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今日はいい日みたいです
はち
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「アルくんって、乳首感じるの?」
「乳首、ですか?」
お客さんが、そう聞いてきた。少し考えた後、その問いに答えた。
「あの…、あんまり触られたこともないので、分からないです」
これは、本心だった。『感じる』と嘘をつくこともできたが、上手く演技ができる自信がなかったので本当の事を言った。
「ふーん、そっか。触ってたら感じるかもしれないから、少し触らせて貰うね」
「はい」
「あ、もう脚は下げても良いよ」
「あ、はい」
漸くお客様からお許しが出て、脚を下げる事を許してもらえた。正直、ずっと脚を上げている事は疲れるので、脚を下げると楽になれた。けれど、顔を隠さないで良いとは言って貰えなかった。相変わらずお客さんが今何処を見ていて、何をしようとしているのかを知ることが出来なくて不安なままだった。
「さっきの薬、乳首にも塗るからね」
「ぇっ!」
またあの、凄く痒くなる薬を塗るのかと思うと嫌な気持ちになった。今だって、お客さんのその言葉を聞いてアナルの痒みを思い出したのだ。アナルの括約筋がヒクヒクと震えて、中から山芋入りのネバネバとしたローションがお尻を伝って漏れ出してくる。その感覚に、視覚を封じることによって刺激を感じ易くなってしまった身体はびくりと震えた。
「嫌?」
「ぃ、嫌じゃないですっ!お願いします!」
「うん、分かった」
見えはしないけれど、男性は笑っているのだろう。もしかすると、僕が断ることが出来ないことを理解した上で言っているのかも知れない。もしそうなら、性格が悪いと思う。
お客様が、僕の服の裾を上へと捲った。脚を上げていたせいで元々服はお腹の方までずり上がっていたけれど、僕の胸元が見えるくらいまで更に上へとずらされた。
「服を持っていてくれるかな?」
「はい」
見えはしないけれど、僕が胸元へと手を移動させるとお客さんから直接服の裾を手渡された。言いつけ通り、服で胸元が隠れないようにきゅっと布を握り締めていた。
「アルくんの乳首、とても可愛いね」
「そう、ですか?」
アルの乳首は、冷え切った外気に反応して真っ赤になりながらツンッと上を向いて立っていた。元々は小ぶりで目立たなかった乳首は、風俗店で生活するにつれて段々と大きくなっていってしまっていた。
乳首は、時々お客さんから弄られることがあった。それは決して愛撫と言うほど優しいものではなく、力任せにつねられ、引っ張られ、捻られるような酷いものだった。その度に僕は自分の乳首が取れてしまうんじゃないかと言うほどの痛みと恐怖を感じたが、そんな苦痛を生んだ張本人は『気持ち良いだろ?』と、何の疑問も持たずに聞いてくるものだから、眼に涙を浮かべながら『気持ちいいです』と嘘をつかざる得なかった。という訳で、乳首を触られる事に良い思い出なんて何一つ無かった。
「凄くエッチで可愛いよ」
虐められて痛々しく腫れている僕の乳首を、このお客様は可愛いと言った。気持ち悪いと言われるよりは良いけれど、なんだか不思議な気分だった。例え乳首は可愛いとしても、おっぱいも無いような男の胸に興奮するのかは微妙な所だったけれど、お客さんはそんな事は何も気にしていないようで、僕の乳首を見て可愛い可愛いと言っていた。
「じゃあ、ローションを垂らすね」
「っ、はい…」
あれだけ可愛いと褒めていたのだから少しは手加減をしてくれるのかと期待したが、どうやらそんな発想は微塵もないようで、少しだけガッカリした。
『可愛いからこそ虐めたい』
そんな考えは、アルには全く理解が出来ないものだった。
「乳首、ですか?」
お客さんが、そう聞いてきた。少し考えた後、その問いに答えた。
「あの…、あんまり触られたこともないので、分からないです」
これは、本心だった。『感じる』と嘘をつくこともできたが、上手く演技ができる自信がなかったので本当の事を言った。
「ふーん、そっか。触ってたら感じるかもしれないから、少し触らせて貰うね」
「はい」
「あ、もう脚は下げても良いよ」
「あ、はい」
漸くお客様からお許しが出て、脚を下げる事を許してもらえた。正直、ずっと脚を上げている事は疲れるので、脚を下げると楽になれた。けれど、顔を隠さないで良いとは言って貰えなかった。相変わらずお客さんが今何処を見ていて、何をしようとしているのかを知ることが出来なくて不安なままだった。
「さっきの薬、乳首にも塗るからね」
「ぇっ!」
またあの、凄く痒くなる薬を塗るのかと思うと嫌な気持ちになった。今だって、お客さんのその言葉を聞いてアナルの痒みを思い出したのだ。アナルの括約筋がヒクヒクと震えて、中から山芋入りのネバネバとしたローションがお尻を伝って漏れ出してくる。その感覚に、視覚を封じることによって刺激を感じ易くなってしまった身体はびくりと震えた。
「嫌?」
「ぃ、嫌じゃないですっ!お願いします!」
「うん、分かった」
見えはしないけれど、男性は笑っているのだろう。もしかすると、僕が断ることが出来ないことを理解した上で言っているのかも知れない。もしそうなら、性格が悪いと思う。
お客様が、僕の服の裾を上へと捲った。脚を上げていたせいで元々服はお腹の方までずり上がっていたけれど、僕の胸元が見えるくらいまで更に上へとずらされた。
「服を持っていてくれるかな?」
「はい」
見えはしないけれど、僕が胸元へと手を移動させるとお客さんから直接服の裾を手渡された。言いつけ通り、服で胸元が隠れないようにきゅっと布を握り締めていた。
「アルくんの乳首、とても可愛いね」
「そう、ですか?」
アルの乳首は、冷え切った外気に反応して真っ赤になりながらツンッと上を向いて立っていた。元々は小ぶりで目立たなかった乳首は、風俗店で生活するにつれて段々と大きくなっていってしまっていた。
乳首は、時々お客さんから弄られることがあった。それは決して愛撫と言うほど優しいものではなく、力任せにつねられ、引っ張られ、捻られるような酷いものだった。その度に僕は自分の乳首が取れてしまうんじゃないかと言うほどの痛みと恐怖を感じたが、そんな苦痛を生んだ張本人は『気持ち良いだろ?』と、何の疑問も持たずに聞いてくるものだから、眼に涙を浮かべながら『気持ちいいです』と嘘をつかざる得なかった。という訳で、乳首を触られる事に良い思い出なんて何一つ無かった。
「凄くエッチで可愛いよ」
虐められて痛々しく腫れている僕の乳首を、このお客様は可愛いと言った。気持ち悪いと言われるよりは良いけれど、なんだか不思議な気分だった。例え乳首は可愛いとしても、おっぱいも無いような男の胸に興奮するのかは微妙な所だったけれど、お客さんはそんな事は何も気にしていないようで、僕の乳首を見て可愛い可愛いと言っていた。
「じゃあ、ローションを垂らすね」
「っ、はい…」
あれだけ可愛いと褒めていたのだから少しは手加減をしてくれるのかと期待したが、どうやらそんな発想は微塵もないようで、少しだけガッカリした。
『可愛いからこそ虐めたい』
そんな考えは、アルには全く理解が出来ないものだった。
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