上 下
89 / 164
ブライダルハネムーン

ブライダルハネムーン 3―4 ※

しおりを挟む



・・・あれ・・・?俺、さっきまでソファーで膝立ちで・・・後ろからイルファンに抱かれていたのに・・・何でベッドで立ったまま・・・せっくすしてるの・・・?

「あっ・・ぁんっ!・・いるふぁん、べっど・・ごろんって・・したいっ・・ぎゅって・・抱っこ・・・んん~!!」

天蓋の支柱にすがり付いて、後ろからイルファンに激しく揺さぶられて・・・揺れる足元も不安定で、イルファンの熱を・・・ナカでしか感じられなくて、寂しくて、熱いイルファンの肌が恋しくて。

不意に気が付いて、ちゃんと言葉で伝えれば・・・ふわりと躰が浮き上がって、くるっと躰が回ってちゃんとぎゅって抱き締められた。

「・・ふ・・・っ・・ん?最中さなかに、とは珍しい・・初めて、か?そうか、肌を合わせていたいのか・・・悦楽に沈み淫れていても、可愛らしい事を」

ベッドのシーツに背中を預けて、ぎゅぅって抱き締めてくれる、イルファンの熱さを感じて嬉しい、ほっとするのは何でかな・・・?

ちょっとだけ、じっとしていてくれたイルファンが、またぐんって動き出す。

蕾とナカここは・・・確りと華ひらいたな。毎日毎夜の褥で、間を置かずに愛で続けると・・・こんなにも健気に、淫らに愛らしく綻ぶのだな」

こんなに、ずっと、いっぱいえっちしてたら・・・やらしく、なっちゃうよっ・・・えっちな躰にしたの、いるふぁん、だよ・・・?

「・・・くっ・・こんなにも綻んで柔らかいのに、こんなにも狭く・・絡み締め付けて。・・・くくっ・・こら、伊織。そんなに可愛らしく甘えてくれるな・・・愛おしすぎて、また箍が外れてしまうぞ?」

だって、すごいのっ・・・きもちいい・・・あっ、おくっ・・・もっと、ぐりぐりっ・・やぁっ・・イっちゃ、っう・・んんっ~~!!


・・・やだやだっ・・・ぎゅって、してっ!・・・んっ・・ちゅう、もっと・・・

「うっ・・・く、すごい、な。ナカがしゃぶりつき・・・奥が、子種をねだって吸い付いて・・・っ」

んんっ・・・ナカ、奥がっ・・・あんっ!いるふぁんの、おちんちん・・・もっと、んんっ・・あっついの、ちょうだいっ・・・!!

「・・・伊織っ・・・愛しているっ・・・!」






ーーーそれから、


ぷっつりと、記憶がない。

因みに最後の記憶は、顎から汗を滴らせる超絶色っぽいイルファンと。“イルファンだんなさまだいすき”って、伝えたって事だ。


しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

月が導く異世界道中

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:50,509pt お気に入り:53,716

足音

BL / 完結 24h.ポイント:28pt お気に入り:12

鉱夫剣を持つ 〜ツルハシ振ってたら人類最強の肉体を手に入れていた〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,002pt お気に入り:160

俺の幼馴染みが王子様すぎる。

BL / 完結 24h.ポイント:92pt お気に入り:1,210

嫌われ者の俺はやり直しの世界で義弟達にごまをする

BL / 連載中 24h.ポイント:497pt お気に入り:7,350

異世界ライフは山あり谷あり

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:681pt お気に入り:1,554

Happy nation

BL / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:52

処理中です...