はないはずだ。
私は今からアシュレイ殿下と契りを交わす。
「楽にしなさい。
アマリリス、
今日はよく来てくれた。
息子の言うとおり、可愛らしいお嬢さんだ。
堅物な息子が恋に落ちるなんてな。
皇后よ明日は雪かもな…」
皇帝陛下が皇后陛下に微笑みかける。
「アマリリス、息子から話しは聞いてるわ。
一緒にアカデミーに通えるようになることを楽しみにしてるわね。」
アシュレイ殿下の表情の豊かさは間違いなく皇后陛下譲りだろう。
「ファフニール、ローズ辺境伯の娘、アマリリスです。こちらこそよろしくお願いします。」
和やかなムードで食事会がすすんでいく。
食後のお茶が運ばれてくると、アシュレイ殿下が姿勢を正した。
「アマリリスから婚姻を承諾してもらえました。
ただ、アマリリスのご両親から許可がとれていないことと、アマリリスのご両親に反対されてしまうことも考えられます。
その間にファフニールの皇帝から、皇命が下ることも考えられます。
どう対象していいか、わからなくて…」
アシュレイ殿下の言葉に
皇后陛下が少しだけ言いづらそうに
「親としてこんな事を子供に話すのは…
あなたが言ってくださいよ。」
と、隣に座る皇帝陛下の肩を軽く叩く
「そうだな…
あれだ。その……契りを...
交わしてしまえば…」
顔を赤らめて皇帝陛下が
話すと
皇后陛下がつけ足すように
「アマリリスにアシュレイの龍紋が刻まれれば、誰も反対は出来ないし、今後二人が離れない限り手だしは出来ないわ。
それには契りを交わすしかないの…」
!!!
「……」
「どちらにしても、よく二人で話し合いなさい。
私達は二人の決断を支持しよう。」
皇帝陛下は皇后陛下の手をとると静かに部屋を出ていった。
「アマリリス……ごめん。
あんなに後ろ盾になるなんて言っておいて、結局はこれだもんな。
イシードならちゃんと話し合えばアマリリスの事をわかってくれるはずだ。
だから……」
私はアシュレイ殿下の唇を塞ぐように口づける。
チュッ…チュ
リップ音が響く。
「私じゃいや?」
もう引き返せない。
引き返したくない。
私が選んだ道を…
こんな簡単に引き返せるわけがなかった。
「後悔させないと約束する。」
アシュレイ殿下が私を強く抱きしめる。
ドックンドックンと
アシュレイ殿下の鼓動が強く早くなる。
「部屋に行こうか?」
大きな手が私の手をとる。
これでいい。
全ては私を生きるために
「Time and tide wait for no man.」
時と潮は誰をも待ってくれない。
今、行動しなければ後悔するかもしれない。
行動したことで後悔するかもしれない。
でも、同じ後悔ならば
私は……
来た時よりも、少しだけ足早に部屋へと歩く。
アシュレイ殿下をよく見ると耳が真っ赤だ。
先に湯浴みしておいて良かった。
侍女達に磨かれた身体は
人様に見せても問題はないはずだ。
私は今からアシュレイ殿下と契りを交わす。
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