願い石~絵本の中でも双子たちと私の愛は変わりません!!~

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「おかえりなさい。お仕事お疲れ様でした!」

ドアのとこまでお出迎えしたんだけど…
ダメだったの?
普通じゃないの?
スターリーさんが…
固まったまま動かないんだけど…
ん?

「あの…スターリーさん?」

どうしたのかな?と思って首をコテン?と傾けて呼んだら…

グハッ
ハワワワ
ウッ

なんだろう?
何か聞こえたような?

『ハッ!里來!たたたただいま。』

「3人でお留守してましたよ!ね~」

「りらとルーといい子にしてたよ。今度街に美味しい物食べに行く約束したんだ!
りらはね、泣き虫だけど食いしん坊なんだよ!美味しい物大好きなんだって!
それからね!あのね…」

『ムー?ちょっと落ち着いて?僕を座らせてよ?』

「うぅむぅ…ごめんなさい。」

『ムーは、里來と話しをしてとても楽しかったんだね。』

スターリーさんは、とっても優しい笑顔でむーちゃんとるーちゃんを見ていた。

「あの…後ろの方たちは…」

『そうだった。里來のメイドのメイとナナ。護衛のマルコだよ。里來と共に行動してもらう。』

「え?私?自分のことは、自分である程度のことはできますけど…」

『ダメだよ。目覚めてから初めてのことばかりだよね?ずっと僕が一緒には居られないから…心配なんだ。』

「ウッ…そうですけど…わかりました。よろしくお願いします。」

スターリーさんの言う通りだよね。
まだ知らないことばかりだもんね。
大切にしてもらえて感謝しなきゃね!

『そろそろ森へ出発しようか』

スターリーさんたちとみんなで森の家に着いた。

移動するための魔道具?みたいなのが王家にはあるらしくて一瞬だった。
魔法はないけど、便利な機能の道具はあるらしい。
絵本の中だし、ご都合主義なのね。
チート的な力が私にあったりしたりして…ちょっとワクワクしちゃた。

*かえってきたー*
*きたきたー*

「いちごちゃん!みかんちゃん!ここに居たの?気づいたら居ないから何かあったのかと思ってたんだよ?」

*めがみさまがよんだの*
*よんだよんだ*

森のお家が見えたところで、いちごちゃんとみかんちゃんが迎えてくれたからお話していたら

『里來?女神さまの子供たちが迎えに来てくれたの?キラキラが里來のそばに見えるから』

「りら!キラキラいっぱいだね!」

「ホントだ!キラふわちゃんただいま~」

「「里來さま…可愛すぎますぅぅ」」

メイドのメイとナナが泣いてるよ?
大丈夫?

「こりゃ~団長があんな顔になるはずだ…ヤバすぎる…」

護衛のマルコは、険しい表情だけど…

3人とは、まだお話しもできてないし…もしかして…来たくなかったのかなぁ…。
ごめんね…無理してもらっちゃってるんだね…。

シュンとした私に気づいたらしくスターリーさんが

『里來?先に家の様子をマルコに見て来てもらうから少し待ってて?』

むーちゃんとるーちゃんと手を繋いでその場で止まった。

「陛下、安全確認して参りました。」

『ありがとうマルコ。さぁ、里來行こう!』

スターリーさんに続いて部屋に入ると…
ソファーに、ものすごくキラキラしている…緑の髪の男の子?がいるよ?

私を見ると…

「りーらぁ~会いたかったよぉぉぉ」

ぎゅうぎゅう抱きしめてきた!!
私は、びっくりして固まっちゃったんだけど…その男の子は、気にせず

「ぼくがりらを連れて来たのに、ちょっと出かけてる間にいないしさぁ。このチビたちは、りらに名前付けてもらっちゃった~とか自慢してくるし!」

って私をソファーに座らせた。

「あの…森の女神さま?」

「ん?人達はぼくをそう呼んでるみたいだね。」

*めがみさまだよ!*
*だよだよ*

「初めまして!私、里來です。目が覚めたら、このお家のベッドだったんです。
スターリーさんたちから色々と教えてもらって…
それで、森の女神さまにお願いがあるんです!このお家に住まわせ…「いいよー!」え?」

*りらといっしょだね~*
*いっしょいっしょ*

私は、あまりに直ぐに決まっちゃってアワワワワとテンパってしまった。

『里來?もしかして、凄くキラキラしている場所に女神さまがいらっしゃるの?』

え?あっ!みんなには、見えないんだった!

「そう…そうです!お家に住んでも良いよって言ってくれました!」

『良かったぁ。女神さまにお会いできたんだね。あぁぁ…今…僕は幸福感でいっぱいだよ…里來ありがとう。女神さまと同じ空間を過ごさせて頂けるなんて…奇跡だ。』

他のみんなも膝まづいて祈りのポーズで泣いてる。

女神さまって凄いのね。

「女神さま…ボクとルーの願いを叶えてくれてありがとう。願いが叶ってりらが来てくれた。」

むーちゃんがるーちゃんの手を繋いで2人でお礼を言ったよ…

ハウッ…可愛すぎる…
ちゃんとお礼が言えるなんて…
5歳だよ?
言えないよね
他の子は、言えないよ。
なんて…なんてお利口さんなの?
やっぱり天使ちゃんだよね?
普通の子供じゃないよ?
天使ちゃんだよぉぉ!!

「そっか!ぼくの姿は見えないのか…この家の中限定で王家の血を引くものだけぼくを見えるようにするよ。もちろん話しをもできるよ」

✧パチン✧

『あぁぁ…女神さま。ありがとうございます。』

「女神さまだ!ルー?女神さまが居るよ!」

「りらの近くにいるそのチビたちとも意思疎通できるはずだよ?見えただろ?」

*みえた?きこえた?*
*えた?えた?*

スターリーさんは、感激してるし
むーちゃんとるーちゃんは、いちごちゃんとみかんちゃんと仲良くしてる!

どうなるかと不安でいっぱいだったけど少しホッっとしたら喉乾いちゃった。

甘いココア飲みたいなぁ…

фポンф

テーブルに、人数分のココアがでてきた!

「え?えーーー?!なななななんでぇ~」

「クンクン…りら?コレなぁに?甘い匂いだ…」

ふーふーしてゴクンと女神さまが飲んじゃった

「ウッ…うっまぁ~い!!!!りら!コレなぁに?!美味しーよ」

女神さまがそう言うと、みんなふーふーしてからゴクンと飲んだ。

「ルー!ルー!おいしーね!すごいね!」
むーちゃんは、るーちゃんにニコニコしながら話してる
「……」
るーちゃんは、夢中?

メイとナナとマルコさんは、飲みながら泣いてるよ…。

『里來…コレは何と言う物なのかな?一体どこから出てきたんだろうか…』

「今、ココアが飲みたいなぁって思ったんで…」

фポンф

「えーーー?また?!」

「あ~なるほど!りらがこちらに来る時に1つだけ"力"を授かってくるんだよ!それがこの"力"かもね!」

女神さまが2杯目飲みながら言ったよ。

「女神さま…知ってること全部教えてください!!」

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